アカイガワ・トモ・プレイパークで心身ともにリラックスのグランピングデート|北海道

札幌市内から車で80分ほどの赤井川村にあるキャンプ場「AKAIGAWA TOMO PLAYPARK(アカイガワ・トモ・プレイパーク)」。森林浴をしながらリラックスするにはうってつけのキャンプ場で、渓流釣りができる点も魅力的です

全身で自然を感じたいカップルにはぴったりではないでしょうか。

今回は、「アカイガワ・トモ・プレイパーク」を中心にした1泊2日のデートプランを紹介します。

こんなカップルにおすすめ!
向いてる年代:20歳〜59歳
おすすめカップル:プライベートな空間でキャンプをしたいカップル
どんなデート?:全身で自然を感じてリラックスするデート

概要:赤井川村の自然を存分に堪能する1泊2日のデートプラン

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークの住箱の外観

アカイガワ・トモ・プレイパークは、プランによってチェックイン時間が異なります。こちらでは、住箱グランピングを利用した想定でのデートプランを紹介します。

住箱グランピングは、デザイナーが手がけたトレーラーハウスで過ごせるプランです。まるでホテルのように上質な雰囲気で、どんなカップルでも心に残るキャンプが楽しめるはずですよ。

15時 アカイガワ・トモ・プレイパークに到着、チェックイン
15時〜17時 周辺を散策し魚釣りをする
17時〜19時 BBQをする
星空鑑賞や焚き火などを楽しむ
翌朝 朝食をとる
10時頃 チェックアウト
昼前後 ホピヒルズでランチをし、動物たちと触れ合う
15時前後 山中牧場でソフトクリームを食べる

15時にチェックインしたら、まずは場内を散策しましょう。渓流釣りを楽しむのもよし、ハンモックで揺られながら森林浴をするのもよし、カップルで相談して思い思いの時間を過ごしてくださいね。

翌日は赤井川にある周辺の観光スポット巡りへと繰り出しましょう。赤井川村にはカップルにぴったりなデートスポットがたくさんあります。今回は雄大な自然の中で暮らす動物たちに会えるホピヒルズと、自然素材にこだわった絶品のソフトクリームがいただける山中牧場を回るプランを組んでみました。

では、メインとなるアカイガワ・トモ・プレイパークの解説からです。

きらびやかな星空と豊かな自然に心癒されるアカイガワ・トモ・プレイパーク

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークの夜の様子

赤井川村は、森林とカルデラ盆地で構成される自然豊かな村です。そんな赤井川村にあるキャンプ場が、アカイガワ・トモ・プレイパークです。

近くには赤井川が流れ、渓流のせせらぎの音や鳥がさえずる音を聞きながら、広々とした空間でキャンプを楽しむことができます。

夜の星空も格別の美しさ!豊かな自然に心癒されながら、ゆっくりと過ごすことができますよ。

今回は、アカイガワ・トモ・プレイパークのスタッフである西元也さんに施設の魅力について伺いました。

広大な敷地でありのままの自然と触れ合えるキャンプ場

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパーク周辺の雄大な自然

編集部

本日こちらにお邪魔して、アカイガワ・トモ・プレイパークは自然の中で上質な時間を過ごせる場所だと感じました。どのようなコンセプトで運営されているのでしょうか?

西さん

アカイガワ・トモ・プレイパークは、広大な自然をさまざまな形で楽しむことができる「プレイパーク」です。

プレイパークとは、ありのままの自然をそのまま楽しめる広大な場のことを言います。この「楽しみ方の幅」をさらに広げるため、それぞれの地形にマッチしたアクティビティを場内で展開しています。

ここでは、自然を受動的に「受け入れる」だけではなく、能動的に「触れ合う」ことができるのが特徴です。自然の楽しみ方は無限大。自分だけの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

ニセコエリアより車で30分、小樽エリアより1時間、札幌からなら1.5時間です。ちょっとしたショートトリップを経て、新たな北海道、新たな自然を堪能できますよ。

編集部

自然に対して能動的にふれあうという考え方には新鮮さを覚えます。ただ感じるだけでなく、自ら楽しもうとするからこそ、自然の良さをよりたくさん見つけることができるのかもしれませんね。

そもそもキャンプというのは、それぞれで寝床を作り料理をこしらえるということもあり、人によってスタイルが異なります。また、時期によって楽しみも変わるものだと思います。

そう考えると、能動的に楽しむという姿勢は、いかにキャンプを満喫するかということにおいても大切な要素なのかもしれません。

隈研吾氏とスノーピークがコラボした「住箱」に泊まれるプランもある

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークの住箱の内観

編集部

アカイガワ・トモ・プレイパークは、どのような宿泊スタイルに対応しているのでしょうか?

西さん

当キャンプ場の宿泊はテントとトレーラーハウスに二分されるのですが、プランとしては以下の3つを用意しています。

  • キャンププラン
  • 住箱グランピングプラン
  • 手ぶらパック

キャンププランはテントをお持ち込みいただくスタイルで、テントサイトはすべてセミオート感覚で車を横付けできる広々とした芝生フリーサイトです

白樺がちょうど良い間隔で立ち並ぶ林間エリアは、優しい日陰をつくってくれます。空が開けたエリアでは夜に満天の空を眺められます。キャンプ場の横を流れる渓流のせせらぎの音に包まれながら、癒しの時間をお楽しみください。

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークの林間サイト
▲芝生がふかふかしているテントサイト

住箱グランピングプランでは、トレーラーハウスにお泊まりいただきます。キャンプ特有の野外での宿泊体験とホテルのような快適さを一体化させた、良いとこ取りの宿泊体験ができます。住箱というは建築家・隈研吾さんとスノーピークのコラボで生まれた木箱型トレーラーハウスでして、室内にベッドやソファを用意しているので寝る時も快適です。

ウッドデッキの上にはBBQコンロやテーブル・イスなど必要なものがすべて用意されているので、食材を持ち込むだけで気軽にキャンプを楽しめます。

デッキには特注のタープがあるので日差しが強い日や雨の日でも快適です。自然の中のプライベートな空間で、気持ちのいい風を感じながらくつろいだり、目の前を流れる川のせせらぎに癒されたりしながら森林浴ができます。夜は満天の空と焚火の火をただ眺める時間が最高!忘れられないキャンプの思い出になります。

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークの住箱を横から眺めた様子
▲木箱型のとトレーラーハウス・住箱

手ぶらパックは、キャンプが初めての方でも気軽にテント泊を楽しめるプランです。スノーピークのテント・タープ・テーブル・チェア・BBQコンロがセットになっており、食材をお持ちいただくだけで気軽にキャンプが楽しめます。設営済みなので、準備も楽ちんです

アカイガワ・トモ・プレイパークの手ぶらパックで借りられる道具一式
▲道具一式をレンタルできるのでキャンプ初心者も気軽に楽しめる

どちらのプランでも食材はあらかじめ購入してからお越しください。スーパーは近くにないのですが、小樽・余市経由で来れば市場で豊富な海産物が手に入りますし、当施設のすぐ近くにある赤井川村の道の駅では新鮮なとれたて野菜が購入できます。お肉や海鮮、野菜でBBQをされるだけでなく、アヒージョや鍋などを楽しまれているお客様も多いです。

なお、当キャンプ場に到着されたらまずセンターハウスでチェックインしていただきます。その建物にもご注目ください!赤色の外見もおしゃれで、異国感あふれるログハウスのような館内で写真を撮る方も多いです。かつては宿泊施設として建てられましたが今は営業しておらず、キャンプの受付、売店、トイレとして活用しています。

アカイガワ・トモ・プレイパークのセンターハウス
▲思わず写真におさめたくなるログハウス調のセンターハウス

編集部

テントに泊まる場合は、自前のキャンプ用品を使うという選択肢と、必要な道具を一式レンタルするという選択肢の二択があるということですね。

住箱に泊まれるというは非常に魅力的ですね!木のぬくもりを感じる上質な空間は、隈研吾氏らしいスタイリッシュな雰囲気がありますね。スノーピークの製品だからこそ使い勝手も良く、大きく取られた窓いっぱいに広がる雄大な自然を眺めながら室内でもくつろげそうです。

お誕生日や記念日でご利用される方も多いのではないでしょうか。そのぐらい贅沢で、記憶に残るひと時が過ごせるように思います。

道具を一式をレンタルできる手ぶらパックと住箱グランピングが用意されていながら、食材だけは自分たちで持参する必要があるというのは特徴的なように思いました。キャンプ料理は献立を考えるところからそれぞれで行うことになりますね。

カップルで協力して作り上げる余地が残されているようで嬉しく思います。手軽なプランでもアウトドアの醍醐味を味わうことができますね。

キャンプに慣れている人には紅葉狩りができる秋キャンプがおすすめ

編集部

読者には、キャンプに慣れている方から初心者の方までさまざまいるかと思うのですが、それぞれにおすすめのプランや時期を教えてください。

西さん

初心者の方には体ひとつで手軽にキャンプを楽しめる手ぶらパックが向いていますが、初めてだとどう過ごそうかと戸惑うこともあるかもしれません。

ですが、キャンプ場ではありのままの自然を感じてください。イスに座ってなにもしないで過ごす時間も最高の贅沢です。風の音や鳥の声に耳を澄ませ、川のせせらぎを聞きながら森林浴をするだけで自然と心から癒されます。

中・上級者でしたら9~10月の秋キャンプがおすすめです!赤井川の紅葉がとてもきれいです。夜は冷えますが、焚き火が本来の良さを発揮します。キャンプ飯は鍋で温まりましょう。雪が降る直前までがベストシーズンです。

編集部

確かに手ぶらパックはキャンプ初心者のカップルにぴったりですね。道具を購入する必要がないだけでなく、少ない荷物で来られる点も魅力的かと思います。

アカイガワ・トモ・プレイパークは、白樺の林から流れてくるそよ風も爽やかで、ただ身を置くだけでリラックスできてしまうように思います。毎日、慌ただしく過ごしている方も多いと思いますので、なにもせずに過ごすというのは、それだけで非日常の時間なのかもしれません。

それでもやはり手持ち無沙汰になってしまいそうという方は、本を持参するのも良いかもしれませんね。時間をとってゆっくり本の世界に没頭するのも、贅沢なひと時ですよね。

紅葉に包まれるキャンプも素敵ですね!体がキュッとなるようなひんやりとした中でいただく鍋は格別でしょうね。時間がゆっくりと流れる中、二人でいろいろな話ができそうです。

フィッシング体験をしよう!

アカイガワ・トモ・プレイパークで釣った魚

編集部

アカイガワ・トモ・プレイパークでは地形にマッチしたアクティビティを展開しているとのことでしたが、おすすめの過ごし方はありますか?

西さん

日中はフィールドのありのままの自然と触れ合い遊びましょう!虫採りや川で水遊びをされているお客様が多いですが、ハンモックに揺られたり芝生に寝転がったりして森林浴をするのもおすすめです。

またキャンプ場の近くを流れる白井川は、水質がよく渓流釣りの聖地です!釣った魚を炭火で焼いて食べるキャンプは、自然をいただく贅沢な体験だと思います。釣り人キャンパーの方なら一度はやってみたいですよね。

なお、近隣にフィッシングポンドがあるので川で釣れなくても大丈夫です。フィッシングボンドではフライフィッシングやルアーフィッシングを体験できます。初めての方もすべてセットでレンタルできます。大物がかかった時の引きは興奮すること間違いなし!ぜひ挑戦してみてください。
フィッシングポンドでのフィッシング体験はキャッチ&リリースです。

夜は焚き火をしながら、星空を眺めるのが最高です。フィールド内は街灯がほとんどないので、天気が良ければ満天の空が楽しめます。星空の写真を撮っているキャンパーの方も多いです。

当施設は季節ごとに楽しみが変わるのも魅力のひとつです。春は新緑が映えます。夏は川遊びと星空観察!秋はフィールド一面が紅葉します。赤井川村のメイプル街道は紅葉が綺麗で、キャンプ場までのドライブ中も景色が楽しめます

編集部

本当にいろいろと楽しみがあるのですね!釣りまでできるとは感激です。それだけ水が澄んでいるということですよね。釣り糸を垂らし魚がかかるのを待ちながら、川の流れを見つめるだけでも心が癒されそうです。

まずは到着したら、場内を二人で散策してみるのが良いかもしれません。なにをして楽しむかは二人次第。虫採りや川遊びも、子供の時以来という方もいるかもしれませんが、だからこそ新しさがあり楽しめるかもしれません。

季節によって雰囲気が一変するのは自然が豊かだからこそですね。時期によって作りたい料理も変わるでしょうし、何度来ても新たな楽しみに出会えそうです。リピートしているカップルも多そうですね。

アカイガワ・トモ・プレイパークからのメッセージ

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークのスタッフ

編集部

カップルやご夫婦でキャンプを検討している方へのメッセージをお願いします。

西さん

カップルや夫婦の方には住箱グランピングがおすすめ!記念日や誕生日などにちょっと贅沢なキャンプで思い出をつくりませんか?ホームページより事前にサプライズケーキや花束をご予約いただけます

自然の中で過ごすプライベートな空間で、二人だけの特別な時間を過ごせます。忘れられない思い出になること間違いなし!

編集部

ありがとうございました。

アカイガワ・トモ・プレイパークの口コミ評価

北海道余市郡にあるアカイガワ・トモ・プレイパークでのキャンプ風景

アカイガワ・トモ・プレイパークの口コミを調べてみました。

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とても広々としていてきれいなキャンプ場
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夜はカエルの声やきれいな星を楽しみながら過ごせる
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木漏れ日の中で過ごす時間は贅沢に感じる
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住箱グランピングがすごく素敵だった。寝るのがもったいないくらいの場所
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住箱は小さいコテージのよう。食材に加えて炭・薪・食器なども持参する必要がある
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チェックアウトが遅いプランもあり時間に追われることなくゆっくりできる

テントサイトはスペースが区切られていないためゆったりと使える点も魅力のようです。プライベートな空間でキャンプができるので、カップルにはぴったりではないでしょうか。

住箱への感動口コミも多数見られました。まさにホテルの一室のようといった声もあり、皆さんすっかり魅了されているようです。パートナーをサプライズで招くのもすごく喜ばれそうです。

アカイガワ・トモ・プレイパーク周辺のおすすめデートスポット

編集部

ちなみに、西さんおすすめの近隣のデートスポットはありますか?

西さん

動物への餌やり体験や乗馬体験ができるホピヒルズや、ソフトクリームが絶品の山中牧場、パラグライダーができるパラライフ北海道はいかがでしょうか。

絶景スポットとしておすすめなのは、冷水峠のカルデラ展望所です。赤井川のカルデラを一望でき、早朝には雲海が見えることがあります。遠くには羊蹄山も見えます。

おすすめスポット

ホピヒルズ

※リニューアル中(2023年6月現在)

ダチョウやアルパカ、ヤギなどたくさんの動物たちを飼育しているスポットです。

アカイガワ・トモ・プレイパークからは車で17分ほどで到着します。

おいしいパスタやピザをいただけるレストランや、天然素材の服や雑貨が並ぶセレクトショップも併設されているので、半日いても飽きませんよ。

公式URL:http://hopihills.com/

山中牧場

アカイガワ・トモ・プレイパークから車で12分ほどのところにある牧場です。地元の人たちも牛乳を買いに足繁く通っているのだそう。

西さん太鼓判のソフトクリームは、後味がさっぱりとしているのが特徴です。

その秘訣は、牛乳やバニラビーンズ、フルーツなど天然素材のみで作っていること。いちばん人気のバニラソフトのほかに、抹茶ソフト、ココアソフト、旬の果物で作ったソースをトッピングするフルーツソフトもありどれにしようか迷ってしまうかもしれません。

気になるものをふたつ頼み、仲良くシェアするのも良さそうです。

公式URL:http://yamanakabokujyou.co.jp/

周辺のおすすめスポット

パラライフ北海道:http://paralife-hokkaido.com/

アカイガワ・トモ・プレイパークの基本情報

公式サイト http://playpark.akaigawa-tomo.com/
住所 〒046-0552
北海道余市郡赤井川村明治56
アクセス 高速道路経由で札幌市内から約80分
新千歳空港から約110分
定休日 11月中旬~4月
※積雪の状況により変動あり
駐車場 あり
※サイトに横付け可、乗り入れ不可
料金 【入場料金】
・大人(中学生以上)1,200円
・小人(小学生)500円
・幼児無料

【宿泊時の駐車料金】
・普通車1,100円
・キャンピングカー(8ナンバー)2,100円
・バイク500円
・自転車無料
日帰り利用 可能
立地環境 林間、国道393号線沿い
宿泊・サイトタイプ グランピング
フリーサイト(セミオート型)
レンタル 焚き火台、BBQコンロなど
チェックイン・チェックアウト プランによって異なる
共有施設 ・センターハウス
・トイレ
・炊事場
体験・アクティビティ ルアー・フライフィッシング体験
パンプトラック(現在休止中)
ペットの同伴 可能
※マナーをお守りください

※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
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