秘湯リゾートにある宿「八丁の湯」の赤ちゃん連れにおすすめの過ごし方を紹介

今回の記事では、栃木県日光市にある子ども連れファミリー歓迎の宿「八丁の湯」をご紹介します。

八丁の湯は日光市の奥鬼怒に位置するロッジ風の宿泊施設で、家族で気兼ねなく過ごせて源泉も楽しむことができます。美味しい料理を堪能しつつ、露天風呂でくつろぎながら満天の星をながめて過ごせますよ。

木の温もりにつつまれたログハウスの宿は、赤ちゃん連れのファミリーにもおすすめです。

今回は、八丁の湯のスーパーバイザー・岡田さんに、施設の魅力について詳しくお話をうかがいました。

秘湯リゾートがコンセプトの「八丁の湯」

八丁の湯の秋の風景

奥鬼怒温泉郷「八丁の湯」は、秘湯リゾートをコンセプトにした山奥の温泉旅館です。標高1,400メートルに位置する八丁の湯は関東最後の秘湯とも呼ばれ、一歩足を踏み入れれば、街の雰囲気とはかけ離れた特別な空間と奥鬼怒の大自然が迎えてくれます。

豊富な滞在スタイルが用意されているので、赤ちゃんや子ども連れのファミリーでも、のびのびと過ごすことができる宿です。

さっそく、宿の魅力について詳しくうかがっていきましょう。

日光国立公園内で、素晴らしい温泉と居心地の良い空間が迎えてくれる

編集部

大変素晴らしいロケーションですが、どのようにアクセスできるのでしょうか?

岡田さん

八丁の湯は日光国立公園内に位置し、自家用車での入場ができないエリアにあります。日光市営バスの終点駅「女夫渕(めおとぶち)無料駐車場」から無料の送迎バスをご利用いただいて、お越しいただく形になります。送迎バスの予約は必須です。

お車のお客様は、女夫渕無料駐車場に車をとめていただきます。また、大自然の中をハイキングコースを辿って来ていただくことも可能です。徒歩90分程度の道のりになります。

ご不便をおかけする分、自慢の温泉と、満足していただける居心地の良い空間をご用意してお待ちしております。

木々に囲まれた露天風呂で秘湯気分に浸れる

八丁の湯の「滝見の湯」

▲滝の景観を楽しみながら温泉に浸かれる「滝見の湯」

編集部

秘湯リゾートということですが、どのような温泉があるのでしょうか?

岡田さん

当館は、100%自然湧出のかけ流し温泉が自慢です。湯が柔らかで刺激が少ない泉質になります。ブナやナラなどが原生する森のなか、大変恵まれた自然環境にある温泉です。

露天風呂は混浴風呂が3つと女性専用が1つありまして、ご家族様でお入りいただくこともできます。

八丁の湯の「雪見の湯」

▲混浴の露天風呂「雪見の湯」

赤ちゃん・子ども連れ歓迎の宿「八丁の湯」のお部屋紹介

次に、気になるお部屋についてうかがってみました。

ゆったり滞在できる「ヴィラロッジ八丁」スタイルが人気

編集部

八丁の湯ではどのようなお部屋に泊まれるのでしょうか?

岡田さん

八丁の湯では2つの滞在スタイルがあります。湯治や登山の方に向けた「山小屋八丁」スタイルは、創業当時の趣の残る本館の和室にてお迎えいたします。

公式:山小屋八丁スタイルについて

ゆったりとした滞在をご希望のお客様には「ヴィラロッジ八丁」スタイルが人気です。木の温もり溢れるログハウスの客室で、上質なひと時をお過ごしいただけますよ。

公式:ヴィラロッジ八丁について

編集部

お部屋からはどのような景色が見えますか?

岡田さん

奥鬼怒の大自然をご覧いただけます。近くに川もありますので、川の流れる清涼な音もお楽しみいただけたらと思います。

赤ちゃん連れファミリーにはログハウスがおすすめ

編集部

赤ちゃんや子ども連れファミリーにおすすめのお部屋を教えてください。

岡田さん

お子様連れのお客様にはログハウスのお部屋がおすすめです。玄関を出て数メートルの離れにあるため、お声を気にすることなくご利用いただけます。

和室のお部屋はお布団のしつらえとなっておりますので、赤ちゃんがベッドから落ちてしまう心配も不要です。

ログハウス和室の室内

▲ログハウス和室タイプの室内の様子。10畳の畳敷きで落ち着いた空間

ベッドタイプのお部屋も畳が敷かれているので、くつろぐことができますよ。

ラグジュアリー露天風呂付客室で赤ちゃんも一緒にお風呂に

編集部

お部屋に赤ちゃんと一緒に入れるようなお風呂はありますか?

岡田さん

今年リニューアルオープンしたラグジュアリーのお部屋では、専用の露天風呂をご用意しております。

新しくできたラグジュアリー露天風呂

▲ログハウスの雰囲気たっぷりのラグジュアリー露天風呂の様子

八丁の湯の源泉が堪能できる露天風呂です。ご家族様だけでゆったりと温泉に浸かりながら、特別なひと時をお楽しみいただくことができますよ。

ラグジュアリー露天風呂付客室

▲ラグジュアリー露天風呂付客室の様子

露天風呂、バスがついた客室は、ラグジュアリーのお部屋のみとなります。

公式:ファミリー向け宿泊プランの一例

編集部

子どもに向けたサービスなどはありますか?

岡田さん

ご夕食時に、お子様には無料でおもちゃプレゼントのサービスを行っております。

地元の旬の食材で料理長が丹精込めた料理

食事のメニューについてもうかがってみましょう。

プランによって異なる料理メニュー、旬の食材がふんだんに

八丁の湯の贅沢コースメニュー

▲地元の素材がふんだんに使われた贅沢コースのメニュー

編集部

朝食や夕食ではどのようなお料理がいただけるのでしょうか?

岡田さん

お食事は、季節ごとの地元の旬の素材を使って、料理長が一品一品創意工夫を凝らした料理に仕立てています。各プランや季節によって、食事メニューは変わります。

例えばファミリー向けプランの夕食では、次のようなメニューを提供しています。

★ログハウス宿泊の夕食メニュー

前 菜:季節の前菜
お造り:合鴨しゃぶしゃぶ仕立て
焼き物:岩魚の塩焼き
蓋 物:季節野菜の炊きもの
揚げ物:鯉・原木椎茸・菜の花・茄子
台の物:蝦夷鹿のステーキ 
食 事:栃木県産高根沢産コシヒカリ・味噌汁・香の物
デザート:森林の牧場バニラアイス

朝食は、八丁の温泉で蒸した源泉蒸し料理や豚汁、彩り豊かな前菜など、炊き立てのごはんがすすむおかずをご用意しています。

子ども用メニューあり&アレルギーにも対応、離乳食サービスはなし

編集部

子ども用の食事はありますか?

岡田さん

幼児のお子様にはエビフライやウインナー、ポテトサラダなど、大人のメニューとは変わったものをご提供いたしております。

編集部

アレルギーがある場合、対応していただけますか?

岡田さん

もちろん対応可能です。事前にお電話にてご連絡いただき、料理長と相談の上、可能な限り対応させていただきます。

編集部

赤ちゃんの離乳食サービスなどはありますか?

岡田さん

離乳食などのサービスはありませんので、お客様ご自身でお持ちいただく形となります。ミルクの温めなどが必要な場合はスタッフにお申し付けください。対応させていただきます。

カフェテリアではオリジナルカレー、湯葉丼などが味わえる

八丁の湯のレストハウス

▲薪ストーブが居心地の良い空間を演出するレストハウス

編集部

館内にカフェレストランなどはありますか?おすすめメニューもあわせて教えてください。

岡田さん

昼間はカフェとなるレストハウスとテラスがあります。カフェテリアでは、八丁の湯オリジナルカレー、煮込みうどん、ピザ、湯波丼などを味わうことができますよ。

八丁の湯のプレートメニュー

▲カフェテリアのプレートメニュー

また夜はバーの営業もやっており、栃木の地酒や地ビールも堪能していただだけます。

「八丁の湯」館内での楽しみ方・遊び方

ブナ平ハイキングの様子

▲奥鬼怒の自然を体験するイベント「ブナ平ハンモックハイキング」の様子

編集部

施設内に子どもが楽しめる様なスペースや、イベントなどがありましたら教えてください。

岡田さん

八丁の湯では季節のアクティビティを豊富にご用意しております。星空観望会や周辺の散策など、お子様と楽しめる内容が盛りだくさんですよ。

参考:星空観望会について

日程については八丁の湯公式サイトのイベントカレンダーもご参照いただき、ご予定に合わせてご予約ください。

公式:アクティビティについて

「八丁の湯」周辺にある子ども向けお出かけスポット

編集部

周辺に、子ども連れファミリーにおすすめの観光スポットがあれば教えてください。

岡田さん

日光方面に行けば多くの観光スポットがあります。鬼怒川付近では、日光江戸村や東武ワールドスクウェアなどがお楽しみいただけると思います。

公式:江戸ワンダーランド日光江戸村
公式:東武ワールドスクウェア

また、釣り堀やいちご狩りなど、季節に応じてのアクティビティも各所で行われております。

参考:いちご狩り(日光旅ナビ)
参考:釣り堀・つかみどり体験(日光旅ナビ)

「八丁の湯」から赤ちゃん・子ども連れファミリーへのメッセージ

編集部

宿泊を検討している赤ちゃん・子ども連れファミリーへのメッセージをお願いします。

岡田さん

奥鬼怒温泉郷「八丁の湯」は、山奥の温泉旅館でございます。お越しいただくのにもお時間を要してしまうかもしれませんが、どうぞ道中の山道や美味しい空気、野生の動物たちとの出会いなどもお楽しみになりながらお越しくださいませ。

大自然の中での出会いや発見は、お子様との素晴らしい思い出づくりにつながっていくことかと思います。従業員一同、皆様のご来館を心より楽しみにお待ちしております。

編集部

目の前に広がる素晴らしい大自然の景色と、心身共にリフレッシュできる温泉で、極上の時間を過ごせそうですね。ログハウスの温かみのある空間で、普段子どものお世話で大変なパパやママも、ゆったりとくつろげそうだと思いました。

今回は、施設の魅力をお話しいただきまして、ありがとうございました。

「八丁の湯」の口コミ・感想など

八丁の湯を訪れた方の感想や口コミがたくさん見つかりましたので、要約してご紹介します。

家族みんなで一緒に露天風呂に入れたことが嬉しかった

外国人のスタッフの皆さんが暖かく迎えてくれて嬉しかった

新しくできた露天風呂付きログハウスは、部屋も広く最高!小川のせせらぎや新緑が美しく、何日でもいたい気分だった

接客、食事、部屋、お風呂の全てに大満足、また必ず行きたい

外国籍のスタッフも多く働いているようですが、好評価のコメントが多く見られました。スタッフのホスピタリティあふれる接客が喜ばれているようですね。目の前の鬼怒川や満天の星空、ウッドデッキと新緑に癒やされたという声も印象的でした。

宿泊料・客室タイプ・アメニティなど

宿泊料金
(一例)
<家族旅行応援プラン>お子様の宿泊費半額のお得なファミリー向けプラン!
【ログハウス】ラグジュアリー露天風呂付客室:大人1名27,170円~
【ログハウス】和室10畳:大人1名22,110円~ 
【本館】和室8畳:大人1名14,740円~
他おすすめプランについて
日帰り温泉 ・大人(中学生以上):800円 
・小学生:500円
・利用時間:9:00~15:00(休館日の利用は不可)
※事前予約不要
露天風呂 雪見の湯、滝見の湯、石楠花の湯、滝見露天風呂(女性専用)
客室タイプ 【山小屋八丁】
・本館和室
・本館ツイン(バリアフリータイプ)
【ヴィラロッジ八丁】
・ログハウスツイン
・ログハウス和室
・ログハウス和室(ロフト付き大部屋)
・ラグジュアリー露天風呂付客室
大人アメニティ 浴衣・半纏(はんてん)・タオル・バスタオル・歯ブラシ・カミソリ・石鹸・ボディーソープ・リンスインシャンプー・ドライヤー(ログハウスは備え付け・本館和室は洗面台にて共用)

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です。

「八丁の湯」の基本情報(アクセス・駐車場)

住所 〒321-2717
栃木県日光市川俣876
※カーナビ設定は「女夫渕無料駐車場」
アクセス 【車】
宇都宮IC(国道119号で約15分)→今市IC(国道121号で約20分)→鬼怒川温泉(県道23号で約50分)→川俣ダム(県道23号で約30分)→女夫渕無料駐車場
【公共交通機関】
・新宿からJR(特急スペーシア)で約120分/浅草から東武(特急きぬ・けごん)で約120分→鬼怒川温泉(日光市営バスで約100分)→女夫渕無料駐車場
※駐車場から送迎バス(9:30/10:30/12:00/15:00/16:30)で約30分
※送迎バスは予約必須
駐車場 女夫渕無料駐車場
予約専用電話番号  0288-96-0306
公式URL https://www.8tyo-no-yu.co.jp/index.php/topic/home_ja

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