プログラミングを通して”生きる力”を身に付ける「スタープログラミングスクール」

スタープログラミングスクールは、小学校1年生から中学校3年生までが対象のプログラミング教室です。全国90か所以上に教室を展開しています。

そのほとんどが商業施設の中に開設されているため、「お買い物のついでに通わせやすい」「人目が多いから子どもを一人で通わせるのに安心感がある」と好評です。

今回はスタープログラミングスクール 子どもICT事業部の梅津さんと、教室講師の一二三さんに理念や学習内容についてお話を伺いました。

あらゆる方面から子どもの力を伸ばす、スタープログラミングスクール

プログラミングする子どもを他の子どもと先生が囲んで見ている様子

編集部

スタープログラミングスクールの教育理念やコンセプトをお聞かせください。

梅津さん

当スクールのコンセプトは「全世代に教育で生きる力を提供する」です。

当スクールの運営会社である株式会社チアリーは、お子さんからご年配の方まで、全世代対応型のパソコン教室を20年以上運営しています。そんな中、これまでの知見を活かし、2015年に小学生向けのプログラミング教育を充実させるために立ち上げたのが「スタープログラミングスクール」です。

「スター」には、多様化する時代の中で自分だけの個性を輝かせてほしい、夜空にあって当然の星のようにプログラミング教育を普遍化させたいという思いを込めています。

プログラミングだけじゃない!企画書作成からプレゼンまで経験できる教育手法

企画書を書いている子ども

編集部

スタープログラミングスクールの特徴を教えてください。

梅津さん

当スクールの特徴は、生きる力を身に付けるための教育を行っていることです。プログラミングのスキルを習得することと共に、問題解決力や表現力を身に付けることを重視しており、プログラミングを行う前の企画書作成から制作物の発表、そして振り返りまで行なっています。

また、当スクールでは、パソコンの基本操作から学べる講座もあり、タイピングやインターネットセキュリティについても学べます。家庭や学校ですべてを網羅して教えるのは難しいですが、これからの時代を生きる子ども達にとって大変重要な分野です。

このようにプログラミングだけではなく、ICT活用にも力を入れているためか、実は一般的なプログラミングスクールと比べて女の子の生徒が多いんです。他の教室では女子の割合が1~2割であると聞きますが、当スクールでは女の子の割合が3割です。性別にかかわらず通っていただけるということで、とても嬉しく思っています。

自分の考えを人に伝え、仲間と共に協力できる「生きる力」が身に付く

編集部

「生きる力」というと、具体的にはどのような力が身に付くのでしょうか?

梅津さん

例えば企画書作成で身に付くのは、思考力です。企画書の作成には、目標を設定し達成に向けた手順を考える必要があります。今後生きていく上で「目標に向かって進めていく」というシーンはたくさん経験するでしょうが、その時に適切な手順で進められる、そんな力が身に付きます。

また制作物の発表では、自分の考えを人に正しく伝える力が養われます。発表の機会は大きく2つあり、一つは大発表会といって他の生徒の保護者いる中で発表をします。もう一つは日々の授業の最後に行うもので、「今日自分が工夫したこと」「この部分に時間をかけすぎて、今日の目標を達成できなかった」など、その日の振り返りを発表します。

この日々の小さな発表の機会で経験を積み重ね、大発表会でプレゼンテーションできるようになります。なかなか大人でも自分の考えを人に正しく伝えるのは難しいですが、子どもの頃から経験を積むことで、大きな違いが出ますよね。

保護者が参加する発表会で、子どもが作った作品を画面に映しながら発表する様子

▲小さな経験を積むことで、保護者が参加する発表会で堂々と発表できるように!

また、教室には複数名の生徒が通っていますので、他の生徒と協力して進めるものもあります。仲間と協力する経験からは、共に創る力も養えます。

これからの社会では、時代がめまぐるしく変化する中で、その変化に対応して新しいものを創造していく必要があります。しかしこれは一人でできることではなく、周りの人の知恵や力を借りながら一緒に新しいものを生みだす必要があり、そこでは共創力が求められます。

子どものうちから仲間と協力することで、この共創力も身に付くと考えています。

どんな作品をつくるかが記載された企画書

▲企画書の一例。グループでアイディアを出し、作品の構成や役割などが決められている。

プログラミングの基本からロボット研究、AIの活用まで幅広いニーズに対応したコース

編集部

スタープログラミングスクールのコース内容を教えてください。

梅津さん

小中学生向けには、キッズプログラミングコース、Scratchプログラミングコース、Scratchエクストラコースの3つがあります。

キッズプログラミングコースは小学1年生から4年生が対象で、タブレット、パソコン、ロボットトイ「toio」を活用してプログラミングの基本要素を学べます。

Scratchプログラミングコースは小学3年生から中学3年生までが対象で、オリジナル作品を制作します。ジュニア・プログラミング検定合格も目指せるコースです。

さらに知識を深掘りしていくのがScratchエクストラコースで、小学4年生から中学3年生までが対象です。プログラム研究だけでなく、ロボット研究やグループでのプログラム開発にも取り組めます。

そしてScratchプログラミングコース、Scratchエクストラコースで学んだ後は、さらに上の「スターAI・情報塾」の受講も可能です。これは2022年度より高校情報科の共通必修科目として新設された「情報」に対応したコースで、中学生以上を対象にしています。プログラミング要素はもちろん、AIや情報活用、アプリ開発のための知識やテキストコードが学習できます。

カリキュラム通りにこだわらない。保護者と連携し、一人ひとりに合わせた指導を実施

先生と子どもが向き合い、発表会のリハーサルをしている様子。テキストに下書きしたメモを見ずに発表をする練習中

編集部

スタープログラミングスクールでは一人ひとりに合わせた指導をされているとお聞きしました。どのような対応をされているのでしょうか。

梅津さん

いろいろな場面がありますが、例えば目標設定がその一つです。子どもによってスキルの差があるので、その子に合った目標設定で進められるようにしています。

例えば、壮大なシューティングゲームを作る企画書が提出されることもありますが、まだスキルが足りていないと実現できないですよね。実現できない高すぎる目標だと、「面白くない」につながってしまうため、ここは講師が慎重に対応し、適切な目標設定ができるようにします。

編集部

子どもがやりたいと思っているものを考え直させるというのは、かなり難しいですよね。どのように対応されているのでしょうか?

梅津さん

もちろん頭ごなしに無理だとは言わず、子ども自身が考えて答えを出せるように、時間をかけて対応します。教えたり答えを言ったりせず、「ここはどうやるの?」といった声かけを繰り返します。そのやり取りの中で子どもが考え、今の知識だけではできないと気づいたときに、今できることを使って企画書を書けるようになります。

編集部

なるほどです。子どもたちが自分で納得できるまで時間をかけて対応されているんですね。

他にも、一人ひとりに合わせて対応されていることはありますか?

梅津さん

お子さんの性格によって柔軟に対応しているという点もそうですね。例えば、元気に発表できる子もいれば先生の後ろに隠れてしまう子もいます。でも、それでも良しとしています。大切にしているのは子どもの今の状態を否定せず、現状に合った方法で成長を促すことです。その子なりの達成感が味わえるような対応を心がけています。

編集部

講師の一二三さんは、子ども達と接する時にどのようなことを大切にされていますか?

一二三さん

子どもたちにとっては楽しいことが一番なので、楽しい気分で前向きに取り組めるようにしています。そのため、必ず設けるようにしているのが、子どもの好きなことを話す機会です。話すことで気分が乗ってその後の授業を頑張れることもありますね。

以前、人と話すことが苦手なお子さんがいらっしゃったのですが、少し早めに来ていただいて講師と話す時間を設けていました。その時間があることで教室の環境に馴染むことができ、スムーズに授業に入ることができていたと思います。

ただ、私たち講師がこのような対応をできるのは、親御さんとの連携が取れているためです。当スクールでは、入会いただいたらまずは親御さんにしっかりと受講の目的を伺うようにしています。ご要望によっては、カリキュラム通りに進めるのではなく、必要に応じてその子に合った要素を加えることもあります。

中には休みがちになってしまう子もいます。強制しないことが後のモチベーションにつながることもあるので、親御さんと相談しながらその子の状況に寄り添う対応方法を考えます。

そして、何を目標にしていくかを、お子さん・親御さんと共有し、講師全員が子どもたちのゴールを意識し、柔軟に指導するようにしています。

スタープログラミングスクールの利用者の声

保護者も参加する発表会で、子どもが作った作品を画面に映しながら発表する様子

編集部

スタープログラミングスクールを利用している方の声をお聞かせください。

梅津さん

保護者の方にとって定期的な発表会が子どもの成長を感じる機会になっているようです。「子どもが作るプログラムが徐々に高度になってきた」「発表するコメントが変わってきた」と、お子様の成長を喜ぶ声をお聞きします。

一二三さん

やはり子どもが作りたいと思った作品を作れるようになるのは保護者の方の楽しみだと思います。「企画書が書けるようになった」、「プログラムのスキルが上がった」といったお声が多いです。子どもが自分でできるようになって喜ぶ姿を見て「通わせてよかった」というお声をいただきます。

他の教室では、発表が苦手で大人しかった子が学校で委員長に立候補するようになったということもありました。講師とやり取りする中で徐々に積極性が出たようです。保護者の方も本人も喜んで「先生ありがとう」という言葉をいただいたと聞きました。

プログラミングスクールで学ぶことで、普段の生活でも「ちょっと挑戦してみよう」という気持ちになれたということだと思います。スタープログラミングスクールには、子どもの成長を促す可能性があると感じましたね。

スタープログラミングスクールからのメッセージ

スタープログラミングスクール子どもICT事業部の梅津さんと教室講師の一二三さん

▲スタープログラミングスクール子どもICT事業部の梅津さんと教室講師の一二三さん

編集部

スタープログラミングスクールに興味を持った保護者の方や子どもさんにメッセージをお願いします。

一二三さん

コミュニケーションスキルの獲得や、日常生活の中での段取りする力には、プログラミングがとてもよい手段になります。

子どもたちは作品を完成させる過程で、企画書を作って発表したり仲間と教え合ったりする経験ができます。楽しく作品を作っているだけなのに、社会生活のための力が身に付くので、プログラミングは将来のための習い事として最も適切ではないでしょうか。

一度体験に来ていただくとそれが実感できると思うので、ぜひ教室に来ていただきたいです。無料体験レッスンも実施しております。

梅津さん

これからの時代は様々な情報を自分で整理・分析して、計画に沿って実行する情報活用能力が必要です。スタープログラミングスクールなら、それらを総合的に学ぶことができます。

また、スクールで学んだ経験は国語や算数など、すべての教科に応用できます。パソコンが苦手な子どもさんもいらっしゃると思いますが、可能性を閉ざさないでほしいと思います。短期間でもやってみると、どこかで新しい可能性が広がるものです。

プログラミングには新しい可能性が秘められていると思うので、ぜひ学習していただきたいと思います。

編集部

本日は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!

スタープログラミングスクールの無料体験について

スタープログラミングスクールでは、無料の体験レッスンを実施しています。詳細は公式サイトをご覧ください。

費用 無料
内容 実際の授業を体験(スクールの説明も含む)
所要時間 1時間程度
申し込み先 https://www.star-programming-school.com/application_event/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。

スタープログラミングスクールの基本情報

お問い合わせ先 【メール】
https://www.star-programming-school.com/contact/

【関東電話番号】
03-6380-4123

【関西電話番号】
06-6263-4123
運営会社 株式会社チアリー
運営会社住所 【大阪本部事務局】
大阪府大阪市中央区本町2-3-9 JPS本町ビルディング2F

【東京本部事務局】
東京都新宿区新宿1-30-11 ビルプランタン2F
公式サイト https://www.star-programming-school.com/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。