同志社女子中学校・高等学校の伝統行事と「主体性・自律性」を育む教育|中高一貫校

特色ある教育や魅力的な校風で注目されている学校を紹介する本企画。今回は、京都市上京区今出川に立地している私立の女子中高一貫校「同志社女子中学校・高等学校」を紹介します。

同校は名前からわかるように同志社大学および同志社女子大学の系列校であり、キャンパスも隣接しています。 また、関関同立(※)の附属・系列校の中でも唯一の女子校であるほか、他の同志社系列校とは異なりコース制を導入していることも大きな特徴です。
(※)関西の難関私立大学「関西大・関西学院大・同志社大・立命館大」をまとめた総称

教育理念としては、キリスト教の教えに基づく「全人教育」をベースに、社会において能力に応じた奉仕ができる女性の輩出を目指しています。同志社大学の創立者である新島襄の教育方針は約150年に渡り歴史を紡ぎ続けており、特に「クリスマス・ページェント」や「花の日礼拝」といった伝統行事にその精神が現れています。

今回は、校長の中村久美子先生と、入試センター部長の谷口美都子先生にインタビューし、教育プログラムや校風について詳しくお話を伺いました。

同志社女子中学校・高等学校の「⼈のため」に奉仕する心を育む教育理念

同志社女子中学校・高等学校の中村校長先生

▲インタビューにご協力いただいた中村校長先生

編集部

まずは、同志社女子中学校・高等学校の教育理念や、生徒へ寄せる想いについて教えてください。

中村校長

同志社女子中学校・高等学校は、新島襄の建学の精神と、新島八重や宣教師たちによる熱意ある女子教育の考えを受け継ぐ学校です。私たちは教育理念に、キリスト教主義、国際主義、自由主義を掲げ、先人たちが人生をささげて設立した本校の伝統を守りながら、新しい時代にも適応した学校づくりを目指しています。

特に大切にしているのは、聖書の一節「あなたがたは地の塩である。あなたがたは世の光である」という言葉に基づいた教育です。毎日の礼拝に重きを置き、目に見える部分だけでなく、見えない部分も含め、困っている方々のために力を発揮できる人を育てたいという想いで、生徒と向き合っています。

編集部

「困っている方々のために力を発揮する」という部分について、生徒さん方はどのような形で体現されているのでしょうか。

中村校長

あえて教師から教え込まなくても、生徒たちが自然な形で、“困っている人の役に立てるような仕事に就きたい”という観点で進路を選ぶケースが多くみられます。

たとえば、「病気で苦しむ人の助けになりたい」と医師や薬剤師、看護師を目指す生徒もいれば、「得意分野を活かして人や社会に尽くしたい」と法律やマーケティングを学ぶ生徒までさまざまです。こうした視点で自分のキャリアを考えるという流れが続いていることには、我が校のことながら感動を覚えていますね。

同志社女子中学校・高等学校の「同志社らしい」習慣や行事とは

同志社女子中学校・高等学校のファウラーチャペル

▲毎朝の礼拝が行われるファウラーチャペルは全校生徒1,500人以上を収容でき、学校生活の中心となっている

同志社女子中学校・高等学校は、自由な校風が特徴のひとつです。中学・高校の6年間の学校生活で、自ら考える力と、自身を律する強さ・しなやかさを育みます。

そのベースとなっているのは、毎日の礼拝や、伝統を守り続けている行事などキリスト教に関連した取り組みです。同志社系列校の中でも、宗教教育が充実している同校の特徴や校内の雰囲気についてお聞きしました。

朝の礼拝から始まり終礼で締めくくる日々で人間性を養っていく

同志社女子中学校・高等学校の谷口先生

▲インタビューにご協力いただいた谷口先生

編集部

同志社女子中学校・高等学校で毎日欠かさず行われる礼拝について、どのような内容か詳しく教えてください。

谷口先生

同志社女子中学校・高等学校では、毎日約20分の「朝の礼拝」と、夕方約5分の終わりの会である「終礼」を礼拝形式で行います。私たちは“祈りで始まり祈りで終わる学校生活”と表現しているんです。

朝の礼拝は、牧師先生にお越しいただくこともありますが、半分以上は教職員が交代で、本や映画、学生時代の経験などをもとに、さまざまな角度から話をしています。また、「報告礼拝」として生徒が行事や語学研修などをテーマに自分たちの話をすることもありますよ。

中村校長

終礼はクラスごとに行い、讃美歌を歌い、聖書を読み、生徒たちが交代交代でお祈りをします。「休んでいる友人が明日来れますように」など、温もりに満ちた言葉でお祈りをする生徒が多いですね。他者を思いやる気持ちや行動が自然な形で表れています。

礼拝は、生徒や教師が経験を共有することで、お互いに成長し合える重要な機会です。この時間を通して、奉仕の精神や世の中で役立つ考え方、相手の立場を思いやり個性を尊重する意識などが自然に根付き、人間性を養っていくうえでの土台となっていますね。

伝統礼拝「クリスマス・ページェント」や「花の日礼拝」で磨く自主性

同志社女子中学校・高等学校のパイプオルガン

▲礼拝で美しく重厚な音色を奏でるパイプオルガン。この音色を懐かしみ、行事に参加する卒業生も多い

編集部

同志社女子中学校・高等学校で“欠かせない要素”とされているような行事はありますか?

谷口先生

本校では全校で取り組む伝統的な礼拝「クリスマス・ページェント」に力を入れています。

全校生徒でおこなう朝の部と、保護者や卒業生、近隣の施設の方々をお招きした午後の部があり、生徒は舞台に出演する以外にも、衣装や装置などさまざまな役割を担っています。生徒全員で歌う讃美歌は圧巻で、先輩から受け継がれ、守り続けている伝統行事です。

中村校長

クリスマスは、どんな方々にも光が届くように、人々を救うために、この世に神様が遣わしてくださった、神の子・イエスの誕生を祝う行事です。一般的にはケーキとクリスマスソングでお祝いするというイメージが強いですが、本校の生徒たちはクリスマス・ページェントを通してクリスマスの本来の意味を体感し、理解していきます。

ポイントは、生徒会をはじめとした生徒たちが自ら企画し、各リーダーたちがプランを考え組織的に動き、行事をすべて創り上げているところです。期末試験を終えてからたった1週間と準備期間は短いですが、生徒全員が参加し、まさに全校一丸となって創り上げています。

また、生徒のなかには「引き継ぎノート」というものがあり、これも伝統となっています。“この時期にはこれをする”“これはもう少し早くすべきだった”といった準備の流れや反省が綴られ、次年度の生徒へ引き継がれているんです。毎年、生徒はノートを見ながら準備を進め、次年度のリーダーも自覚を持ち行事に参加しています。

クリスマス・ページェント以外の行事にも共通しますが、本校では生徒が主体となり、自ら考え、うまく進行する仕組みができており、そこで得た経験が生徒にとって大きな財産となっています。

同志社女子中学校・高等学校の生徒たち

▲何ごとにも主体性を持ち取り組む同志社女子中学校・高等学校の生徒たち

編集部

「クリスマス・ページェント」のほかに、注目すべき行事はありますか?

谷口先生

6月の「花の日礼拝」も代表的な行事ですね。本校ではその日を“人権福祉の日”と設定し、学年ごとに人権学習に関わるような体験をします。内容は医師の方の話を聞く、助産師の方の話を聞く、車いすバスケットボールの体験をするなど、さまざまです。

高校1年生は、お花と献金を持って、病院や福祉施設を訪問させていただき、入院患者さんや入居者さんのお話を聞いたり、歌やゲームといったレクリエーションに参加したり、交流を持ちます。

中村校長

花の日礼拝では、日常において個人的に訪問する機会が少ない場所へ足を運び、困りごとやお悩みを聞いたり、逆に励ましの言葉をいただくことで、自分の生き方を考えるきっかけにもなります。実際に、「福祉関係に進みたい」という意志を明確にする生徒も多くいます。

なお、ひと口に“福祉関係の進路”といっても、その切り口は豊富ですよ。福祉系の資格を取りたい、福祉関連の機器を作るために理工学部に進学したいなど、その子の能力や関心の方向性で変わってきます。

このような行事を通して言えるのは、同志社女子中学校・高等学校では、生徒の“主体性”“自律性”を大切にしているということです。自分の力で成し遂げたり、切り拓いたりしていく力を6年間で身に付けて卒業させることを目標としており、それを学校行事の至るところで体験できるのが強みです。

どんな生徒も自分の居場所を見つけられる。教員と生徒の距離も近い

同志社女子中学校・高等学校のガリラヤ(食堂)

▲イエス・キリストが長い時間を過ごした地名から名付けられたガリラヤ(食堂)は、生徒のくつろぎの空間となっている

編集部

礼拝や行事を通して成長していく生徒の皆さんが作り出す、同志社女子中学校・高等学校の「校風」についても伺いたいです。

谷口先生

ひとつに定まった校風というのはないかもしれません。みんな女子という共通点はありますが、さまざまな生徒がいますから。個々の興味もいろいろな方向に向いていますが、全員に居場所があるといったイメージです。男子生徒の目がないため、のびのびとしているようにも感じますね。

中村校長

友達を思いやる心を持った生徒ばかりで、相手の気持ちを察知して、自然に寄り添える人が多いように思います。日々の礼拝のおかげもあり、豊かな心、落ち着いた心で勉強に臨める環境が整っており、生徒同士で勉強を教え合う風土もありますね。

推薦での進学を考えたときにライバルになる関係ですが、お互いに人を蹴落とすような発想は持たず、「一緒に勉強しよう」と素直に表現し、共に頑張れるような生徒ばかりです。

アトリウムで自習に励む同志社女子中学校・高等学校の生徒たち

▲吹き抜けで光が射してくるアトリウムは職員室の前にあるので、ときには質問もしながら自習に励んでいる

編集部

生徒と先生の関係性はいかがでしょうか?

中村校長

生徒と教師の距離感が近いのが、本校の特徴です。教師は6年間ずっと生徒を近くで見守ることができ、それが教師冥利に尽きますし、喜びとなっていますね。これは本校独自の文化だと思いますが、校内で生徒とすれ違うと会釈ではなく手を振ってくれるんです。

こうした近い距離感は、声をかけやすい、相談しやすい環境を生み出します。授業での質問や、困ったことがあれば、気軽に聞ける雰囲気かなと思いますし、私たち教員も丁寧なバックアップを心掛けています。

同志社女子中学校・高等学校の将来を見据えた2つのコース

同志社女子中学校・高等学校の校舎

同志社女子中学校・高等学校では、文系・理系、内部進学・外部進学など、生徒が自身に適した進路を選べるよう、同志社系列校のなかで唯一コース制を導入しています。リベラル・アーツコースとワイルド・ローヴァーコースの2種類があり、どちらも生徒の将来を考えたカリキュラムが充実しています。

高校3年生の半分が選択授業!探究学習に力を入れたリベラル・アーツコース

授業に聞き入る同志社女子中学校・高等学校の生徒たち

編集部

同志社女子中学校・高等学校の2コースのうち、リベラル・アーツコースはどのようなコースでしょうか?

谷口先生

リベラル・アーツコースは、同志社大学や同志社女子大学への内部推薦を基本目標としたコースです。「受験のための勉強」だけにとらわれないため、大学での専攻や将来に繋がるような“探究学習”にも力を入れています。

探究学習は、中学では総合的な学習で、高校では幅広い教科で取り入れています。特に注力しているのが高校3年生の授業で、週に16時間、カリキュラムの約半分が選択授業です。自分の進路に合わせ、選択科目を選び、知見を深めます。

編集部

生徒の皆さんはどのように探究学習を進めているのでしょうか?

谷口先生

選択科目には4単位と2単位の授業があり、たとえば4単位の「地理探究」の授業では、生徒が地域の諸課題を整理し、思考を深めるグループワーク等を取り入れています。2単位の「現代社会演習」は、生徒が大きなテーマのなかから自分の興味・関心のあるテーマを設定し、問題点を明確にして調べて発表することが中心です。

本校には充実した蔵書を誇る広い図書・情報センターがあり、データベースから書籍や新聞を検索して活用したり、インターネットで調べたりと、さまざまな方法で情報収集します。司書教諭や司書からは、調べ学習の方法を教わったり、メディアリテラシーを身につけるトレーニングも受けられます。

同志社女子中学校・高等学校の図書・情報センター

▲図書・情報センターではメディアリテラシーやリサーチの方法など、探究学習の基礎を身につけられる

谷口先生

それらのプロセスの主役は生徒ですから、教師は手取り足取り教えるというよりは必要に応じてアドバイスをしながらサポートしています。最終的には発表の場を設け、レポートを書いてお互いを評価し合うという、大学のゼミ形式のような授業も多いですね。

中村校長

これらの授業を通して生徒はどんどん成長していて、同志社大学・同志社女子大学の先生方から、「同志社女子から進学した生徒は、論文やレポート作成能力がとても高い」とお褒めいただくことがあります。

生徒自身も、“発表の際にいかに緊張するか”をよくわかってるため、友達の発表をとても温かく見守ります。お互い称え合い、必要な意見はきちんと伝える。そんな、互いに成長し合える場面が多くあります。

同志社女子中学校・高等学校の図書・情報センター

課外活動が充実!理系進路に特化したワイルド・ローヴァーコース

同志社女子中学校・高等学校の自習をする生徒たち

編集部

続いて、ワイルド・ローヴァーコースはどのようなコースでしょうか?

谷口先生

ワイルド・ローヴァーコースは、いわゆる理系の進路を目指すコースです。多くの進学校が設けているいわゆる「特進コース」とは少し位置づけが異なるかと思います。

具体的には、中学3年間は月曜日から金曜日まではリベラル・アーツコースと混成で同じ授業を受け、土曜日のみ英語や数学の特別授業を実施します(高校からは1クラス単独で編成)。コースごとに人間関係に偏りが生じないよう、こうした方法を取っています。

長期休みには講習や課外実習があり、中学生は京都市動物園や京都市水族館に足を運びます。専門の学芸員の方にお話を聞き、動物を観察したり、生態系を学んだりして最後にレポートを書くのが実習の流れです。

中学3年生は、同志社女子大学と連携した薬学部、看護学部の実験室・実習室の見学ツアーにも行きます。オープンキャンパスの中学生版ですね。こうした連携は、大学へ向けて生徒のモチベーションを上げる良い機会となっています。

中村校長

同志社大学や同志社女子大学との高校・大学連携プログラムは、コースを限定せず募集しているものも数多くあります。

たとえば、商学部の先生による高校3年生向けの簿記講座もそのひとつです。推薦で同志社大学や同志社女子大学へ進学する生徒は、受験がない分、次のステップに向けてさまざまな準備や取り組みができるメリットがあります。

伝統と最先端が融合。国際交流プログラムやICT教育にも力を入れる

学習中の同志社女子中学校・高等学校の生徒

▲同志社女子中学校・高等学校は英語教育が充実。オンラインで自主学習しやすい環境も整えている

編集部

同志社女子中学校・高等学校は国際交流プログラムも充実していると伺いました。

中村校長

そうなんです。本校では、グローバルな人材の育成を目的に、英語でのプレゼンテーションやTOEICなどの資格取得サポート、オンライン英会話レッスンやeラーニング環境を整えているのが大きな特徴です。

加えて、世界の多様な価値観や文化に触れる機会として、国際交流プログラムや語学研修も設けています。中学校では、校内で英語漬けの3日間を過ごす「スプリング・イングリッシュ・プログラム」や、約1週間アメリカにホームステイしながら学校に通う「アメリカ・ヌエーバ校との交流プログラム」、「オーストラリア語学研修」、ニュージーランドへの「短期留学プログラム」などを企画しています。

高校では約2週間イギリス・コッツウォルズ地方のモーバンで過ごす「イギリス語学研修」を準備していますよ。

谷口先生

ICT教育については、語学学習に限らず、さまざまな授業で取り入れていますね。伝統を守りつつ、時代のニーズにも応えていけるよう工夫しています。

同志社女子中学校・高等学校からのメッセージ

同志社女子中学校・高等学校の中村校長先生

編集部

最後に、同志社女子中学校・高等学校から、ぽてんの読者の方々へ向けたメッセージをお願いします。

中村校長

私は同志社女子中学校・高等学校の出身ではありませんが、本校の生徒を見ていると、「私も中高時代にここで学びたかった」と感じます。生徒はみんなのびのびと過ごしており、友達関係が良好で、卒業後も長い縁が続いています。本校での6年間を経て一生の友情を得られることが、率直に羨ましいですね。

卒業生のお子さんが受験で目指してくださることが多く、親子2代、3代、4代で本校に通ってくださるご家庭もあり、創立からの歴史に思いを馳せ、嬉しさを噛みしめております。

本校は、外部の学校評価アンケートでも、生徒と保護者、双方からの満足度が非常に高いと評価いただいているんです。キリスト教の教えに基づき、礼拝で心を落ち着かせ、豊かな気持ちで学校生活を送れる環境が、心の成長も促しているのだと思います。

また、大学受験にとらわれず、探究したい事柄について熱心に取り組める環境も魅力ですし、部活動も運動系が11、文化系が21と多くのクラブから選べます。安心した学校生活の中で、自分の好きなことを見つけ、伸ばしていける学校ですので、ぜひ多くの方に本校の魅力を知っていただければと思います。

編集部

中村校長と谷口先生からお話を伺い、同志社女子中学校・高等学校の“祈りで始まり祈りで終わる学校生活”の魅力や、生徒がのびやかに成長を続けられる理由が大変よく分かりました。本日は貴重な機会をどうもありがとうございました。

同志社女子中学校・高等学校の進学実績

同志社女子中学校・高等学校の栄光館外観

同志社女子中学校・高等学校では、同志社⼤学と同志社⼥⼦⼤学への推薦制度が設けられています。リベラル・アーツコース、ワイルド・ローヴァーコースどちらからも希望を受け付けており、約90%の生徒が推薦制度で進学しているのが特徴です。

女子校ならではの側面として、就職への目的意識がしっかりした生徒ほど同志社女子大学に進学している点が挙げられ、こうした生徒からは管理栄養士、看護師、薬剤師といった資格が取れる学部が選ばれています。

外部受験した生徒の2023年の合格大学には、京都大学、大阪大学、琉球大学、滋賀医科大学、大阪公立大学、京都工芸繊維大学、滋賀県立大学、京都府立医科大学、大阪医科薬科大学、国際基督教大学、早稲田大学、京都薬科大学などがあります。

■同志社女子中学校・高等学校の進路情報はこちら!(学校公式サイト)
https://www.girls.doshisha.ac.jp/course/aftergraduation/

同志社女子中学校・高等学校の口コミ

同志社女子中学校・高等学校のグラウンド

▲同志社大学・同志社女子大学のキャンパス内にあるので、当然ながらどの系列校よりも大学が近い

同志社女子中学校・高等学校には、卒業生・保護者・在校生からどのような口コミが寄せられているのでしょうか。一部をご紹介します。

ひと学年で200名以上の生徒がいるため、必ず気の合う友達を見つけられます。学校ならではのクラブもあり、クラブ選びは楽しいと思います。女子ならではの話もしやすい環境です。

私服ながら、どの生徒も節度を守った服装で通学しています。小テストや補習といったサポートが充実しており、難易度が高い問題も先生に聞いたり、生徒同士で教え合ったり、解決しやすい環境です。先生がとても熱心に指導してくださいます。

話しかけてくれる人、一緒にいてくれる人が多く、友達作りに不安がいらない学校です。必ず良い出会いがあります。好きなことに集中できる環境で、オタク気質の生徒も過ごしやすいと思います。校舎がとても綺麗でおすすめです。

同志社女子中学校・高等学校は、友達関係が円満、気が合う友人を見つけやすいと言った口コミが目立ちました。学習意欲が高い生徒が多く、お互いにサポートし合い、切磋琢磨しながら成長できる環境であることが伺えます。

また、同志社の系列校に共通する特徴として、制服がないことに対する好意的な声が多かったです。スカートやパンツルックなど、思い思いの動きやすい服装で授業を受けているとのことでした。

授業を受ける同志社女子中学校・高等学校の生徒たち

▲制服がない同志社女子中学校・高等学校では、生徒が自分らしい服装で授業を受けている

同志社女子中学校・高等学校へのお問い合わせ

運営 同志社女子中学校・高等学校
住所 京都市上京区今出川通寺町西入
電話番号 075-251-4305
問い合わせ先 https://www.girls.doshisha.ac.jp/contact/
公式ページ https://www.girls.doshisha.ac.jp/

※詳しくは公式ページでご確認ください