B1リーグの名門「アルバルク東京」をお子さまと観戦して非日常のひと時を満喫しよう

この記事でご紹介するのは、東京都渋谷区の「国立代々木競技場 第一体育館」をホームアリーナとするプロバスケットボールクラブ「アルバルク東京」の試合をお子さまと観戦して、思い切り楽しむための関連情報です。

「アルバルク東京」は、B1リーグ所属の歴史ある名門クラブとして知られており、日本代表選手も常時所属してきました。卓越したディフェンス能力には、とりわけ定評があるバスケットボールクラブです。

試合会場でのお子さま向けプログラムや、ファンへのサービスにも力を入れており、仮にバスケットボールのルールを理解していない状態で観戦したとしても、非日常のひと時を親子で満喫できるかと思いますよ。

B1リーグでも光るディフェンス力「アルバルク東京」

東京都渋谷区をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」の公式ロゴ

「アルバルク東京」は、B1リーグ所属のプロバスケットボールクラブで、ホームタウンを東京都渋谷区に置いています。前身は、「トヨタ自動車男子バスケットボール部」です。

戦後間もない1948(昭和23)年の創部以来、多くの日本代表選手を輩出してきました。2016(平成28)年のBリーグ発足以降は、常に代表選手が在籍する国内屈指の名門クラブですよ。

2023(令和5)年12月現在、Bリーグ内最小失点数を誇り、ディフェンス能力の高さには定評があります。とりわけ選手同士のコミュニケーションを重視してきたチームで、スムーズな連携を強固なディフェンスにつなげてきました。

ディフェンス能力に長けた「アルバルク東京」の選手たち

▲B1リーグでも抜群のディフェンス能力を誇る「アルバルク東京」

現在のHC(ヘッドコーチ)には、選手としても豊富な実績を積み、バスケットボール強国・リトアニアの代表を指揮した経験を持つデイニアス・アドマイティス氏が就任しており、ますます目が離せないB1リーグ所属クラブになっています。

今回は、「アルバルク東京」の広報ご担当者さんにインタビュー取材をお願いし、親子で観戦を楽しむ秘訣を中心にお話をお聞きしました。

アルバルク(ALVARK)=勝利を運ぶ箱舟

編集部

最初に、「アルバルク東京」さんのクラブ名の由来を教えていただけますか。

広報担当さん

アルバルク(ALVARK)は、そもそも「電撃」を意味するアラビア語を語源として生まれたクラブ名なんですよ。

スピーディーかつアグレッシブな電撃的プレーで相手チームを圧倒し、ファンの皆さんを魅了するという、 チームの意志を表現しています。

スピーディーな連携プレイも見事な「アルバルク東京」の選手たち

▲スピーディーな連携プレイも見事な「アルバルク東京」の選手たち

同時に、AL(アラビア語の定冠詞)=The、V(英語のVictory)=勝利、そしてARK(英語)=箱舟という3語を掛け合わせており、「勝利を運ぶ箱舟」という意味も持ち合わせています。

一つ一つの試合を大切に!B1リーグでの優勝を目指す

編集部

クラブとして掲げているスローガンや、その目標を達成するためにクラブ関係者の皆さんで大切にしている共通の価値観などがありましたら、ぜひご紹介ください。

広報担当さん

「アルバルク東京」の今シーズン(2023-24)のクラブスローガンは、ズバリONE FOCUS」です。かつてB1リーグで2連覇を成し遂げましたが、今シーズンも優勝は当然目標にしています。

それでも、目の前の一つ一つの試合、一つ一つの勝利、一つ一つのプレーを大切にして積み重ねていこうという、クラブ関係者全員の想いを表現するスローガンですよ。

お子さまと「アルバルク東京」を応援!観戦の楽しみ方

「アルバルク東京」のチアリーディング

▲ハーフタイムなどに観客を魅了するチアリーディング

引き続きまして、「アルバルク東京」の試合を親子で観戦する際の見どころや楽しみ方についても、広報担当さんに伺ってみましょう。

コミュニケーション重視!ベンチメンバーの強さも試合の見どころ

編集部

「アルバルク東京」さんの試合の見どころや、楽しみ方について、広報担当の視点から思われるところをお話しいただけますか。

広報担当さん

突出した一人の選手の力に頼るのではなく、全員で戦うバスケットボールをご覧になっていただけます。スタートの5選手のみならず、誰がコートに出てもチームの強度が落ちない、ベンチメンバーの強さも魅力ですよ。

誰がコートに出ても強度が落ちない「アルバルク東京」の選手たち

▲スタートの5選手だけでなく、ベンチの誰がコートに出てもチーム強度が落ちないのはさすが!

さらに、選手とチームスタッフはコート内外でのコミュニケーションをよくとっており、攻守ともにスムーズな連携で力を発揮しています。

また、試合前後の仲よさそうな選手たちの様子をご覧いただくと、試合中の迫力とはまた違ったチームの魅力も垣間見ていただけるでしょう。

若手の高いポテンシャル!注目選手が多いことも魅力のチーム

編集部

親子での観戦時に、特に注目したい選手やプレーがありましたら、教えていただけるでしょうか。それぞれ個性と才能のある選手たちなので、個別で名前を挙げていただくのも難しいかと思いましたが、あえてお聞きしました。

広報担当さん

そうですね、まずダイティス選手(背番号77)のセンス抜群なブロックショット(2023年12月22日現在B1リーグ1位)でしょうか。アドマイティスHCと同じくリトアニアの出身で、身長211cmというビッグマンです。

「アルバルク東京」のグダイティス選手(背番号77)

▲ひときわ大柄なグダイティス選手(背番号77)の卓越したブロックショットは、チームをピンチから何度も救ってきた!

メインデル選手(背番号23の見事な3Pシュートにも注目です。現在の成功率は、B1リーグ1位となっていますよ(2023年12月22日現在)。長身なのに機動力もあり、アウトサイドシュートやパスも上手なオールラウンドプレーヤーです。

「アルバルク東京」のメインデル選手(背番号23)

絵になるメインデル選手(背番号23)は、3Pシュートの達人!

小酒部選手(背番号75)の人間離れした跳躍力にも目を奪われることでしょう。今や「アルバルク東京」生え抜きの若手ホープとなっており、負けん気の強さと突出した身体能力に定評があります。

「アルバルク東京」の小酒部選手(背番号75)

▲小酒部選手(背番号75)。ガッツがあって、身体能力も高い若手の逸材!

さらに、吉井選手(背番号8)の1対1での高いディフェンス能力も、若手ながらさすがの一言です。W杯でも遺憾なく発揮されたディフェンス能力でしたが、外国人選手と対峙(たいじ)しても当たり負けしませんよ。

「アルバルク東京」の小酒部選手(背番号75)

▲頼りになる吉井選手(背番号8)。若手ながら、大柄な外国人選手にも当たり負けしない!

充実のお子さま向けコンテンツ!試合以外にも楽しめる工夫が満載

編集部

試合開始前やハーフタイムなどに、お子さま連れの観戦者が楽しめるコンテンツがありましたら、ご紹介をお願いします。

広報担当さん

「アルバルク東京」では、お子さま向けのコンテンツも豊富にご用意しているんですよ。演出関係ですと、小学生以下が対象の「プラクティスキッズツアー(事前申込・抽選制)」というものがあります。

「アルバルク東京」の「プラクティスキッズツアー」の様子

▲「プラクティスキッズツアー」の様子。目の前でプロ選手たちの練習風景を見学できる

試合開始前のコート上で、練習風景を最前線で見学でき、アリーナMCの誘導で選手にメッセージを送ることが可能です。選手たちが反応してくれることもあって、お子さまには嬉しい瞬間かと思いますね。

「ハイファイブキッズ(事前申込・抽選制)」もご紹介しましょう。同じく小学生以下のお子さまが対象で、入場時の選手たちとハイタッチをしていただける演出です。

 

また、試合後には、大人も参加できるファンクラブ会員向けのハイタッチ演出も別途ありますよ。

「アルバルク東京」の「ハイファイブキッズ」の様子

▲「ハイファイブキッズ」では、憧れの選手とハイタッチできる!

さらに、こちらも抽選制なのですが、ファンクラブ会員向けに試合後の「サイン会」も開催中です。試合会場によっては、お子さま向けのシュートチャレンジなども開催されます。

「アルバルク東京」の「サイン会」の様子

▲試合後の「サイン会」では、子供好きな選手の一面が垣間見られることも

また、試合中のハーフタイムには、アーティストの方々にゲストとしてご来場いただき、パフォーマンスを披露してもらうこともあるんですよ。

昨シーズンには、松平健さんや手越祐也さん、hitomiさん、大原櫻子さん、サンプラザ中野くん&パッパラー河合さんなど、さまざまな皆さんにお越しいただきました。

試合前にアリーナグルメを楽しみながらの練習見学もおすすめ!

編集部

試合開始前には、お子さま向けの「プラクティスキッズツアー」があって、練習風景を眼前で見学できることを伺いました。これに参加するお子さま以外の観客も、選手の皆さんの練習風景を見学させていただけるでしょうか。

広報担当さん

はい、もちろんどなたでもご見学可能です。試合開始前の選手たちは、会場のコート上で練習していますから、その様子をご覧になっていただけます。

「アルバルク東京」の「プラクティスキッズツアー」の様子

▲試合開始前の選手たちの練習風景は、誰でも見学できる。試合の時とは一味違う選手の一面が見られるかも

早めにご来場いただいて、おいしいアリーナグルメを召し上がりながら、選手たちの練習風景をのんびり眺めるのも、試合開始前のおすすめの過ごし方の一つですよ。

アリーナグルメには選手コラボやクラブオリジナルのメニューも!

編集部

アリーナグルメで、おすすめのメニューがありましたら、ぜひご紹介をお願いします。

広報担当さん

選手コラボのメニューや、「アルバルク東京」のオリジナルフードがおすすめです。選手コラボメニューでは、選手の好きなフードを独自に開発しました。

クラブオリジナルのフードは、パッケージにもクラブロゴやクラブマスコットの「ルーク」がデザインされており、親子で味だけではなく、見た目でも試合の日の特別感を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

「アルバルク東京」のチームマスコット「ルーク」

▲眠そうな目をしたクラブマスコットの「ルーク」は、老若男女を問わず大人気!

「ルーク」関連商品も!会場でもWebでも購入できる応援グッズ

編集部

観戦時に応援グッズがあると、お子さまと一緒により盛り上がれるかと思います。応援グッズは、試合会場で購入できるのですか。

広報担当さん

はい、試合会場でも、オンラインでも応援グッズは購入可能です。メガホンなど、応援グッズをご用意いただければ、親子でより一層試合を楽しめますよ。

公式:「アルバルク東京」公式オンラインショップ

アルバルク東京のマスコットは、もふもふの毛並みと眠そうな顔がかわいい「ルーク」。バスケを観るのが大好きで、誰とでもすぐにお友だちになるのが得意なのんびり屋です。

公式:クラブマスコット「ルーク」

そんなクラブマスコット「ルーク」の関連グッズも大人気ですし、選手ごとのオリジナルタオルもよく出る応援グッズです。

試合後の退場時に、選手たちが観客の皆さんへのご挨拶でコートを一周します。その際、推し選手のタオルを掲げてアピールしていただくと、選手が反応してくれることもあるんですよ。

「アルバルク東京」の試合を観戦した皆さんの声・感想

試合開始前に円陣を組む「アルバルク東京」の選手たち

編集部

「アルバルク東京」さんの試合を観戦した皆さんからよくお耳にされる声・感想などがありましたら、ご紹介いただけるでしょうか。お子さま連れでの観戦を検討中の読者の参考になるかと思います。

広報担当さん

そうですね、試合を観戦いただいた皆さんからしばしば頂戴するコメントとしましては、「日本代表選手もいるし、ダンクも3Pシュートも見応えたっぷり!」などがありますね。

「試合はもちろん、試合前のイベントも楽しめるから、親子での観戦もおすすめ!」「熱狂的なファンでも、ゆったり観戦を楽しむタイプでも、いろいろなスタイルで観戦できるのも魅力!」などの感想もいただきました。

ほかにも、「プレーする選手たちと音楽が最高に格好いい!」「試合会場の一体感が何とも心地よく、観戦するとストレス解消になる!」「間近で真剣勝負を見たら、ワクワクして誰もがファンになりそう!」などのお声もよく耳にしますね。

「アルバルク東京」の試合を観戦する皆さん

▲観戦する皆さんの年齢層は幅広く、お子さま連れのママ・パパも多い

編集部

今回初めてお話を伺いましたが、「アルバルク東京」さんは、歴史ある名門のバスケットボールクラブですが、常にファンの皆さんを大切にする姿勢は一貫していらっしゃると感じました。

バスケットボールのルールに詳しくないお子さま連れファミリーが初めて観戦したとしても、非日常の忘れられないひと時を楽しめると感じています。

広報担当さん、いろいろなお話を聞かせていただきまして、本日はどうもありがとうございました。

「アルバルク東京」のチケット料金

「アルバルク東京」のホームアリーナ「国立代々木競技場 第一体育館」の外観

▲ホームアリーナ「国立代々木競技場 第一体育館」。交通至便で、周囲に親子で楽しめるスポットも豊富!

チケット料金(ご参考) 一人1,500~20,000円程度
※試合会場やシートにより異なる
チケット購入が必要な年齢 満4歳以上

※記事中の金額は、すべて税込の表示です。

「アルバルク東京」の基本情報(ホームアリーナ・ファンクラブ)


▲ホームアリーナ「国立代々木競技場 第一体育館」

ホームアリーナの住所 【ホームアリーナ「国立代々木競技場 第一体育館」】
〒150-0041
東京都渋谷区神南2-1-1
問い合わせ先 Web:公式サイト「お問い合わせフォーム一覧」ページ
電話:03-3570-5898
ファンクラブサイト https://www.alvark-tokyo.jp/fanclub/2023-24/
公式URL https://www.alvark-tokyo.jp/

※最新の情報は、公式サイト等で都度ご確認をお願いします。
※記事中の金額は、すべて税込の表示です。

「アルバルク東京」のお子さま向けスクール

スピーディーな連携プレイも見事な「アルバルク東京」の選手たち

B1リーグクラブ「アルバルク東京」の運営母体「トヨタアルバルク東京株式会社」による「アルバルク東京アカデミー」は、お子さま向けのバスケットボールプログラムを開発し、実践しているバスケットボールスクールです。

同スクールでは、都下に現在4つの拠点を設けて、幼稚園年中~小学校6年生までのクラスを展開しており、約280名のお子さまが在籍しています。

「コーチが何を教えるか」ではなく、「お子さま一人ひとりが何を経験するか」を大切にしながら、常に主体的な経験に裏打ちされた「学び」を意識してスクール運営がされてきました。

お子さまの主体性を大切に、将来の自立に糧(かて)となる経験を!

実際のバスケットボールの試合では、選手は次々に瞬時の判断が求められます。「〇〇だから、△△しよう」というような、言語的な思考でプレーしていたのでは、判断が間に合わないことが一般的です。

このことから、練習メニューの作成においては、「教える内容を計画」するのではなく、「お子さま一人ひとりの経験を設計」することを念頭に置いているとのことでした。

「アルバルク東京アカデミー」のスクールウェア

▲「アルバルク東京アカデミー」のスクールウェア。クラブカラーの赤と黒が映える!

傍目(はため)から見ても、「アルバルク東京アカデミー」のスタッフさんたちは、お子さまにバスケットボールを教えることが大好きなんだと、ひしひしと伝わってきます。

それでも、一方的に教えてばかりでは、肝心の「自身の判断・バスケットボール観をベースにしたプレー経験」を積めません。あえて「見守る姿勢」でいることも心掛けていらっしゃるな、と感じました。

一人ひとりのお子さまの主体性を尊重し、将来的な自立に向けて貢献したい、とスクールとして考えているそうです。確かに、プロの選手として先々やっていけるのは、一握りのお子さまかもしれません。

今後の社会がどのような状況になっても、自分の足でシッカリと立って、人生を全う(まっとう)するためのベースの力を養う、とても貴重な経験を積める場ではないでしょうか。

アルバルク東京のロゴ

スタッフたちは事細かに指示を出したりするのではなく、お子さまに「アルバルク東京アカデミー」のチーム・選手として、目指すべき姿をビジョンとして示すことで、人間としての成長を支えていきます。

「アルバルク東京アカデミー」の詳細情報(月謝・対象年齢)

運営会社 トヨタアルバルク東京株式会社
※アルバルク東京の運営母体
月謝(ご参考) 一人5,500~9,350円
※スクール・コースにより異なる
※入会金・年会費なし
※ファンクラブ年会費(ジュニア会員)一人2,200円/年の負担別途
※スクール指定ウェアの購入別途
対象年齢 幼稚園年中~小学校6年生
※スクール・コースにより異なる
スクール所在地 【府中SC校(直営スクール)】
トヨタ自動車府中スポーツセンター:東京都府中市北山町3丁目5-1

【江戸川橋校(東京ドームグループ・アルバルク東京共同事業スクール)】
文京江戸川橋体育館:東京都文京区小日向1丁目7-4

【西東京校(東京ドームグループ・アルバルク東京共同事業スクール)】
西東京市総合体育館:東京都西東京市向台町5丁目4-20

【新宿SC校(新宿スポーツセンター・アルバルク東京共同事業スクール)】
新宿区立新宿スポーツセンター:東京都新宿区大久保3丁目5-1
公式サイト https://www.alvark-academy.jp/

※最新の情報は、公式サイト等で都度ご確認をお願いします。
※記事中の金額は、すべて税込の表示です。