山口県下関市への移住ガイド:都会と自然が調和する魅力あふれる街の暮らし

この記事では、地方移住を考えている方に向けて、山口県下関市で暮らす魅力や移住に役立つ情報を紹介していきます。

本州の最西端にある山口県下関市は、自然あふれる環境の中で都会的な暮らしができる、バランスの良い地域です。下関市に移住すれば、「街だけど都会ほどせわしくない」そんな暮らしが叶いますよ。

今回は、下関市での暮らしの特徴や、生活をする上で知りたい仕事や住まいなどの情報をまとめて紹介します。ぜひご覧ください。

本日お話を伺った方
下関市 共創イノベーション課 都市ブランド化推進室の松本さん

下関市 共創イノベーション課 都市ブランド化推進室

松本さん

山口県下関市の暮らしの魅力:移住前に知っておきたい3つの特徴

山口県下関市の暮らしの特徴

下関市は、山口県内最大の都市です。そのため、生活に必要な施設や設備が整っており、便利な暮らしを送ることができます。このような下関市への移住は、次のような方に適していると言えます。

  • 都会の利便性は享受したいが、過度な人混みは避けて暮らしたい
  • 自然を身近に感じられる環境で生活したいが、完全な田舎暮らしには不安がある
  • 仕事と両立しながら、ゆとりある子育て環境を求めている

以下では、なぜ下関市への移住がこれらの方々に適しているのか、その理由となる下関市の特徴について詳しく説明していきます。

特徴1:充実した交通網と豊富な買い物スポットで都会的な暮らしを実現

下関市は、飛行機・鉄道・バス・高速道路・船と交通網が発達しており、どこへ行くにもアクセスの良い土地です。その充実した交通網について、以下の表でご紹介します。

▼下関市で利用できる交通網一覧

飛行機 北九州空港(下関から車で約40分)
山口宇部空港(下関から車で約55分)
鉄道 JR西日本山陽新幹線、山陽本線、山陰本線
バス サンデン交通、ブルーライン交通、下関市生活バス
高速道路 ・中国自動車道:下関市〜大阪
・山陰自動車道:下関市〜鳥取
・山陽自動車道:下関市〜兵庫
・関門道:下関市〜福岡

これらの交通網を活用することで、全国各地へスムーズにアクセスできます。主要都市への具体的な移動時間は以下の通りです。

▼下関市から各都市への移動所要時間

札幌 約4時間半
・下関市〜北九州空港:車で40分
・北九州空港〜新千歳空港:飛行機で3時間40分
仙台 約2時間半
・下関市〜北九州空港:車で40分
・北九州空港〜仙台空港:飛行機で1時間50分
東京 約2時間
・下関市〜北九州空港:車で40分
・北九州空港〜羽田空港:飛行機で1時間25分
名古屋 約2時間
・下関市〜北九州空港:車で40分
・北九州空港〜小牧空港:飛行機で1時間20分
大阪 約2時間
・新下関駅〜新大阪駅:新幹線で2時間10分
福岡 約30分
・新下関駅〜博多駅:新幹線で25分
※車なら高速道路で1時間20分

本州の最西端に位置しているにもかかわらず、全国へのアクセスの良さは注目に値します。この利便性により、レジャーや出張はもちろん、会社のテレワーク制度を活用して普段は下関市で暮らすという新しい働き方も可能になります。

また、バスに関しては「バス停までの距離の近さ」で全国1位*に選ばれるほどの充実ぶりで、これほどの利便性があれば、車がなくても快適に生活できます

>>参考:俺流移住、下関

さらに、下関市は山口県最大の都市であるため、多様な買い物スポットが揃っており、非常に生活しやすい環境が整っています。駅ビル、大型ショッピングセンター、デパート、商店街など、日常的な買い物から娯楽を兼ねたショッピングまで、様々なニーズに対応できる施設が充実しています。

特徴2:都会の利便性と自然の豊かさが共存する環境

山口県最大の都市である下関市は、利便性の良さが魅力の一つです。その一方で、都心部ほどの混雑がないという特徴も持ち合わせています。ほどよく自然に囲まれ、程良く都市機能も整った街といえるでしょう。人混みや渋滞は少ないものの、適度に人々の活気があり、同時にのんびりした雰囲気も楽しめる暮らしやすい環境が整っています。

また、下関市には豊かな自然環境があり、海と山の両方を身近に感じられます。海水浴場やキャンプ場が充実しているため、アウトドア愛好家にとっても魅力的な環境となっています。都会的な生活を送りながら、休日には気軽に自然の中でレジャーを楽しむことができる、バランスの取れた暮らしが可能な地域です。

特徴3:充実した子育て支援制度で安心して子育てできる環境

下関市は、子育て支援に力を入れています。共働きや頼れる親戚がいない状況での子育てでは、親の体調不良や急な仕事で子どもの預け先がなく困ることがあります。

下関市には、そのような時に子どもの面倒を見てくれるサポート制度があります。

一時預かり 保護者の病気、冠婚葬祭への出席などの私的理由で子どもを見られない場合に利用可能。
(6か月〜就学前までの子どもが対象)
ホリデイ保育 日曜・祝日に勤務する保護者のために利用可能。
ショートステイ 保護者の病気、入院、出張で子どもを見られない場合、最長7日間の宿泊利用が可能。
トワイライトステイ 夜間勤務の保護者のために、夜間の預かりや宿泊利用が可能。
ファミリーサポート 仕事で子どもの送迎ができない場合など、保護者の代わりに対応可能。

移住時に知り合いがいない状況でも、これらのサポート体制があれば安心して暮らせます。

さらに、子ども向けの施設も充実しています。例えば、子育て支援拠点「ふくふくこども館」には、無料で利用できるボールプールなどのプレイランドがあります。多数のイベントも開催されており、保護者同士の交流の場としても活用できます。

また、下関市には多くの公園があります。自然豊かな公園や遊具が充実した公園など、種類も豊富です。毎週違う公園を訪れることで、費用をかけずに子どもを楽しませることができます。

下関市にある豊田湖畔公園で遊ぶ子どもたち
▲豊田湖畔公園で遊ぶ子どもたち

下関市の火の山公園から見る関門橋
▲下関を代表する「火の山公園」からは関門橋を見下ろすことができる

下関市での生活:移住後の暮らしに関する具体的情報

ここからは、実際に下関市で暮らす上で必要になる、暮らしに関する情報を紹介します。一目で確認できるよう一覧にしましたので、ご覧ください。

気候 夏は比較的涼しく、冬は温暖な気候。四季を通じて過ごしやすい環境です。
人口 人口約25万人。山口県で最も人口の多い都市です。
病院 県内トップクラスの医療体制。救急救命センターを備えた国立病院や、二次救急に対応できる総合病院が複数あり、医療サービスが充実しています。
学校 小学校から大学まで充実。特別支援学校や専門学校も複数あり、多様な教育ニーズに対応しています。
文化・芸術 市立図書館のほか、一般利用可能な大学図書館も複数あります。水族館、美術館、博物館などの文化施設や、多数のスポーツ施設も整っています。
食べ物 海の幸が豊富。ふぐ・あんこう・うに・イカの他、くじら料理を食べる文化があり、市内には提供しているお店が多数あります。
交通 飛行機・鉄道・バスともに充実しており、市内外への移動が便利です。
娯楽 おしゃれなカフェやバー、デートスポットも豊富で温泉もあります。「死ぬまでに行きたい世界の絶景」で第3位*に選ばれた角島大橋も市内にあります。
※参考:俺流移住、下関
近隣都市 ・福岡県北九州市(車で30分)
・美祢市(車で40分)
・山陽小野田市(車で40分)
・長門市(車で1時間10分)

山口県最大の都市であるため、生活に必要な要素は十分にそろっています。学校や医療体制も整っているため、下関市で暮らす中で地域格差を感じることは少ないでしょう。

また、下関市は日本海や瀬戸内海に面しているため海の幸も豊富で、美味しい食材に恵まれています。下関の海の幸が豊富にそろう唐戸市場では、新鮮な魚介類をスーパーより安く手に入れることができます。地元の方々に人気の市場で、観光客も楽しめる場所です。

下関市にある唐戸市場の様子
▲下関でとれた新鮮な海の幸がならぶ唐戸市場

仕事情報:豊富な求人と移住者向け就職支援で安心の就職環境

まずは、下関市で暮らしている人たちの収入と支出の状況を見ていきましょう。

▼下関市の年収データ

平均世帯年収 435万円
(全国平均:503万円)
世帯数の割合 ・300万円未満:45.9%
・300万〜500万円未満:28.6%
・500万〜700万円未満:13.4%
・700万〜1,000万円未満:8.1%
・1,000万円以上:4.0%

※参考:LIFUL HOME'S住まいインデックス「下関市の家計データ」

▼下関市の支出データ

単身世帯 平均205万円
(全国平均:187万円)
2人以上の世帯 平均368万円
(全国平均:323万円)

※参考:LIFUL HOME'S住まいインデックス「下関市の家計データ」

下関へ移住を考えている方は、一人暮らしの場合は年収300万円程度、家族で暮らす場合は世帯年収450万円程度の仕事を目安にするとよいでしょう。次に、下関市の求人状況について紹介します。

大手求人情報サイトで調査したところ、下関市内の正社員求人は約30,000件ありました。職種は多岐にわたりますが、デスクワークの求人が比較的多い傾向にあります。

さらに、通勤圏内を広げることで、より多くの求人情報を得ることができます。下関市から車で1時間圏内にある近隣都市の求人情報も以下にまとめましたので、参考にしてください。

▼下関市から通勤1時間圏内にある求人情報

福岡県北九州市
(約30分)
27,624件
美祢市
(約40分)
14,132件
山陽小野田市
(約40分)
16,278件
長門市
(約1時間)
2,583件

※所要時間は車で通勤した場合の時間(2022年9月時点、縁結び大学調べ)

通勤1時間圏内の仕事を含めると、さらに多くの選択肢があるため、就職や転職の際に仕事を見つけることは比較的容易だと考えられます。

東京圏からの移住者向け:最大100万円の支援金制度(条件あり)

東京圏から下関市に移住する場合、最大で60万円以上の支援金を受け取れる可能性があります。対象となるのは、現在東京23区に在住または勤務している人で、いくつかの条件を満たす必要があります。

例えば、現在の仕事を継続しながら下関市からテレワークを行う方や、市が指定する企業に就職する方などが対象となります。

条件を満たす場合、単身者は60万円、家族で移住する場合は100万円、さらに子ども1人につき100万円が支給されます。

詳細な条件や申請方法については、下記のリンクからご確認ください。

>>下関市移住支援事業

住まい情報:豊富な賃貸物件と移住者向け住宅支援制度

下関市の賃貸物件について調べてみました。物件数は3,500件以上と豊富で、様々な条件で絞り込んでも十分な選択肢があります。

▼下関市内にある物件数と平均家賃

1R 3.5万円(296件)
1K - 1DK 3.6万円(1,359件)
1LDK - 2DK 4.7万円(945件)
2LDK - 3DK 5.4万円(971件)
3LDK - 4DK 6.5万円(200件)
4DK以上 7.1万円(39件)

(※2022年9月時点、縁結び大学調べ)

家賃は比較的手頃で、家族で暮らす場合でも5万円程度で借りられる物件が多く見られます

さらに、下関市には移住者向けの特別な制度があります。駅から徒歩15分圏内にある2LDKの住宅に、通常よりも安い家賃で入居できます。家賃は入居年数に応じて33,000円から50,000円程度と設定されています。

この制度は移住を考えている方にとって大変魅力的なので、ぜひ検討してみてください。詳細は以下のリンクからご確認いただけます。

>>下関市定住促進住宅の詳細

下関市の移住支援制度:充実の助成金と補助金で新生活をサポート

下関市には、移住・定住に関連した支援制度がいくつかあります。以下で主な支援制度をまとめましたので、ぜひ参考にしてご活用ください。

▼子育てに関する支援制度

子ども医療費助成 小・中学生の医療費自己負担分を全額助成。高校生等の入院医療費も全額助成。(令和5年10月より)
妊娠出産子育て支援事業

子育て支援情報の提供。出産育児関連用品の購入や子育て支援サービスの利用負担軽減のため、出産応援ギフト(5万円)、子育て応援ギフト(5万円)を支給。

学校給食費支援事業 市立小中学校の給食費の半額以上を市が支援。
子育てタクシー普及支援事業 妊婦を自宅などから病院まで移送するサービス。1人あたり4回まで利用可能。

▼住宅に関する支援制度

人口定住促進住宅 下関市へのUJIターンを希望される方が、5年間低廉な家賃で入居できる住宅。
移住者向け住宅購入支援事業補助金

住宅の建築・購入費用の1/2と150万円を上限として、いずれか少ない額を補助。

※下関市に転入し、市内にご自身が居住する住宅を建築または購入する場合

空き家バンク制度 空き家所有者と利用希望者との橋渡しを行う制度。
空き家居住促進改修補助金 空き家の省エネルギー化改修、バリアフリー化改修工事費用の一部を補助。補助金の上限額は空き家の所在地により異なる。(上限80万円)
住宅耐震化促進事業 木造住宅の耐震改修費用の一部を補助。(上限額100万円)

▼就業・創業に関する支援制度

人口定住促進業務

単身世帯:60万円
世帯員が2人以上の世帯:100万円

※創業の場合、「やまぐち創業補助金」と合わせて最大300万円
※就業要件によっては、18歳未満の世帯員1人につき、100万円を追加補助

新たな農業経営者等育成実践モデル事業

支援対象:移住就農者を雇用する法人等、移住就農者
・移住就農者支援 補助率1/2以内
①住宅改修支援(戸建住宅60万円)
②家賃支援(15,000円/月、最大3年)

空き物件活用ビジネス支援事業

・家賃補助:3ヶ月分の支払家賃額の3分の1以下(上限20万円)
・店舗等改装費用補助:改装、設備購入等費用の2分の1以下(上限100万円)

▼その他の支援制度

人口定住促進対策事業(定住奨励金)

1世帯あたり10万円

※過疎・離島地域に定住する意思のある方に支給

人口定住促進対策事業(出産祝金)

第3子以降の子1人につき20万円

※過疎・離島地域に定住する意思のある方に支給

奨学金返還支援補助金

奨学金の実返還額(年額上限12万円)を就職2年目から5年間で最大60万円補助。

※奨学金貸与総額の2分の1以内
※大学等卒業後、市内に居住し認定登録企業へ就職した場合

支援制度の詳細は以下をご確認ください。

>>移住・定住に係る支援制度一覧

下関市移住者の声:実際の暮らしぶりと感想を紹介

下関市に移住した人の声

ここからは、下関市に移住した方々の体験談や感想を紹介します。どのようなきっかけで移住を決意し、実際に住んでみてどのように感じたのか、また生活する中で不便に感じた点などを交えながら、移住を考えている方々の参考になる情報をお届けします。

詳しい体験談は以下のリンクからご覧いただけます。

>>ぶちええ山口「移住体験談」

>>下関市シティプロモーションサイト「移住者のこえ」

>>下関市役所「移住者の声」

下関市への移住のきっかけ:自然や食、暮らしやすさに魅力

下関市への移住のきっかけについて、体験談から得られた情報をまとめました。

  • やりたいことができる環境だった
  • パートナーが下関に興味があった
  • 都会暮らしに疲れた
  • 震災がきっかけで自分の中の価値観が変わった

移住のきっかけや理由は個人によって様々でしたが、都心部から移住された方の多くに共通していたのは、「都会の生活に疲れた」「人混みや満員電車に疲れた」という思いから移住を決断されたことでした。

下関市の「ほどよく街でほどよく自然もある環境」に魅力を感じ、移住を選択したのではないでしょうか。都会の便利さと自然の豊かさのバランスが、多くの人々を引きつける要因となっているようです。

下関市移住のメリット:自然、食、子育て環境の充実に満足の声

移住して良かった点については、自然環境の豊かさや食の質の高さを評価する声が多く聞かれました

  • 子どもがのびのび遊べること
  • 海があること
  • 過ごしやすい気候であること
  • 魚など、食べ物が美味しいこと

生活する上で食生活に満足できるかは非常に重要です。また、子ども向けの施設が充実しており、豊かな自然環境に恵まれているため、のびのびと子育てができる点も大きな魅力だと感じている様子でした。移住先での生活の質を左右する要素として、これらの点が高く評価されています。

下関市への移住ステップ:お試し移住から定住までの流れ

ここまでで下関市での暮らしに興味が湧いたら、移住に向けて少しずつステップを進めてみましょう。これから、具体的にどのような流れで移住準備を進めると良いか、手順をまとめています。まずは情報収集から始め、現地訪問、仕事や住まいの確保など、段階的に計画を立てていくことをおすすめします。

ステップ1:無料お試し移住で下関市の魅力を体験しよう

下関市では「お試し移住」として、最長4泊5日間無料で宿泊できます。実際にスーパーで買い物をしたり、付近を散策したりして街の様子を見ることができ、気候が自分に合っているか確かめられます。

また、下関市では住むエリアによって雰囲気が異なりますが、このお試し移住では、まちなか暮らし・田舎暮らしのどちらかを選んで体験できます。体験は1回限りなので、どちらのエリアにより興味があるか、よく検討しましょう。

「まちなか暮らし」では、利便性の良い唐戸エリアにあるお洒落なゲストハウス「uzuhouse(ウズハウス)」と、下関駅から徒歩3分の静かな駅前エリアにある「BRIDGE(ブリッジ)」に宿泊できます。uzuhouseには、カフェ&バー、イベントスペース、シェアオフィスがあり、赤間神宮の真正面、関門海峡のすぐ側という最高のロケーションも魅力です。

BRIDGEは、元々旅館だった建物をオーナーと地域の有志がリノベーションし、2020年に誕生しました。1階はラウンジスペースとチャレンジショップ、2階はゲストハウスとなっています。周辺には銭湯や異国情緒漂う街並み、隠れ家的な飲食店が多数あります。

下関市の唐戸エリアにあるゲストハウス
▲下関市の唐戸エリアにあるゲストハウス「ushouse」

「田舎暮らし」では、自然豊かな豊田町にある2種類の宿泊施設から選べます。1つは山に囲まれた緑豊かなエリアにある農業公園「みのりの丘」の施設、もう1つは海辺のゲストハウスです。海辺のゲストハウスからは、有名な絶景スポット「角島大橋」を常に眺められます。

みのりの丘にある宿泊施設
▲みのりの丘にある宿泊施設

海辺にあるゲストハウス「ペンシオーネ」
▲海辺にあるゲストハウス「ペンシオーネ」

「田舎暮らし」の環境は、車なしでの生活が難しいエリアです。田舎暮らしに憧れつつも都会暮らしに慣れた方は、ぜひ数日間実際に暮らしてみましょう。車の運転に不安がある方は、レンタカーを借りて実際に運転できそうか試してみるのもおすすめです。

移住者向けのレンタカー割引制度もあるので、ぜひ活用してください。

>>YY!ターンパスポートの詳細

さらに、山口県には移住体験に必要な交通費を最大3万円まで補助する「YY!ターン支援交通費補助金」制度があります。ぜひチェックしてみてください。

>>YY!ターン支援交通費補助金の詳細

お試し移住の詳細はこちらをご覧ください。

>>下関市お試し暮らし

ステップ2:移住決定後の住まい探しと仕事探し支援

お試し移住を経て下関市への移住を決めたら、次は住まいや仕事探しに取り組みましょう。下関市には多様な住居と職業の選択肢があるため、自分に合ったものを見つけやすいでしょう。選択に迷った場合は、市の移住相談窓口に相談することをおすすめします。

仕事探しについては、県外からの移住者を対象に、移住前から求人情報の提供や、企業との面接調整、紹介などのサポートを受けることができます

詳しい情報は「山口しごとセンター」のウェブサイトでご確認ください。

>>山口しごとセンター

また、移住検討段階で利用できる「YY!ターンパスポート」という支援制度があります。この制度を利用すると、引っ越し費用や車の購入費用の補助、賃貸住宅の家賃割引などが受けられる場合があります。対象となる企業は多数ありますので、ぜひ確認してみてください。

>>YY!ターンパスポートの詳細

ステップ3:下関市での新生活スタート!街の魅力を満喫しよう

引っ越しが完了したら、下関の魅力を存分に味わいましょう。下関は、暮らしやすさだけでなく、観光地としても魅力的な都市です。

山口県と福岡県をつなぐ関門トンネルの人道を歩いてみたり、絶景スポットとして有名な角島大橋や福徳稲荷神社を訪れたりしてみてください。これらの場所は、下関の自然や歴史を体感できる貴重なスポットです。

関門トンネル人道の県境
▲関門トンネル人道の県境。山口県と福岡県の境界線を歩いて渡ることができます

絶景スポットでもある福徳稲荷神社
▲福徳稲荷神社。この鳥居越しに見える夕焼けは必見。周防灘に沈む美しい夕日を楽しめます

下関市移住相談窓口:いつでも相談可能な「住まいる下関」

移住相談窓口「住まいる下関」

下関市では、移住に関するあらゆる相談に対応できる総合窓口「住まいる下関」を設置しています。平日だけでなく土日も営業しているため、忙しい方でも気軽に相談することができます。さらに、LINEを利用すれば年中無休で相談が可能です

名称 住まいる下関
住所 〒750-0025
山口県下関市竹崎町4丁目4-10
大丸下関店 7F JOIN083内
問い合わせ ・電話:070-2036-9904
・メール:「住まいる下関」の問い合わせフォーム
・LINE:下関市LINE公式アカウントで友だち追加→トークルームのメニューから「下関に住む」をタップ
対応時間 10:00〜19:30
定休日 元日(LINEは元日も利用可能)
公式サイト https://shimonosekicitypromotion.jp/6255.html