日本ではここだけ!鶴の御神紋の「物部神社」七五三詣の特徴&見どころを解説|島根県

この記事では、島根県大田市にある「物部(もののべ)神社」での七五三詣に関する情報をご紹介します。

大田市川合町の山と川に囲まれた豊かな自然の中に鎮座する物部神社は、JR山陰本線大田市駅から車で約10分の場所にあります。約100台駐車できる境内駐車場もあり、電車でも車でもアクセスしやすいので、小さなお子さま連れでの七五三詣でも利用しやすいですよ。

創建1500年の歴史がある物部神社は文武両道の神様として知られており、日本一の大きさを誇る春日造りの巨大な御本殿や、全国的にめずらしい狛鶴など、写真映えする場所も豊富です。御社殿が広く、親族揃って御祈祷が受けられることもあり、七五三の参拝先として大変人気を集めています。

今回は物部神社で権禰宜(ごんねぎ)を務める竹田さんにインタビュー取材を行い、物部神社における七五三詣の特徴や観光としての見どころなどを教えていただきました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

文武両道の神様として古来より広く崇敬されている「物部神社」

物部神社の正面大鳥居前から臨む広大な境内と社殿

大田市川合町の美しい自然と、のどかな町並みの中に鎮座する「物部神社」。巨大な社殿と広大な境内は圧巻で、正面大鳥居をくぐると見える青い空と神秘的な鎮守の杜に癒されます。

物部神社は創建1500年、当時の天皇の勅命により継体天皇8年に創建され、川合町の地域の氏神様として親しまれてきました。その地域で一番社格が高いとされる一宮、「石見国一宮」として全国各地から参拝者が訪れ、病気平癒・交通安全・社業繁栄・厄除け・初宮詣で等、全ての祈願に対応しています。

御祭神は宇摩志麻遅命(うましまじのみこと)をお祀りし、勝運、鎮魂、文武両道の神様として古来より広く崇敬されています。

宇摩志麻遅命は初代天皇神武天皇のために鎮魂祈祷を最初に行ったと伝わっており、占いやまじない・祈祷の神としての信仰も厚いです。

毎年11月24日に執り行う鎮魂祭(みたましずめのみまつり)は物部神社の神事の中で最も参列が多く、全国から参拝者が集い心身の健康を祈ります。

物部神社における七五三詣の特徴や過ごし方

物部神社の七五三詣でお祓いをする神職

物部神社では、3歳・5歳・7歳の子どもの健やかな成長をお祝いする「七五三」の御祈祷を受けられます。御祈祷の流れや授与品について詳しくお話を伺いました。

七五三詣の流れ:拝殿内での受付→拝殿内での御祈祷→授与品の受取

物部神社の七五三詣で玉串奉奠の儀を行う子ども

▲七五三詣の玉串奉奠の儀

編集部

物部神社での七五三詣の流れについて教えてください。

竹田さん

七五三詣の期間を特に定めておりませんので季節を問わずいつでもお受けいただけます。御祈祷を希望される場合はご予約を頂き一組ずつでお受けしております。まずは、お電話や公式ホームページの祈祷申し込み受付フォーム、または直接神社にて、七五三詣の予約を入れていただきます。

また、特に七五三詣の方が多い毎年11月15日前後の土日の七五三詣のみ、ご予約が必要無く、随時受付しており、何組かずつの団体祈祷でお受けしています。

当日は、ご予約のお時間5分前までには神社へお越しください。到着されたらまず手水舎で身を清めていただき、その後拝殿へお上がり下さい。神職が拝殿内で待機しておりますので受付をまず致します。受付用紙に必要事項を記入し御初穂料をお納めいただきましたら、お席にご案内し御祈祷が始まります。

御祈祷の所要時間は約30分です。途中、七五三のお子様にご家族の方とご一緒に玉串を神様に捧げる玉串奉奠を行って頂きます。御祈祷が終わりましたら千歳飴と、七五三の御守やおもちゃ等が入った御撤供品をお渡しします。最後にお神酒をお受けいただいて終了となります。

物部神社の七五三詣の御祈祷の最後に神職から御撤供品と千歳飴を受け取る子ども

▲七五三詣の御祈祷の最後に神職から御撤供品と千歳飴を授与される

編集部

小さいお子様と一緒ですと、なかなか直前まで予定が立てられないことも多いと思うので、七五三シーズンの11月15日前後の土日は予約不要というのは、ありがたいですね。

七五三のご祈祷を希望する場合、何人まで参加できますか?御社殿に上がることができる人数を教えてください。

竹田さん

人数の制限などは設けておりませんので、ぜひご親族の皆様でお越しください。社殿の中には、七五三祈祷でしたら通常40~50名様程度はご着席頂けます。

11月15日前後の土日の予約不要のお日にちでも、一回の御祈祷で全てのお席が埋まることはなかなかありませんので、皆様でお越し頂いても余裕はあるかと思います。もしその範囲でお席が足りなくなってしまった場合は椅子を拝殿内に追加でご用意することもできます。

編集部

ご家族しか御社殿に上がることの出来ない神社も多い中、おじいちゃん、おばあちゃん、ご親族皆様で上がって、お子様の成長をお祝いできるのは嬉しいですね。

授与品:おもちゃ、文具、絵本など充実!さらに妹弟にもおもちゃ進呈

物部神社の七五三詣の授与品。キャラクターバッグ、なわとび、おもちゃ、ぬりえ等

▲七五三詣の御祈祷後にいただける授与品

編集部

七五三詣でいただける授与品の内容を教えていただけますか?

竹田さん

御祈祷の最後に神職から千歳飴と、御撤供品(おてっくひん)をお渡しします。御撤供品は、年によって内容が多少変わりますが、木製の子ども守、ぬりえ絵本、なわとび等のおもちゃ、文具セット、ハンカチ、お花の種などを、毎年変わるキャラクターバッグに入れてお渡ししています。参拝のみの方にも、ご希望があれば授与所で千歳飴と子ども守をお分けすることができます。

物部神社の七五三詣で授与される千歳飴

物部神社の七五三詣で授与されるこども守と身体守

▲御撤供品の中に入っているこども守と身体守

また、七五三詣のお子様や、一緒に参拝されたご家族のお子様達にも、お好きなおもちゃを受付の待ち時間に選んでいただき、お配りしています。年によって変わりますが可愛いキャラクターのボールやおもちゃの楽器、吹き戻し、ヨーヨー等、たくさんご用意しています。

御祈祷の時の厳かな雰囲気に泣いてしまったり、眠くなったりしやすいお子様達も、お配りしたおもちゃで遊んでいるうちに笑顔になってくれます。

写真撮影:拝殿手前の階段辺りが人気!他業者同行での撮影も○

物部神社の拝殿

▲拝殿前は人気の撮影スポット

編集部

物部神社の境内で、七五三詣の写真撮影に人気の場所はありますか?

竹田さん

はい、写真撮影に人気の場所が3箇所あります。まず、拝殿前の階段の辺りで写真撮影をされる方が多いです。拝殿前の階段上か中間あたりで、少し引きで撮影して頂きますと、晴れた日は青空がバックに映えて綺麗ですよ。

物部神社の拝殿前で七五三の記念撮影をする家族

▲拝殿前の階段の辺りは、ご家族での記念撮影にぴったり!

また、正面大鳥居前から中央参道にかけても広大な境内と社殿が全て入りご家族の皆様で撮影されるにはピッタリです。大鳥居は県内では出雲大社に次ぐ大きさ、木製としては県内一の大きさになります。また、奥に見える御本殿は春日造りでは日本一の大きさとなります。

参道両端にある鶴の像の横でポーズを決められているお子様もよくお見かけします。そちらもとても可愛らしく撮れると思います。

物部神社の参道両端にある鶴の像

▲鶴の像は向かい合うように2体設置され、狛犬ならぬ狛鶴として愛されている

編集部

ちなみに、他業者同行での七五三の撮影を行いたい場合、境内での撮影も可能でしょうか?

竹田さん

もちろん可能です。その折は、他の参拝者様のご迷惑にならないようご配慮をお願いしております。御祈祷中も、社殿内にカメラマンの方にお入りいただき撮影されても構いません。境内での撮影も歓迎しますので、ぜひ可愛いお子様の人生の節目に、記念の写真をたくさん撮影なさってくださいね。

七五三詣の会食:物部神社の目の前にある「笑夢」(えむ)がおすすめ

編集部

物部神社の周辺で、七五三詣の会食を楽しめるお店はありますか?

竹田さん

一番近くですと氏子さんが経営されている「笑夢」(えむ)というお店が当社の目の前に御座います。どこか懐かしくなるよう美味しい料理と気さくな店主さんの温かいおもてなしに癒されますよ。

その他大田市内には美味しいお店が沢山ありますので興味のある方は職員にお声掛けいただければご紹介します。

物部神社の境内における見どころ

物部神社の御神紋「ひおい鶴」をあしらった門帳

▲全国唯一の御神紋「ひおい鶴」をあしらった門帳

続いては、物部神社における観光としての見どころについて教えていただきました。

編集部

物部神社の境内には、どのような見どころがありますか?

竹田さん

当社には全国的にも珍しい「狛鶴」が参道に設置されていますので、ぜひお子様と一緒に写真撮影なさってみてください。

鶴は当社の神様のお使いで、境内には鶴に関するものが多数あります。御祭神が鶴の背に乗ってこの地に降り立たれたという逸話から、太陽を背に負った鶴を御神紋としています。この「ひおい鶴」は物部神社にしかない全国唯一の御神紋です

触れるとすべての願いに通じる勝運の御神徳を授かれると言われる「勝石」には、受験生や試合に臨む方々が多数お参りされます。ぜひお子様と一緒に触れていただくと、参拝の楽しい思い出になると思います。

物部神社の勝石

▲勝石に触れると、勝運の御神徳を授かれるという

また、物部神社オリジナルの「福鶴みくじ」も人気があります。釣り竿で当社の御神紋をかたどった、かわいい鶴の根付を釣り上げていただくと、中におみくじが入っています。ぜひお子様と一緒に釣ってみてくださいね。

物部神社の福鶴みくじ

物部神社の福鶴みくじ

▲御神紋をかたどったかわいい鶴のおみくじが人気

物部神社からのメッセージ

編集部

最後に、物部神社での七五三詣を検討しているご家族へのメッセージをお願いします。

竹田さん

職員一同、心を込めてお子様の一生に一度の人生儀礼を祝福し、心を込めてご奉仕させていただきます。自然豊かな境内を、晴れ着を着たお子様と一緒にゆっくり散策し、思い出に残る一日をお過ごしください。お子様の健やかな成長を、職員一同、心よりお祈り申し上げます。

編集部

物部神社は美しい自然に囲まれた場所にありながら、電車でも車でもアクセスが良いので、小さなお子様やご年配の方にもうれしいですね。歴史と風格を感じる巨大な社殿と広大な境内をご家族でお参りし、お子様のかわいい写真をたくさん撮って、心に残る七五三詣になると思います。

かわいくて楽しいおもちゃや文具など、たくさんの授与品をいただけたり、御祈祷の前におもちゃをいただけるなど、お子様が喜ぶような温かなご配慮も、本当に魅力的な神社だと感じました。

竹田さん、本日はたくさんのお話をありがとうございました!

物部神社の口コミ・評判

物部神社の七五三詣で授与される「こども守」

ここでは、物部神社の口コミ・評判をいくつかご紹介します。

境内が広く綺麗で、心が清められました

初めてでも職員の方が親切に色々と教えてくれて安心した

御祈祷の後お受けしたお守りやお下がり等が豊富でうれしかった、子ども用におもちゃもたくさん頂けて大喜びだった

自然豊かな境内で子どもと一緒に家族団らんの時間を過ごせて楽しかった

全体的に高評価の口コミが多く、特に「境内が広く、自然豊かであること」「授与品・おもちゃなどを子どもが喜んでいたこと」などに関して満足の声が挙がっていました。境内の見どころも多く、充実の七五三詣になりそうだと感じました。

物部神社のご祈祷予約・料金(初穂料)

初穂料 5000円~
※熨斗袋に入れ、「御初穂料」または「御玉串料」と記載
予約 毎年11月15日前後の土日のみ予約不要
※上記以外の日時は要予約(電話、公式ホームページ、来社にて)

物部神社では、七五三詣祈祷の予約を通年行っています。予約は当日でも可能ですが、一組ずつの案内のため、遅くとも希望日の前日までに予約するほうが確実です。特に、七五三シーズンである10月と11月の土日は混み合いますので、日程が決まり次第、早めに予約を行うとよいでしょう。

混雑を避けたい場合は、土日祝日の9:30~14:00以外、または、比較的空いている平日・土日祝日ともに15:30~16:30がおすすめです。

御祈祷後の千歳飴の頒布は、毎年10月中旬頃から始まり、在庫がなくなりしだい終了となります。

物部神社の基本情報(アクセス・受付時間)

住所 〒694-0011
島根県大田市川合町川合1545
アクセス 山陰自動車道「出雲I.C」/「江津I.C」より車で約1時間。
JR山陰本線「大田市駅」からバス約20分、タクシー約10分。
社務所の対応時間 8:30~18:00(授与所は17:00まで。祈祷受付は9:30~11:30、13:00~16:30)
連絡先 0854-82-0644
駐車場 あり(無料)約100台
公式URL https://www.mononobe-jinja.jp/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。