1組ずつご祈祷を受けられる!「館腰神社」での七五三詣&境内の魅力|宮城県

この記事では、七五三詣におすすめの神社として宮城県名取市にある「館腰(たてこし)神社」をご紹介します。

館腰神社は、弘法大師(空海)が分霊したと伝わる由緒ある神社です。社殿には倉稲魂神(うかみたまのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)・大宮姫神(おおみやひめのかみ)が御祭神として祀られているほか、境内には菅原道真が祀られた「天満社」もあり、家内安全や商売繁盛、合格祈願、学業成就といった祈願をする方の多いパワースポットとして注目を集めています。

今回は館腰神社の禰宜(ねぎ)・菅野さんにインタビュー取材を行い、七五三祈祷の流れやいただける授与品の内容、境内の見どころなどを教えていただきました。ぜひ参考にしてみてください。

地域を守る神社として愛されている「館腰神社」

館腰神社における桜の風景

JR館腰駅から徒歩約5分、周囲を木々に囲まれた自然豊かなロケーションに位置する「館腰神社」。境内には約10台分の駐車スペースも設けられており、電車でも車でもアクセスしやすい神社です。

創建は弘仁2年(811年)、弘法大師(空海)が弘誓寺を創建するにあたって京都伏見稲荷社より分霊したことに由来するといわれており、日本三大稲荷のひとつとされる岩沼市の「竹駒神社」の姉神様としても崇敬されています。『館の腰』と呼ばれる場所に鎮座することから、館腰神社と名付けられました。

なお、1889年(明治22年)に植松・本郷・堀内・飯野坂の4つの村が合併した際にはこちらの神社の社名から「館腰村」と名付けられたといわれており、地域を守る神社として地元の方から大変親しまれています。

御祭神は、倉稲魂大神・大宮姫大神・猿田彦大神の3柱です。また、境内には学問や農業の神様として崇敬される菅原道真を祀った「天満社」もあり、毎年8月には子どもの健やかな成長と学業成就を願うお祭りである「天神講」が行われます。

館腰神社における七五三詣の特徴

館腰神社での七五三詣の様子

ここからは、館腰神社の禰宜・菅野さんに館腰神社における七五三祈祷の流れや授与品の内容、おすすめ撮影スポットなどを伺っていきます。

当日のご祈祷の流れ:社務所で受付→社殿でのご祈祷→授与品の受取

編集部

館腰神社における七五三祈祷の流れについて教えてください。

菅野さん

まずは、事前にお電話か直接ご来社にて予約をお願いいたします。

当日は、予約していただいた時間の10分前には社務所で受付を済ませてください。受付後に社殿にお上がりいただき、ご祈祷を開始いたします。

ご祈祷後、授与品をお渡しして終了です。

編集部

ご祈祷の参加人数に制限はありますか?

菅野さん

当社では1組ずつご祈祷を行っており、人数制限はございません。最大で70名様まで社殿にお入りいただくことが可能です。

授与品:お札・お守・破魔矢・千歳飴・お菓子詰合せ・玩具

館腰神社における七五三授与品の一例

▲館腰神社における七五三授与品の一例(写真とは異なる場合もあり)

編集部

館腰神社の七五三祈祷後には、どのような授与品をいただけますか?

菅野さん

ご祈祷を受けたお子さまには、お札・お守・破魔矢・千歳飴・お菓子詰合せ・玩具を授与しております。また、お連れのお子さまにもお菓子の詰合せをお分けしております

撮影スポット:社殿内や社殿前、もみじの木の下がおすすめ!

館腰神社での七五三詣の記念撮影

編集部

館腰神社の境内で、七五三の記念撮影におすすめの場所があればご紹介ください。

菅野さん

社殿前や、紅葉の時期であればもみじの木の下がおすすめです。

館腰神社における紅葉の風景

▲ぜひ紅葉をバックに“映え“写真を撮影してみては?

社殿内での撮影も可能ですが、ご祈祷中の写真撮影はお断りしております。ご祈祷後であればお好きなだけ撮影していただいて構いませんので、ぜひゆっくりと撮影をお楽しみください。

館腰神社における境内の見どころ

続いては、館腰神社の境内にどのような見どころがあるのかを教えていただきました。

編集部

館腰神社の境内におけるおすすめポイントがあれば教えてください。

菅野さん

階段から見下ろす名取の街並みは絶景ですので、ぜひご鑑賞ください。なお、4月は桜、紅葉の時期はもみじの名所としても知られており、境内が美しく彩られます。

また、当社ではお守りや御朱印も大変人気です。なかでも全国の神社で唯一「ソフトテニス御守」を授与していることで有名で、全国各地からソフトテニスプレーヤーが参拝されます。

館腰神社のソフトテニス御守

▲ソフトテニスを習っているお子さまにぜひ!ここでしかゲットできない「ソフトテニス御守」

さらに、当社はお稲荷様であることからオリジナルのキツネデザインのお守や御朱印も多数ご用意しております。ぜひご参拝の記念にいかがでしょうか。

館腰神社の喜常御守

▲大人気の「喜常御守(きつねおまもり)」は3色から選べます

館腰神社の御朱印

▲「キツネのイラストが可愛い!」と評判のオリジナル御朱印

館腰神社の絵馬

▲七五三の記念として、お子さまと一緒に願い事を書いて奉納すれば素敵な思い出に♪

館腰神社からご家族へメッセージ

編集部

最後に、館腰神社での七五三詣を検討しているご家族へメッセージをお願いします。

菅野さん

当社では、七五三に限らずご祈祷はすべて予約制です。1組ずつのご案内となりますので、ご家族皆様お揃いでゆったりとご参拝いただけますよ。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

編集部

七五三祈祷では複数組が同時にご祈祷を受けるスタイルが一般的ですが、こちらでは家族水いらずで参拝できることが大きな魅力ですね。社殿内の撮影もOKとのことで、貴重な場所での写真を記念に残せる点も嬉しいポイントだと思いました。

菅野さん、本日はたくさんのお話をありがとうございました!

館腰神社の口コミ・評判

ここでは、館腰神社で七五三詣を行った方の口コミをいくつかご紹介します。

赤ちゃん連れなので「途中で泣いてしまったらどうしよう」と不安でしたが、1組ずつだったため気兼ねなくご祈祷を受けられました。対応も大変親切で、こちらの神社を選んで良かったと満足しています。

お菓子やおもちゃなどの授与品をたくさんいただけて、子どもたちは大喜びでした!次男の七五三もぜひこちらでお願いしたいです。

事前予約制なので、七五三詣後の予定を立てやすくて便利です。ちょうど紅葉が綺麗な時期で、美しい紅葉をバックに記念撮影できて良い記念になりました。

1組ずつのご祈祷や授与品の内容、境内の雰囲気など、あらゆる点において満足の口コミが集まっていました。「初宮詣からお祝い行事のたびに利用しています」といったリピーターの方も大変多く、地域の方を中心として大変愛されている神社だと感じました。

館腰神社での初宮詣

▲初宮詣の際も1組ずつのご祈祷で、赤ちゃんが泣いてしまっても安心です♪

館腰神社の赤ちゃん御守

▲授与所にはキュートな「赤ちゃん御守」もあり、赤ちゃん連れのご家族に大人気です!

館腰神社の料金(初穂料)・予約・混雑状況

七五三詣ができる時期 10月1日〜11月29日
予約 前日までの予約が必要
混雑状況 1組ずつのご祈祷となるため、基本的に混雑はなし
初穂料 5000円から

※七五三祈祷:上記期間外でも可能ですが、千歳飴が準備できない可能性もある点に注意
※曜日や時間帯によっては希望の日時に予約を入れられないこともあるため、早めの予約がおすすめ

館腰神社の基本情報(アクセス・駐車場)

住所 〒981-1226
宮城県名取市植松4-2-16
アクセス JR館腰駅西口から徒歩約5分
社務所の対応時間 9:00~17:00
駐車場 あり(約10台分)
公式URL https://www.tatekoshi-jinja.com/

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。