【長野県】「Le Milieu(ル・ミリュウ)」のワインで楽しむ!エレガントな味わいのおうちデートプラン

「おうちデートでゆっくりとワインを楽しみたい」とお考えのカップルに向けて、本記事では長野県安曇野市に位置する「Le Milieu(ル・ミリュウ)」のワインをご紹介します。

ル・ミリュウは、長年ワイン造りに携わってきた醸造家と、ソムリエの資格を持つ目利きのプロがタッグを組んで創業した新進気鋭のワイナリーです。

ワインに使用するぶどうは自社栽培にこだわり、手作業で丁寧にワインへと仕上げています。エレガントな味わいでありながらもリーズナブルな価格設定のため、「上質なワインを手軽に味わいたい」というカップルにぴったりです。

今回はル・ミリュウの設立秘話やワイン造りに対するこだわりに触れながら、特に人気の高い銘柄をセレクトしてご紹介します。

さらに、ワイン好きの方・ワイン初心者の方それぞれにおすすめの商品や、ペアリングを楽しむためのおつまみについても詳しく解説します。ぜひ自宅デート用にル・ミリュウのワインをチェックしてみてください。

飲酒は二十歳になってから

飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や乳児期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量を。飲んだ後はリサイクル。

同じ志を持つ若き2人が創業した「ル・ミリュウ」

ル・ミリュウで製造されたワイン

ル・ミリュウの醸造所は、雄大な北アルプスを望む長野県安曇野市にあります。盆地特有の内陸性気候によって昼夜の寒暖差が大きく、その特徴を活かしてぶどうやりんごといった果樹栽培が盛んに行われています。

そんな安曇野市の特徴を活かしてワインを製造しているのが、今回ご紹介するル・ミリュウです。カベルネソーヴィニヨンやシャルドネ、メルローといった多彩な品種のぶどうを自社栽培しており、徹底した品質管理のもと、丁寧にワインを仕立てています。

今回はル・ミリュウの副代表である齋藤さんにインタビューを行い、ル・ミリュウの設立経緯やワインづくりへのこだわり、人気の銘柄などについて詳しくお話を伺いました。

エレガントな味わいを追求するル・ミリュウの理念

編集部

まずは、ル・ミリュウがワイン製造を始めたきっかけや、ワイン造りに対する想いについて教えてください。

齋藤さん

2018年、当時30歳の2人で創業したワイナリーです。出会った時は別々のワイナリーで働いていました。「それぞれが異なる環境で培った栽培技術や醸造技術でワインを造れば、たくさんの人に楽しんでいただけるワインが造れるのではないか」と考えたことが、ル・ミリュウ誕生の大きなきっかけです。

また、30歳という若さでワイナリーを始めるケースは珍しく、「若い世代や目標を持っている方たちへの刺激になれば」という想いもあり、ワイナリーの創業に至りました。

私たちが掲げるテーマは「ワインは農産物である」という考えです。添加物は極力使用せず、人の手が加わりすぎることで味わいが変化しないよう心がけています。その年のぶどうの味や熟度などがワインに素直に表れるよう努めています。

ル・ミリュウの醸造所の設備
▲ル・ミリュウの醸造を支える設備機器

ル・ミリュウの醸造所で管理されている樽
▲樽のなかでじっくりと熟成されているル・ミリュウのワイン

ワインというと、海外産のような重厚でしっかりした味わいを思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、私たちは繊細さやエレガントさ、柔らかさを感じていただけるようなワイン造りを目指しています。

そのため、出汁を効かせた和食や素材を大切にした料理のような優しい味わいのお食事と、ぜひル・ミリュウのワインを合わせていただけたらうれしいです。

編集部

社名の「Le Milieu」には真ん中・中心といった意味があり、「人々の食卓や輪の真ん中にル・ミリュウのワインを置いてほしい」、さらに「ブドウ栽培・ワイン醸造を中心に生きることで、人々の心の真ん中に残るワインを造りたい」という想いが込められていると伺いました。

そういった志の深さが、ル・ミリュウならではの繊細な味わいに繋がっているのですね。

ル・ミリュウのこだわり抜いたワイン造りプロセス

ル・ミリュウで収穫したぶどうを丁寧に仕立てている様子

編集部

原料となるぶどうへのこだわりについても教えていただけますか?

齋藤さん

原料となるぶどうは、自社でぶどう農園を管理して栽培しています。また、長年の信頼関係がある契約農家さんとも連携しながら、ワイン造りに適した多様な品種を育てています。

ル・ミリュウのぶどう農園の風景
▲創業時に土壌づくりから手がけた、こだわりのぶどう農園

農園があるのは、標高約600mの傾斜地で水はけが良く、年間降水量が少なく、日照時間が長いなどの特徴を持つ果樹栽培に適したエリアです。農家さんと頻繁に連絡を取り合い、最適な時期にぶどうを収穫できるように細心の注意を払って管理しています。

編集部

ワイン造りのなかで苦労されていること、逆にうれしいことなどはありますか?

齋藤さん

最も苦労するのは、気候によってぶどうが生育不良となった場合です。

日照不足の年は、ぶどうの糖度が低く、酸度が高くなり、未熟な香りや味わいになることがあります。また、生理障害や病気のリスクも高まります。そういった状況のなかでいかにその年の良さを引き出し、悪いところを抑えるのか、試行錯誤を繰り返しながらワイン造りに向き合っています。

喜びは、やはりワインを美味しいと言っていただくことです。ワインは嗜好品で好みが分かれますが、数多くの銘柄があるなかでル・ミリュウのワインを選んでいただき、そして満足していただけると大変うれしく思います。

編集部

口コミを調べてみると、「ぶどう本来の香りが引き立っていて、とても美味しい」「ル・ミリュウの優しい味わいのワインが好き」といった高評価の声が多く目立ちました。栽培から醸造、販売に至るまでこだわりの工程で仕立てられたル・ミリュウのワイン、ぜひじっくりと味わってみたいです。

ル・ミリュウの人気ワインラインナップ

ル・ミリュウでは、主に赤・白・スパークリングワインの3種類を製造・販売しています。

看板商品は、赤ワインの「シリウス メルロー・カベルネ」です。2019年の仕込み後、12ヶ月間フランス産の樽で熟成させ、さらに瓶内でも1年ほど熟成させました。この丁寧な製法により、深みのある熟成感をしっかりと感じられる上質なワインに仕上がっています。

ル・ミリュウのシリウス メルロー・カベルネ
▲ル・ミリュウの看板商品「シリウス メルロー・カベルネ」

この商品名は、夜空で最も明るく輝く1等星シリウスに由来しています。「飲んだ人の記憶に刻まれるようなワインを造りたい」という想いが込められており、その名の通りル・ミリュウの代表銘柄として多くの愛好家に親しまれています。品質の高さは業界でも認められており、ワイナリーアワード2020では最高評価の3つ星を獲得しました。

ル・ミリュウには、このほかにも魅力的な銘柄が豊富に揃っています。以下では、特に人気の高い3つの商品をご紹介します。

人気No.1「ポラリス リースリング」の魅力

ル・ミリュウの人気No.1は、「ポラリス リースリング」です。フランスのアルザス地方などで主に栽培されているぶどう品種・リースリングを使用した辛口の白ワインで、華やかな香りと優しい口当たりが特徴です。

適度な酸味があり、さまざまな料理との相性も抜群です。リースリングは日本のワイナリーでは生産量が少ない珍しい品種であるため、ワイン愛好家を中心に高い人気を誇っています。

ル・ミリュウ ポラリス リースリング 種類 白ワイン
味わい 辛口
アルコール分 11.5%
内容量 750ml
金額 3,000円

赤ワイン愛好家におすすめ「ポラリス ピノ・ノワール」

「ポラリス ピノ・ノワール」は、穏やかな渋みと心地よい酸味が特徴的な辛口の赤ワインです。ラズベリーやイチゴといった赤い果実を思わせる、甘酸っぱい香りも楽しめます。

ル・ミリュウ ポラリス ピノ・ノワール 種類 赤ワイン
味わい 辛口
アルコール分 11.5%
内容量 750ml
金額 3,800円

白ワイン好きに人気の「ポラリス ピノ・グリ」

「ポラリス ピノ・グリ」は、ボディがしっかりとしていて飲み応えがあり、どこか日本酒を思わせる辛口の白ワインです。ピノ・グリは、リースリングと同様にフランスのアルザス地方などでよく栽培されているぶどう品種で、ピノ・グリ特有の穏やかな香りを存分に楽しむことができます。

ル・ミリュウ ポラリス ピノ・グリ 種類 白ワイン
味わい 辛口
アルコール分 12.5%
内容量 750ml
金額 3,800円

ワイン通も満足!ル・ミリュウの厳選3銘柄

ワイン好きのカップルは、複数の銘柄を揃えて飲み比べを楽しんではいかがでしょうか。その際は「ぶどうの品種」に注目して異なる品種の銘柄をチョイスすると、風味の違いを味わえますよ。

ワイン好きな方へのおすすめをル・ミリュウの齋藤さんに伺ったところ、先述した「シリウス メルロー・カベルネ」、「ポラリス ピノ・ノワール」、「ポラリス リースリング」の3商品を挙げていただきました。赤ワインは15~18℃程度、白ワインは10℃程度で香りや味わいが広がりやすく、より美味しく飲めるそうです。

ワインの味わいを引き立てる!おすすめおつまみペアリング

熟成された深い味わいの「シリウス メルロー・カベルネ」には、ぶりの照り焼きがよく合います。また、甘酸っぱい香りが特徴的な「ポラリス ピノ・ノワール」には馬刺しがおすすめです。さらに、優しい口当たりの「ポラリス リースリング」は、おでんとの相性が抜群です。それぞれのワインの特徴に合わせた和食との組み合わせをお楽しみください。

ワインデビューにおすすめ!ル・ミリュウの2銘柄

普段ワインに馴染みのないカップルには、重厚感や強い渋みがなく、酸味の控えめな銘柄がおすすめです。初めは口当たりの優しいタイプを選ぶことで、抵抗なくワインの味わいに慣れていけます。

お気に入りのワイングラスを用意すれば、より一層ワインの香りや味わいを楽しめます。素敵なテーブルコーディネートも心がけて、ワインとともに過ごす特別な時間を存分に満喫してください。

ここでは齋藤さんがセレクトした、ワイン初心者向けの銘柄を2点ご紹介します。飲みやすくてワインデビューに最適な商品ですので、ぜひ参考にしてみてください。

日本酒好きにもおすすめ「ポラリス ピノ・グリ」の特徴

普段日本酒をよく飲むカップルには、白ワインのおすすめ商品として「ポラリス ピノ・グリ」がおすすめです。日本酒を思わせるようなふくよかな味わいで、一口含むとフルーティーな風味が口いっぱいに広がります。日本酒愛好家でもワインを楽しめる、繊細でバランスの取れた味わいが特徴です。

アルコール控えめ「ホワイトスター」でワインデビュー

お酒をあまり飲まないカップルには、アルコール度数が8度と控えめの「ホワイトスター」がおすすめです。ナイアガラという品種のぶどうを使用しており、マスカットのような爽やかな香りが特徴の辛口白ワインです。初心者でも飲みやすい味わいが魅力です。

ル・ミリュウ ホワイトスター 種類 白ワイン
味わい 辛口
アルコール分 8%
内容量 750ml
金額 1,320円

初心者向けワインに合わせる簡単おつまみ提案

日本酒のような風味の「ポラリス ピノ・グリ」には、和食の定番である煮物がよく合います。また、マスカットのような爽やかな風味が特徴的な「ホワイトスター」には、グリーンサラダやシーザーサラダなど、軽めの料理を組み合わせると味わいが引き立ちます。

ル・ミリュウのワインを購入する方法

ル・ミリュウのワインは、公式ホームページやオンラインショップ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで購入できます。特定の地域では酒販店を紹介してくれるので、店舗での購入を希望する場合は問い合わせてみることをおすすめします。

▼ル・ミリュウのオンラインショップはこちら
https://lemilieu-wine.com/

まとめ:ル・ミリュウのワインでエレガントなデートを

最後に、ル・ミリュウの齋藤さんからいただいたメッセージをご紹介します。

齋藤さんからのコメント

ワインはあくまでも脇役で、主役は飲んでくださる方たちやお料理です。ぜひ大切な方と一緒に楽しく料理を作って、その料理とともにワインを楽しんでいただけたらうれしいです。

長野県安曇野の豊かな自然環境のもと、ソムリエとワイナリーでの経験を活かしたワイン造りに励む「ル・ミリュウ」。齋藤さんへのインタビューを通して、ぶどう栽培への情熱、そして和食とも相性の良いエレガントな味わいへのこだわりを強く感じました。

今回ご紹介した商品以外にも、ル・ミリュウには魅力的なワインが多数揃っています。少量生産で丁寧に仕立てられているため、気になるワインがあれば早めの購入をおすすめします

ぜひル・ミリュウの極上ワインを食卓に取り入れて、大切な人とのエレガントなひとときをお楽しみください。

ル・ミリュウの基本情報

住所 〒399-7104
長野県安曇野市明科七貴4671−1
お問合せ 0263-62-5507
営業時間 9:00~16:00
公式サイト https://le-milieu.co.jp/

※最新の情報は公式ホームページ等でご確認ください。
※記事中の金額はすべて税込表示です。