和洋九段女子中学校高等学校の「将来必要なことを今学ぶ」教育とは|中高一貫校

ぽてん読者の皆さまに、今注目の学校を紹介するこの企画。今回は東京都千代田区にある、130年近い歴史を持つ中高一貫の女子校「和洋九段女子中学校高等学校」にインタビューを行いました。

和洋九段女子中学校高等学校には、伝統を重視する学びに重きを置きつつ、一方で最先端の学びを受けられる伝統と革新の教育環境があります。

今回は、同校の歩みを40年近く見続けてきた校長の中込先生に、和洋九段女子中学校高等学校の教育方針や教育プログラムの特徴、またスクールライフの魅力などについて伺いました。

教育方針は「将来を見通して今できる事を着実に行う」

和洋九段女子中学校高等学校の校長・中込先生

編集部

まずは御校の教育方針を教えてください。

中込先生

和洋九段女子中学校高等学校では1996年に制定した「先を見て齊(ととの)える」という校訓を掲げています。これは四書五経の一節をいただいた言葉で、「世の中の激しい変化の中で、常に先を見通して現在の自分をコントロールする」ことを意味しています。この校訓のもと「将来を見つめて、今できることを着実に行っていく」というのが本校の教育方針です。

この教育方針に則り学校も日々環境を整えており、2017年から中学校にグローバルクラス(2019年から高校にグローバルコース)を設置、また2020年には高校にサイエンスコースを新設しました。

和洋九段女子中学校高等学校の教育プログラム

ここからは、新設された教育プログラム(グローバルクラス/コース・サイエンスコース)を中心とした、和洋九段女子中学校高等学校の特色あるカリキュラムを紹介します。

学校全体の英語教育を底上げする「グローバルクラス」

和洋九段女子中学校高等学校の教室内風景

編集部

和洋九段女子中学校高等学校のグローバルクラスの特徴を教えてください。

中込先生

中学校のグローバルクラスで行う英語の授業は、海外帰国生など英語を話せる生徒で構成された「アドバンスト」、これから英語を学ぶ生徒で構成された「インターメディエイト」に分けて実施します。「アドバンスト」での英語の授業はオールイングリッシュで、「インターメディエイト」は日本語を交えた授業から徐々にオールイングリッシュに移行していきます。

高校では中学のグローバルクラスの延長として、オールイングリッシュの英語の授業を行っています。

アドバンストは休み時間でも英語で話すくらい、自然に英語でのコミュニケーションを取れる生徒が多くいます。インターメディエイトの生徒も英検2級以上でアドバンストへ移籍可能なため、中学から英語を始めた生徒も交えて英語でコミュニケーションを取っているところを見ると、すごく成長が感じられて嬉しくなりますね。

編集部

そういった成長した姿が、周囲にも刺激を与えていきそうですね。

中込先生

そうですね。中学校からグローバルクラスを導入しているのは、このクラスを通じて学校全体に英語の必要性や学ぶ意味を浸透させたい、という意図もあるんです。

本校ではグローバルクラスが学んだ成果を発表する機会があるのですが、それは講堂で全校生徒の前で行われます。中学から英語を学んだ生徒がレベルの高い発表をする姿は、グローバルクラスではない生徒にとっても刺激になっていると思いますよ。

英語で自分の意見を述べるスピーチコンテストなども、学年が上がるに従ってどんどんと上手になっていく様が見えます。そんな先輩の姿を見て、下級生もさらなる上達のモチベーションになっていると思います。

編集部

中学校・高校でグローバルコースを選択された生徒さんは、英語を使う仕事に就くことを見越して進路選択をされる方が多いのでしょうか?

中込先生

そういった希望を持つ生徒は多いですね。しかし必ずしも全員が英語能力に特化した進路選択をするわけではありません。ある生徒で、英検1級を取得した上で芸術系の大学を志望した子もいます。高度な英語力を持っていることはどのような道に進んでも武器になることだと思うので、それを活かしながら本人の希望の道に進んでもらえたらと考えています。

「サイエンスコース」では、興味のある分野で学びを深める理数探究も実施

和洋九段女子中学校高等学校の校長・中込先生

編集部

2020年に高校に新設された「サイエンスコース」についても教えていただけますか?

中込先生

サイエンスコースでは、理数科目に重点を置いた学習を進めています。生徒が自分の興味のある分野で研究をする、理数探究のカリキュラムを組んでいるのも特徴です。

生徒の探究をサポートする6人の専任教員がおり、探究活動の前にまずは6人の教員それぞれで輪講を行いながら、統計やフラクタルなどさまざまな研究の可能性を示していきます。例えば私の場合は、演繹法・仮定法の違いなどから「理系とは何か」ということを話しています。生徒たちはそれらの内容を見て、自分のやりたい探究テーマを決めていきます。

編集部

生徒さんが行った理数探究で印象に残ったものはありますか?

中込先生

オリジナリティがあって面白かったのは、ディズニーのダンボをテーマにした「どのように進化したら象が空を飛べるのか」という研究です。飛ぶにはどのくらいの筋力が必要か、その筋肉は耳の根本につくのかといったことを研究していって、最終的には「耳で飛べる象」を設計し、流線形の象ができあがりました(笑)。

あとは、チーズが好きな生徒が行った「なぜチーズは伸びるのか」という研究も印象的でした。我々が最初にそのテーマを聞いたときには「チーズが伸びる理由なんて、どこかに書いてあるだろう」と思っていたのですが、実は意外と奥深かったんです。何を添加するとどのくらい伸びるのかという実験を繰り返し、すべて一覧表にして実験動画と一緒に発表していました。その生徒は結局酪農学科に進学してチーズづくりをすることになったんですよ。

編集部

理数探究が進路につながっていったんですね!それも本人の興味を自由に突き詰めていける御校の環境があるからこその結果だと感じました。

社会で必要な力を育む「PBL型授業」

和洋九段女子中学校高等学校の校長・中込先生

編集部

授業についても伺いたいのですが、和洋九段女子中学校高等学校で特徴的な「PBL型授業」というのはどのようなものなのでしょうか。

中込先生

PBLはProblem Based Learningの略で、生徒自ら考えることを促すアクティブラーニングの一種です。まず教員からあるテーマに関するトリガークエスチョンを投げかけ、それに対して4人から6人のグループに分かれた生徒たちが情報収集、ディスカッション、プレゼンテーションを行う、という内容となっています。

PBLではすぐにディスカッションをせず、「沈黙の10分間」を使って生徒が自分の意見を考える時間があるのがポイントです。その後ディスカッションの過程に移るのですが、そこで自分の意見を表明できる時間は15秒。自分の意見を15秒にまとめるために、その10分間でノートを見たりタブレットで検索したり、図書館に走ったりと、あらゆる手段で情報収集を行います。

ディスカッションは15分の時間を取って、一人ひとり15秒意見を発表した上で、皆の意見をまとめていきます。そしてグループごとに発表をするのですが、持ち時間は1グループ5分ととても短いんです。意見を言う時間を短く制限することで、簡潔に発表できる訓練にもなっています。

保護者の方からは、よく「会社で行う会議と同じですね」と言われます。PBLを通じて、社会に出たときに必要な力を養うというのが目的の1つです。和洋九段女子中学校高等学校では、大学や企業、NPO法人などと連携してさまざまな体験をする機会がありますが、そういった校外の方とのコミュニケーションにもPBLでの学びが活きていると感じますね。

学校だけでは経験できない、企業や大学とともに取り組むさまざまなプロジェクト

和洋九段女子中学校高等学校にある美術展の案内

▲近隣に美術館も多く、学校の外での学びとして美術館を訪れることも多いそう

編集部

大学や企業、NPO法人などと連携があるとのことですが、こちらは具体的にどのような内容なのでしょうか。

中込先生

例えば近くにある専修大学には、本校の生徒が2つのゼミのフィールドワークに参加させていただいています。それぞれ「新大久保の活性化」「神保町商店街のリニューアル」をテーマとしたゼミで、生徒は放課後に参加してアイディアを出したりブレストをしたりしています。アイディアを出すとそれに対して大学生からの意見がもらえるので、生徒にとってとても良い経験になっているようです。

また高校1年生全員で長野県の山村に農村民泊し、地元の商工会議所と一緒に集落存続のアイディアを考えるという取り組みも行っています。実際にその集落の名産品を使ったメニューを生徒が考え、製品化した例もあるんですよ。また地元の名産のアップルシードルの販売促進のために、一人の生徒がラベルコンテストを考案したこともあります。コンテストの最優秀となったラベルを貼ったら、実際に売れ行きも良くなったそうです。

編集部

企業との連携についても、具体的な内容をお聞かせください。

中込先生

ファイナルファンタジーなどのゲームを開発したTBT Lab様と、クレジットカード会社のJCB様と連携し、2社と生徒のディスカッションを通じて学校の空間をメタバース化する「メタバーススクール体験プロジェクト」を実施しています。校内をメタバースで巡ることができ、校長である私のアバターも登場するのですが、質問するとAIで自動応答するようになっています。生徒が私のセリフをインプットしたのですが、さも私が答えそうなセリフで思わず笑いましたね(笑)。

先ほど例に挙げた長野県の山村も、この技術を駆使してメタバース空間を作りました。生徒たちが「地域活性化のためにできることはないか」と考え、企業様の協力を得て実現したもので、外部の方とのつながりが活動の広がりや深まりにつながっていると感じます。

その他にも、千代田区という立地のメリットを活かし、美術館や企業、大使館などと日常的に交流する機会があります。例えばイタリア文化会館でやるオペラのリハーサルに招待されたり、フランス大使館で実施する文化講座のお誘いがあったりします。周囲にたくさんの良い場所がある、とても恵まれた環境だと思います。

約130年の伝統に裏打ちされた、独自の教育・行事

明治時代に和洋裁縫女学院から発展した和洋九段女子中学校高等学校では、伝統的な日本文化を重んじた「和」の学びを提供しています。そんな特徴ある教育や行事について伺いました。

「和」の学びを伝える礼法や茶道・華道の体験

和洋九段女子中学校高等学校の被服の授業で製作したエプロン

▲中学の家庭科の授業で製作したエプロン

編集部

和洋九段女子中学校高等学校では中学1年生で礼法、中学2年生で日本文化を学ぶ機会があるとのことですが、こちらはどのような内容なのでしょうか。

中込先生

礼法は毎日の生活に最も役立つものとして、ドアの開け方やお辞儀の仕方、お茶碗の持ち方など、立ち振る舞いの基本を中心に教えています。卒業式のときの綺麗なお辞儀を見ると、中1のときの礼法の教えが身についているんだなと実感しますね。大学の面接などでも本校の生徒は行儀の良さを褒められることが多いんですよ。

中学2年生の日本文化では茶道や華道を教えています。茶道も楽しんでもらっているのですが、華道は先生から「葉っぱ1枚切ってはいけない」と教えられるため、そこが意外で楽しい生徒が多いようです。

編集部

和洋裁縫から始まっている学校ということで、裁縫の授業も行っているのでしょうか?

中込先生

高校生をメインに被服の授業を行っています。被服室もあって1人1台ミシンを用意しています。

和洋九段女子中学校高等学校の被服室

編集部

こういった経験を通じて生徒さんたちの変化を感じる場面はありますか?

中込先生

華道や被服は、文化や教養をつけるものであると同時に、生徒が作品をつくる機会でもあります。自分の個性を表現するのに悩み、私のところに相談に来ることもあるのですが、そういう作品づくりに悩む姿を見ていると精神的な成長を感じますね。

伝統行事「扇の舞」は6年間の集大成!

編集部

その他にも、「和」の文化を感じられるような和洋九段女子中学校高等学校の行事などがあれば教えてください。

中込先生

体育祭の最後を締めくくる演目として、高校3年生による「扇の舞」を行っています。これは昭和30年代から続く本校の伝統の演目で、和洋九段女子中学校高等学校6年間の学校生活の集大成となる行事です。毎年高校3年生が0から創り上げていき、全校生徒の前で心を一つにして躍る、とても思い出に残るイベントとなっています。

和洋九段女子中学校高等学校のスクールライフの魅力を紹介

和洋九段女子中学校高等学校のキャンパスは東京メトロ九段下駅から徒歩数分、緑豊かで歴史的建造物も多い文教地区に位置します。2014年には新校舎が完成し、より一層学びの環境が整備されました。そんな魅力あふれる施設で過ごす同校のスクールライフを紹介していきます。

校舎の特徴・魅力

和洋九段女子中学校高等学校の温水プールと体育館

▲体育館の上に1年中使える温水プールを完備

編集部

先ほどもお話いただいたように、和洋九段女子中学校高等学校の周辺には本当に良い環境が広がっていますね。

中込先生

歩いていける範囲に多くの美術館がある環境というのはなかなかないですよね。周囲に学校が多いこともあり、パトロールカーによる見守りなど警備も万全なので本当にありがたいなと思います。

編集部

2014年に新校舎が完成したとのことで、特徴的な設備や生徒に人気のスポットがあれば教えてください。

中込先生

テイクアウトができるカフェテリアは生徒にも人気です!

和洋九段女子中学校高等学校カフェテリア

和洋九段女子中学校高等学校カフェテリア

▲コロナ禍以降テイクアウト専門となっているカフェテリア。人気メニューはオムライスとパスタ

中込先生

校内には小さなテーブルと椅子がたくさん置いてあるので、仲の良い子同士だったり何か相談がある子だったりで良く集まっています。いろいろな所でぱっと集まれる場所があるのは良いなと思いますね。

和洋九段女子中学校高等学校のフリースペース

▲点在するフリースペースが生徒間のコミュニケーションの場に

中込先生

学習関係の設備でいうと、生徒が自習できる「スタディステーション」は213席と生徒の半数程度を収容可能で、なおかつ最大夜20時まで使用することができるため、残って勉強をしたい生徒にも重宝されています。「イングリッシュルーム」というネイティブ教員と英語でコミュニケーションが取れる部屋も、英検の2次試験対策などで活用されています。

和洋九段女子中学校高等学校の「スタディステーション」

▲生徒の約半分を収容できる席数の「スタディステーション」

和洋九段女子中学校高等学校の図書室

▲好奇心をかきたてる工夫でいっぱいの図書室には、生徒が好きな小説の「その後」を創作した作品も

2017年に制服をリニューアル!スカートに加えスラックスも導入

編集部

学校生活を送る上で大切な制服についても伺います。和洋九段女子中学校高等学校では2017年に制服をリニューアルされたとのことですが、どのように変わったのでしょうか。

中込先生

ブルーを基調とした新しいデザインとなり、バリエーションも増えました。ネクタイかリボンを選ぶことができ、セーターもグレーとブルーから選択可能です。また大きな変更点としてスラックスが加わったこともあります。生徒はチェックのスカートかスラックスの好きな方を着用できます。組み合わせのバリエーションも豊富になっていますよ!

部活も盛ん!箏曲部など特徴的な部活も

編集部

和洋九段女子中学校高等学校で人気があったり、特徴的な活動を行っていたりする部活動はありますか?

中込先生

ダンス部、管弦楽部は人気ですね。空手道部も、少人数ではあるものの賞をいただくなど精力的に活動しています。バドミントン部や美術部も盛んで、運動系、文科系問わずいろいろな部活動が頑張っていますよ。箏曲部があるのも、和洋九段女子中学校高等学校ならではの特徴といえるかもしれません。

穏やかな校風の一方で、芯を持って挑戦する生徒が多数

和洋九段女子中学校高等学校の校長・中込先生

編集部

和洋九段女子中学校高等学校の全体的な雰囲気についても伺いたいのですが、生徒さんに共通する特徴などはありますか?

中込先生

本校には柔らかい雰囲気の、穏やかな生徒が多いと思います。一方で芯がしっかりとしていて物事をやり通す力があるのも特徴です。あとは人とのコミュニケーションが得意で、お願い上手な子も多いですね(笑)。

編集部

生徒と先生の関係はいかがでしょうか?

中込先生

和洋九段女子中学校高等学校では1年間で担任と生徒が最低3回は何十分かの話し合いをするようにしています。学年主任も年に2回程全員と話をしています。

そういう話し合いの場を通じて先生が生徒の抱えている悩みや問題を把握することができています。それ以外にも普段からのコミュニケーションで些細な生徒の変化に気づく教員はとても多いなと感じています。

編集部

日頃から教員と生徒さんが良好な関係を築けているからこそ、生徒さんの変化や悩みに気づいてサポートできているんですね。そういった学校の良い雰囲気が伝わるようなエピソードがあれば教えてください!

中込先生

年度終わりのホームルームの時間を使って、体育館で年忘れコスプレ大会をやっている学年がありました(笑)。本当は1年間の振り返りを行う時間なのですが、学年主任が「それは家でやろう」と決め、遊びの時間になったそうです。

皆そういったイベントが大好きで、ダンスコンクールなどに有志で応募していることも多いんですよ。ある学年では、皆でさまざまなコンクールに応募しようということで挑戦していろいろな賞を受賞したこともあります。終業式で50人くらいの生徒に表彰状を渡したために、すごく長時間の式になってしまいました(笑)。

編集部

実際に受賞できるのがすごいですね。どのようなコンクールに応募されたのですか?

中込先生

そのときは各生徒が自分の強みを活かして受賞できそうなコンクールに、それぞれ応募していったようです。その1つに「政策甲子園」という、国が抱える課題について政策を立案するものがあり、若者の投票促進の政策としてゲームを活用したアイディアを考えていました。決勝戦は参議院の本会議場で実施したのですが、本校では毎週のようにプレゼンをしているため、かなり上手い発表ができていましたよ。

和洋九段女子中学校高等学校の校舎外観

▲政策甲子園では優秀賞を受賞!

和洋九段女子中学校高等学校からのメッセージ

和洋九段女子中学校高等学校の校長・中込先生

▲中込先生の背景にあるのは、125周年記念の美術部制作「和洋の四季」の絵

編集部

最後に、和洋九段女子中学校高等学校からお子様や保護者の方に向けたメッセージをお願いします。

中込先生

人生において、「良い出会い」というのはとても大切です。学校選びの際にも、人生を変えるような良い出会いがたくさん生まれる点を重視して選択していただけたらと思います。

和洋九段女子中学校高等学校ではさまざまな経験を通じて、本当にたくさんの良い出会いを得られる環境があります。いろいろと挑戦する中で失敗することもあると思いますが、学校という安全な場所でする失敗は、お子様を大きく成長させてくれると思います。そういう出会いを求めている方は、ぜひ和洋九段女子中学校高等学校を選んでもらえると嬉しいです。

編集部

中込先生、本日はありがとうございました!

和洋九段女子中学校高等学校の生徒・保護者からの声

ここでは、和洋九段女子中学校高等学校への生徒・保護者のからの口コミを抜粋してご紹介します。

英語に力を入れており、英検対策の授業があるのがありがたい

穏やかな生徒が多く、お互いに尊重し合える空気がある。先生とも良い関係で、生徒一人ひとりに寄り添ってもらえる

周辺環境がとても良く、校舎もきれいで、安心して子どもを通わせられる。

生徒からも保護者からも、周辺環境や校舎の充実面を魅力にあげる意見が多く見られました。在校生や卒業生からは、穏やかで尊重し合える空気感の中で学校生活を過ごせる点を魅力に挙げる声が多く聞かれました。生徒同士はもちろん、先生との関係も良く、英語などの学習面も含めてきめ細かなサポートが受けられることがうかがえます。

和洋九段女子中学校高等学校の進学実績

和洋九段女子中学校高等学校では私立大学を中心に進学実績があり、早稲田大学などの名門私立大学にも合格者を輩出しています。指定校推薦も多く、さまざまな進学実績があります。

同校での「つながる学び」の経験を通じて社会課題の解決に興味を持つ生徒が多くなっており、その中で特に医療系や看護系を志す生徒が増えているのも特徴です。薬学部や看護学部への合格者も多数輩出しています。

■進学実績の詳細:https://www.wayokudan.ed.jp/career/result/

和洋九段女子中学校高等学校の基本情報

お問い合わせ https://www.wayokudan.ed.jp/
inquiry/
住所 東京都千代田区九段北1-12-12
電話番号 03-3262-4161
公式URL https://www.wayokudan.ed.jp/