鷗友学園女子中学高等学校の、他者とのつながりから学ぶ心の教育|中高一貫校

特色ある教育プログラムを展開している注目の学校を紹介するこの企画。今回紹介するのは、東京都世田谷区にある中高一貫の私立女子校「鷗友学園女子中学高等学校」です。

同校はキリスト教精神に基づき、コミュニケーションに重点を置いた「アサーショントレーニング」を始めとするオリジナルの心の教育を実施しています。

また戦時中も英語教育を続けるなど、伝統的にグローバル教育を展開しており、現在もオールイングリッシュの授業や国際理解プログラムなどを通じて人材を育んでいるのが特徴的です。

今回は2024年度から新たに校長に就任された柏いずみ先生、入試広報部長の若井由佳先生に、同校の教育理念やそれに基づく心の教育、グローバル教育の特徴、スクールライフの魅力についてお話を伺いました。

鷗友学園女子中学高等学校の「人生の指針となる」3つの校訓

鷗友学園女子中学高等学校校長の柏先生

▲インタビューにご対応いただいた校長の柏先生

編集部

まずは、鷗友学園女子中学高等学校の教育理念を教えていただけますか?

柏校長

本校はミッションスクールではないものの、初代理事長の志により、キリスト教精神を教育の土台としています。校訓は、「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」です。

「慈愛」は、「私たちは一人ひとりが愛されている存在だ」ということを理解し、自分も他者もお互いに大切にしてほしいということです。

「誠実」は、人間一人ひとりに神様から与えられた“賜物”、つまり可能性があり、それに誠実に向き合い伸ばしていこうと努力することを意味します。そこで大切となるのが、自分のためだけでなく他者や世の中のことを思う視点です。自分の可能性を人のためにどう活かせるかということを、学校にいる間だけでなくその先の人生においても追求し続けてほしいというのが誠実の本質です。

そして「創造」とは、新しいことを創り出すことを意味します。本校の初代理事長である石川志づが「止まらずに常に動き続けるのが創造的な生き方です」という言葉を残しているように、自身の現状に甘んじることなく他者と関わりを持ちながらクリエイティブに新しい価値観を生み出すことが本校の考える創造です。

この3つはバラバラに存在するのではなく、「慈愛」を土台にした「誠実」があり、「慈愛」と「誠実」の上に「創造」が成立するというように相互に連関しています。それぞれを意識しながら、学校生活の中だけでなく人生を通じてこの校訓を全うしてもらえたら、というのが本校の想いなんです。

鷗友学園女子中学高等学校の校訓「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」を表した絵画

▲校訓「慈愛(あい)と誠実(まこと)と創造」を表した絵画

編集部

おっしゃった3つの校訓は、御校の生徒さんにとっては人生の指針になるような言葉なんですね。

柏校長

そうですね。私も本校の出身なのですが、在学中もこの校訓は学校全体に浸透していると感じていましたし、卒業してから社会で活躍していく上でいつも振り返ることとなる、いつの時代にも生き抜く力となる言葉だと実感しています。

実際に、鷗友の卒業生には社会に出た後にこの校訓を体現するような活動をしている人が多いんですよ。ルワンダ難民を支援する、女性活躍が進んでいないIT業界を開拓するなど、大人になっても他者のために歩みを止めない姿勢を持つ人材が多いのも、「慈愛と誠実と創造」という校訓が根付いているからこそなのではないでしょうか。

それは進学実績などには表れない、鷗友学園女子中学高等学校ならではの魅力だと思います。

「アサーショントレーニング」などコミュニケーションを学ぶ機会が多い

編集部

鷗友学園女子中学高等学校の心の教育について伺います。今お話しいただいた校訓を、どのようにプログラムに落とし込まれているのでしょうか。

柏校長

本校では中学校において、他者とのコミュニケーションに重点を置いた「アサーショントレーニング」という時間を設けています。アサーショントレーニングとは、同じ言葉でも相手によって、伝わり方や受け取り方に違いがあることを知るための取り組みです。

アサーションの考え方ではコミュニケーションの仕方を傾向ごとに3つのタイプに分類(※)しているのですが、それを踏まえてプロのトレーナーによるさまざまなグループワークなどを実施しています。「こうしたらうまくいく」という答えを教えるのではなく、生徒自身に相手の気持ちや伝え方を考えさせるのがポイントです。
(※)自分の考えを優先して主張する「アグレッシブ」、相手のことを考えて自分の主張を我慢する「ノンアサーティブ」、相手の気持ちを配慮しつつ自分の主張も伝える「アサーティブ」の3つ
鷗友学園女子中学高等学校のトレーナーがアサーショントレーニングを行う様子

▲アサーショントレーニングを行う様子

編集部

実際のアサーショントレーニングの一例を教えていただけますか?

若井先生

例えば私のクラスでは、「友達と遊びに行く約束をしたけれど相手が来なかった場合、次の日あなたは学校で何と言うか?」というシチュエーションで、アサーショントレーニングを行いました。

アグレッシブは「あなたなんてもう嫌い!」、ノンアサーティブは「何も言わずに我慢する」、アサーティブは「少し怒ったけど、心配もした」というように、それぞれのタイプごとの想定文言を並べて、生徒たちは実際にそれを言ったり言われたりする体験をしたんです。そして終わった後に「それを言ったとき、言われたときに何を感じたか」をクラスで共有しました。

その中で一番意見が分かれたのが、何も言わないというノンアサーティブの対応です。ある生徒は自分が我慢すれば相手を傷つけない優しさと捉えたのですが、別の生徒は「自分が本当に予定を忘れていた場合、謝る機会を逃してしまうから一番傷つく」と捉えました。このように、正解のないコミュニケーションを実践的に学べて、なおかつクラス内でのお互いの考えを知ることもできるとても良いトレーニング内容となっています。

3日に1回の席替えで仲を深める!一人ひとりがさまざまな役割を担うグループワークも

鷗友学園女子中学高等学校の園芸の授業

編集部

御校では中学校で頻繁に席替えをしているとのことですが、こちらもコミュニケーションを活性化することを意識された取り組みなのでしょうか。

柏校長

そうですね。特に入学したばかりのときは出席番号順に座りますので、そのまま席を固定すると出席番号の離れた人と話す機会が少なくなります。しかし、席替えをすることで物理的距離が縮まり、クラスの誰とでもコミュニケーションが取れるようになります。3日に一度の席替えは、クラスの出会いを自然と広げてくれます。

また、授業中にグループワークやペアワークを取り入れたり、エンカウンタープログラムなどゲーム的な共同作業を行ったりと、さまざまな人と一緒に目標を達成していく機会も多く取り入れています。これはコミュニケーションの活性化とともに、生徒にさまざまな役割を担ってもらう機会を増やす意図があります。

このように、いつも同じグループで役割が固まってしまわないよう、さまざまなグループの中でそのときに応じた役割分担をし、皆で目標を達成していく経験をしてもらえたらと考えています。

オールイングリッシュで“英語脳”を育むグローバル教育

鷗友学園女子中学高等学校の英語教育の教材

▲英語教材の数々。多くの本を読んでいくことで英語力・表現力の基礎を身につけていく

編集部

続いてグローバル教育について伺います。御校では中学1年からオールイングリッシュでの授業を行っているとのことですが、どのような内容なのでしょうか。

柏校長

本校では約20年間、オールイングリッシュでの英語の授業を実施しています。幼い子どもが周囲の大人から話しかけられながら自然と日本語を身につけていくように、中学生から英語のみの環境に身を置くことで“英語脳”を育てたいという発想で始めました。

このオールイングリッシュの授業を支えているのが「多読」です。本校には約3万冊の英語の本があり、その中から自分の好きな本を選んで1年間で約10万語の文章量をとにかく読んでいくという多読を実施しています。一語一語をその都度日本語に変換するのではなく、文脈から意味を類推しながら読み進めることで、英語を自然に理解する頭の回路をつくっていくのが目的です。中学1年で10万語、中学3年で100万語が目標です。

編集部

オールイングリッシュの授業や多読の効果は、生徒の皆さんの成長にどのように表れていますか?

柏校長

物語の登場人物や情景を具体的にイメージしながら読み進めるため、自然な英語表現が身につくのはオールイングリッシュの授業の効果といえるでしょう。

また、私が音楽の授業を受け持っていて感じたのが、生徒たちは英語だけでなくドイツ語やラテン語、イタリア語の歌にも非常に順応性が高いということです。多言語を習得する際にも「耳の良さ」が活かされているのではないでしょうか。実際に、進路選択でも英語以外の言語を専攻する生徒もみられます。

鷗友学園女子中学高等学校の『L.L.ライブラリ』

▲たくさんの洋書がある『L.L.ライブラリ』

高校の「国際理解プログラム」では海外研修など多くのプログラムから選択可能

編集部

御校のグローバル教育は、中学校以降ではどう進んでいくのでしょうか。

若井先生

中学3年間のオールイングリッシュの環境、多読を通じて生きた英語力を培った上で、高校ではより高度な英語力を培うための授業を実施しています。

例えば、実際に海外に行くと、伝えたいことがあっても正確なニュアンスで伝えるのが難しい場面が多々ありますよね。より美しく、正確な英語力を培うために、高校では日本語で文法をしっかり学びます。

また、授業で培った英語力を活かし、グローバルな感覚を身につけていくために、希望制の国際理解プログラムも用意しています。このプログラムは、欧米やアジア圏への短期研修や海外の講師を招いた国内でのセッション、オンラインプログラムなどから選択できるのが特徴です。多国籍の方々との交流を通じて、コミュニケ―ション能力や異文化を理解する精神を育んでいます。

高校生になると、英語のジョークなどもおおよそ理解できるようになっています。いわゆる教科書的表現ではない英語表現も習得できるため、現地の生徒さんとのコミュニケーションにも役立っているようです。

在学中も卒業後も変わらない絆の強さが「鷗友生」の特徴

ここでは、行事や部活動などさまざまな学校生活のシーンについて伺い、鷗友学園女子中学高等学校の生徒たちがどんな関係性を築き上げていくかをお聞きしていきます。

運動会やハレルヤコーラスなど、学年が上がるにつれて白熱する学校行事

鷗友学園女子中学高等学校のホール

▲イベントなどを実施する広々としたホール

編集部

続いて、鷗友学園女子中学高等学校での学校生活の魅力にも迫っていきたいと思います。御校の行事の中で、ぜひ紹介したいというものは何でしょうか?

柏校長

本校の行事の中でも、運動会は誰もが熱狂できる魔法のような行事です。私も自分のことをクールなほうだと思っていたのですが、高校生時代も、そして今でも熱く盛り上がってしまいます(笑)。

若井先生

運動会は中学1年生から高校3年生が一堂に会して実施しているのですが、学年が上がるにつれて団結力が高まっていく様子がよくわかります。中学1年生ではまだ生徒によって温度差があるのですが、高校3年生になると団結力を発揮して、喜怒哀楽を前面に出しながら、真剣に取り組んでいるんです。

そういう上級生のパワーを目の当たりにすると、下級生の生徒も心を揺さぶられて「自分たちも頑張ろう」と変わっていくのではないでしょうか。運動が苦手な子でも、応援や応援旗づくり、競技の戦略を練るなど、運動の得意・不得意にかかわらず皆で一致団結して取り組む機会になっています。

柏校長

運動会以外だと、中学3年生から高校3年生までの約1,000人の生徒でハレルヤコーラスを歌う行事も本校ならではですね。4学年が集結し、オーケストラの伴奏に合わせて歌うその様子は、美しさと迫力に満ちとても感動的です。

生徒にとってもこのコーラスは、多くの生徒と1つになって瞬間芸術をつくり上げていく貴重な体験になっていると思いますね。そこで得たものは、社会人になった後にもアマチュアオーケストラに参加したり、留学時にホームステイ先のご家族と一緒にクリスマスにハレルヤを歌ったりと、さまざまな場面で活かされる財産となっているんです。

また、高校3年生は大学受験共通テスト翌日の登校日に、まずみんなで合唱をしています。これには、大変な局面でもまず歌うことで切り替えるという意味合いがあります。そういうスイッチを持つことは、身体と精神のバランスを保つ上でとても重要ですし、ある意味では鷗友生の「武器」でもあるんです。

先輩・後輩のつながりを深め、生徒の成長を促す部活動

鷗友学園女子中学高等学校の柏先生と若井先生

編集部

鷗友学園女子中学高等学校は、部活動も盛んなのでしょうか。

若井先生

本校には35もの部活動があり、ほとんどの生徒がいずれかの部活動に所属し、熱心に活動しています。活動日は、週5日のものから週1日のものまでさまざまあるので、自分のライフスタイルに合わせて選んでいます

部活動に熱心に取り組む生徒が多いので、部内のつながりや部に対する思い入れが深い生徒が多いですね。先日、ある運動部の生徒と話した際に「うちの部活は同級生だけでなく上級生・下級生も含めて仲が良く、何よりもお互い高め合える関係なんです」と言っていました。勉強にも部活動にも全力で取り組む上級生たちの背中が、下級生の刺激になっているのだと思います。

「先輩たちがしてくれたように、自分たちも後輩に丁寧に指導しよう」と、縦の関係を自然と学べるのも本校の部活動の良いところです。

柏校長

私は昨年度までオーケストラの管弦楽の顧問をしていました。楽器未経験で入部してきた新入生に高校生が丁寧に教えている姿をよく目にしました。

中学1年生にとっては上手に演奏できる高校生は憧れの存在ですが、なかなか上達しないなどの悩みを抱えているときには、中学2年生がより身近な存在としてアドバイスをしているんです。教員にとってはつい最近まで教えられるばかりだった下級生が頼もしい先輩になっている姿を見て、成長を実感できる瞬間でもあります。

先輩や卒業生とのつながりが、生徒のモチベーションアップを向上させる

鷗友学園女子中学高等学校の授業風景

編集部

御校の行事や部活動のお話から、中高一貫校だからこそ先輩の姿を見ながら成長していける環境があることが伝わってきました。

柏校長

本当にそうですね。上級生たちの姿を見て憧れつつ、「自分たちのときはもっと素晴らしいものにしよう」とプライドをもって取り組むことが生徒を成長させていると感じます。上級生たちの全力の姿勢が下級生たちを惹きつけて、モチベーションを高めているのではないでしょうか。

編集部

行事や部活動以外にも、上級生から学びを得る機会などがあれば教えてください。

柏校長

毎年9月下旬に「卒業生のお話を聞く会」を実施し、卒業生約90名と在校生が交流する機会を設けています。そこでは中高時代の話から進路選択、大学での学び、職業の話まで、卒業生が自身の経験に基づくアドバイスを在校生に向けて送っています。

またこの会は卒業生同士の懇親会も兼ねており、世代を超えた卒業生同士のつながりを深められるのもポイントです。「鷗友生」というつながりのもとで、業界や立場を越えたネットワークを広げられる機会になっています。

これ以外にも、「鷗友生」というつながりが卒業後に発揮されているケースは少なくありません。社会に出た後も鷗友の卒業生同士で世代を超えてつながり、ネットワークが広がることで新しい取り組みが生まれるきっかけになることもあるようです。

理系進学者多数!そのほか音楽・美術・建築といった芸術系など、多様な進路が実現

鷗友学園女子中学高等学校の校内にある園芸実習園

▲鷗友学園女子中学高等学校では全人教育の一環として、創立当初から総合学習「園芸」を実施。家庭科だけでなく理科の学びにもつながっている

編集部

卒業生のお話が出たところで進路についてもお聞きしたいのですが、御校では文系・理系でいうとどちらの比率が高いのでしょうか。

柏校長

高校2年生で、文系、芸術系クラスと理系クラスに分かれます。人数の割合は、毎年ほぼ1:1で、若干理系が多い年もあります。

理系選択の中でも特徴的なのが、一般的に女子の割合が低いとされる工学系を志望する生徒が多いことです。そのため本校の場合、生物よりも物理を選択する生徒の割合がかなり高くなっています。

編集部

理工学系の進路選択が多いのには何か理由があるのでしょうか。

若井先生

本校では、中学1年、2年のときは、実験を中心に授業を展開しています。実験回数は年間、20~30回にも及び、こういった実験を通して、興味を持つ生徒が一定数いると思います。

ただ、学校として何か特別に働きかけているということはなく、あくまで生徒本人が進路を考えた結果として、理工学系の進路を選択する生徒が増えているというのが実際のところです。

鷗友学園女子中学高等学校の理科の実験の様子

▲理科の授業風景。計5つの実験室でオリジナルの実験を行っている

編集部

他に、御校の進路選択で特徴的なところがあればお聞かせください。

柏校長

美術や音楽といった芸術系の進路を選択する生徒が毎年必ずいるというのは鷗友学園女子中学高等学校の進路の特徴の1つです。

近年は、STEAM教育が重視されていることからもわかるように、国際的にも「芸術を学ぶことはユニークな発想につながる」とされていますよね。世界の名門大学でも、専門分野に加えて音楽や美術などの芸術系をカリキュラムに加えるところが多くなっています。

本校でも音楽や美術なども含めた多様な学びを展開し、感性を磨く全人教育を重視しています。その結果として、芸術系進路を志す生徒が出てきているのだと思います。美大や音大への進学希望者に向けては、高校2年生から芸術選択のコースを設けており、それぞれの生徒の志望に応じた指導を行っています。

鷗友学園女子中学高等学校の校舎内に飾られている絵画

▲校内には生徒の描いた絵画が飾られている

鷗友学園女子中学高等学校からのメッセージ

鷗友学園女子中学高等学校の校門と校長の柏先生

編集部

最後に、鷗友学園女子中学高等学校に興味を持った読者の方に向けてメッセージをお願いします。

柏校長

子どもたちは皆、可能性の塊です。ただしそれが開花するタイミングはお子様によって異なります。自分のタイミングできっと花を咲かせてくれると思いますので、保護者の方はお子様が苦労しているときも先回りして答えを与えるのではなく、まずはご本人の話を聞くなど見守っていてもらえたらと思います。

鷗友学園でも、生徒一人ひとりの個性や成長過程を大切に、人を育てていきたいと考えています。お子様が気に入った学校こそが一番成長する場所なのだと思います。是非、生徒のようすを直にご覧いただき、鷗友学園の生活を想像してみてください。

編集部

柏先生、若井先生、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!

鷗友学園女子中学高等学校の進学実績

鷗友学園女子中学高等学校の過去3年の進学実績を見ると、国内最難関大学である東京大学、京都大学に毎年合格者を輩出しており、特に2023年度には東京大学に2桁の合格者を輩出しています。また東京大学、京都大学の文系・理系学科にそれぞれ進学者がいるのも特徴です。

私立難関大学である早慶上理(早稲田大学・慶應義塾大学・上智大学・東京理科大学)にも300名近い合格者を輩出しています。また武蔵野美術大学や東京造形大学などの美術・芸術系大学や、海外大学など、多様な進路が実現しています。

鷗友学園女子中学高等学校の校舎内装飾

▲校内には遊び心のある装飾もあちこちに見られ、クリエイティブな雰囲気がある。美大など芸術系の進路を選ぶ生徒がいるのも頷ける

鷗友学園女子中学高等学校の卒業生・保護者・在校生の口コミ

鷗友学園女子中学高等学校の学校内の各所の風景

▲校内各所のようす。実習園の畑など、緑が多い環境なので気持ちよく毎日を過ごすことができる

ここでは、鷗友学園女子中学高等学校の生徒や保護者の方から寄せられた口コミを一部抜粋して紹介します。

(在校生)個性的で面白い先生が多く、授業が楽しい。いろいろな生徒がいるが、席替えが多いことでクラス全体の仲が良い。

(在校生)入学から1年と少しで英語が結構話せるようになるなど、英語力が身につく。

(在校生)どの部活も活気があり、先輩がとても優しい。

(卒業生)有名大学の進学実績が目立つが、進路に関わらず生徒の目標を先生が全力で応援してくれた。

(卒業生)席替えやグループワークを通じて自然に仲が良い子ができ、誰とでも気兼ねなく話せる関係になった。

(保護者)勉強も部活もパワフルにこなす生徒が多い。学年が上がるごとにパワフルさが増している。

(保護者)校則も厳しすぎず、生徒の自主性を重んじる自由な校風がある。ただししっかりしている生徒が多く、宿題も多いため自然と学習習慣が身についている。

(保護者)生徒それぞれが安心して居場所を見つけられるような工夫がされている。焦ることなくゆっくりと友達をつくっていける環境がある。

在校生や卒業生、保護者の方から異口同音に、席替えやグループワークなどを通じてクラス全体で仲を深めていける環境に対する高評価の声があがっていました。

またインタビューにもあったように、何事にも積極的に取り組む先輩の姿があること、先輩と後輩の良い関係性があることが口コミからも伝わってきました。生徒の自主性を尊重しつつも、しっかりとした学習サポートや進路指導がある点も魅力のようです。

鷗友学園女子中学高等学校へのお問い合わせ

 

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