鹿児島県霧島市への移住!全国トップクラスの温泉と自然が魅力の街

この記事では、地方移住を検討している方のために鹿児島県霧島市の魅力・移住に役立つ情報をお伝えしていきます。

霧島市は、鹿児島県本土の中央部に位置する、自然環境の豊かさや、奥深い歴史情緒にあふれるまちです。

鹿児島空港や高速道路も有することから、都市部へのアクセスに非常に優れており、テレワークや二地域居住など、様々なスタイルで霧島での生活を実現することができます。

本記事では、霧島市の暮らしに関する特徴や求人・住まいの情報など霧島の魅力を余すところなくお伝えします。

お話を伺った方

霧島市役所 企画部 地域政策課
地域活性化グループ

担当者さん

霧島市の3大魅力:移住前に知っておきたい特徴

鹿児島県霧島市の暮らしの特徴

霧島市は年間を通して温暖な気候で、穏やかな空気を感じられるまちです。四季折々の自然の美しさも魅力の一つです。

ここでは、霧島の魅力を満喫できるスポットや、移住する際に活用できる支援制度などをご紹介します。

霧島市での新生活をイメージする際に、ぜひ参考にしてみてください。豊かな自然と充実した支援制度が、あなたの新しい暮らしを応援します。

特徴1:全国トップクラスの泉質数を誇る4つの温泉郷

九州には有名な温泉地が数多くありますが、南国鹿児島も温泉が非常に豊富です。私たちのまち霧島は、他の温泉地に引けを取らないほどの魅力を持つ温泉の宝庫です。

霧島温泉郷、霧島神宮温泉郷、妙見・安楽温泉郷、日当山温泉郷の4つの温泉郷は、全国トップクラスの泉質数を誇り、多くの温泉通から高い評価を得ています。

日帰り温泉で気軽に湯を楽しむもよし、鹿児島ならではの家族湯で家族みんなで湯に浸かるもよし。日頃のご褒美にちょっと贅沢して温泉宿を利用するもよし。市内各所に点在する温泉施設では、様々なスタイルで霧島の魅力である温泉を満喫することができます。

特徴2:自然と一体化した子育て支援施設「霧島市こども館」

霧島市街地から車で約20分。標高約200mの丘にある霧島市こども館は、霧島山・桜島・鹿児島湾を一望できる場所に位置し、自然のなかでこどもが夢中になって遊ぶことができる子育て支援施設です。

2021年7月に開館したこの施設は年間7万人の来場があり、市外や県外からも家族連れが訪れる大人気スポットです!

定期的に工作体験や、音楽家による演奏会、親子ヨガ教室などが開催されており、お子さまだけでなく親も一緒に楽しめる多彩なイベントが用意されています。

私もこどもを連れてよく利用しますが、こどもが思いっきりはしゃぐ姿を見ながら、鹿児島の雄大な自然も堪能できるので、子育てしながらリフレッシュしたい方には絶好のスポットです。山や海の景色を楽しみつつ、家族で楽しい時間を過ごせます。

特徴3:移住者を支援する充実の定住促進制度

鹿児島霧島市の自然

霧島市では、移住定住を促進するためのさまざまな支援制度を用意しています。

例えば、市外から霧島市の中山間地域へ転入する場合、住宅取得に要した費用の一部が助成されます。具体的な助成額は以下の通りです。

▼住宅取得補助金

  • 新築→50万円(中山間地域のみ)
  • 中古購入→最大30万円
  • 増改築→最大20万円
  • 家賃補助金→最大24万円(中山間地域のみ)

補助金を受け取るには、以下の対象者条件を満たす必要があります。

▼補助対象者

  • 令和5年4月1日から令和8年3月31日までの間に、中山間地域(国分・隼人の市街地を除く区域)に住宅を取得(新築・中古)または増改築した転入移住者
  • 同期間に国分・隼人の市街地で中古住宅を購入または増改築した転入移住者
  • 同期間に中山間地域の貸家に入居した転入定住者

補助金の受給には、上記の条件に加えて他の要件も満たす必要があります。

詳細は霧島市の公式ホームページに掲載されていますので、興味のある方はぜひ確認してみてください。

>>霧島市公式ホームページ

霧島市での生活:移住後の暮らしに関する具体的情報

気候 年間平均気温は15.4℃
1年を通して日照時間の変動が少なく、市街地ではほとんど雪が積もることがない。山間部では四季折々の自然を楽しむことができ、一部地域では平均気温が北海道並みの場所もある。
人口 123,179人(2024年4月1日時点)
鹿児島県内では、鹿児島市に次いで2番目に人口が多い
教育機関 小学校35校、中学校14校、高校6校
高等専門学校1校、短期大学1校、大学1校
病院 病院15施設、診療所99施設、歯科診療所59施設
スーパー・コンビニなど スーパーマーケットとコンビニエンスストアが市内各地に多数立地
近隣都市へのアクセス 鹿児島市→車で約50分、電車で約1時間
熊本市→車で約2時間
福岡市→車で約3時間30分
伊丹空港〜鹿児島空港→飛行機で約70分
羽田空港〜鹿児島空港→飛行機で約100分

霧島市は、年間を通して比較的温暖な気候で、冬でもほとんど積雪はありません。

また、霧島市は自然豊かな土地でありながら、商業施設も充実しているため、日常生活に必要な物品をほぼすべて市内で入手できるといえるでしょう。

【交通】都会から遠いようでとても近いまち“霧島”

霧島市には鹿児島空港があるため、東京から最短で100分、大阪からは最短で70分で到着できます。

霧島市内のどの地域も空港から車で約40分圏内にあるため、東京や大阪、名古屋などの都市部からも気軽に訪れることができます。県外の方からは、「あっ!霧島って意外に都会から近いんだね!」とよく言われます。

また、国際線も充実しているため、海外へも直接アクセスが可能です。さらに、高速道路のインターチェンジが5つとJRの駅が11駅あり、交通の便が非常に良いです。
鹿児島県本土のほぼ中央部に位置していることから、県内各所へのアクセスはもちろん、離島の島々や九州各地へのアクセスもとても優れています。
「週末にちょっと足を伸ばして観光を楽しもう!」という方にも、まさにうってつけのまちなんです。

就業情報:霧島市の求人状況と創業支援

霧島市の求人は、地域内だけでも6,000件程度あり、UIJターンの方を歓迎する求人も含まれています(2022年9月時点)。よく見られる職種には以下のようなものがあります。

  • 先端産業の技術者
  • 空港関連のスタッフ
  • ホテルのフロントスタッフ
  • 製造や配送ドライバー
  • 介護スタッフ
  • 電気工事士
  • マシニングオペレーター

募集業種の種類は多岐にわたり、件数も豊富なので、自宅から近い会社を選んで応募することも可能です。

さらに、霧島市から25km以内に勤務地を広げると、求人件数は2倍以上に増加します。車で通勤できる方は、範囲を広げて求人を探すのもよいでしょう。

また、霧島市では各種専門機関と連携して創業者・経営者向けの定期相談窓口を設けています。

地方移住を機に自分のお店を持ちたい方や「開業の手順がわからない」という方は、ぜひこのサービスを積極的に活用してください。

>>霧島市公式HP(創業支援)

住まい情報:豊富な賃貸物件と空き家バンク制度

霧島市は、鹿児島県内で第2の人口規模を誇り、県内でも比較的多くの賃貸物件が取り扱われています。

家賃相場はおおむね以下のようになっています。(エリアや築年数によって変動があります)

  • 1R:3.2万円
  • 1K - 1DK:2.9万円
  • 1LDK - 2DK:4.0万円
  • 2LDK - 3DK:5.0万円
  • 3LDK - 4DK:6.3万円

(2022年9月時点)

さらに、霧島市では空き家バンク制度を実施しています。中古物件の購入をお考えの方は、この制度の活用をおすすめします。

霧島市の空き家情報は、以下の公式ページで閲覧できます。

>>霧島市公式HP

空き家を活用する際の主な流れは次のとおりです。

  • 情報の閲覧
  • 地域政策課に連絡
  • 内覧
  • 物件の交渉等
  • 契約等
  • 居住開始

興味のある物件があれば、まずは地域政策課へお気軽にお問い合わせください。

霧島市移住者の声:実際の暮らしや感想を紹介

霧島市に移住した方の感想・体験談

ここでは、実際に霧島市に移住された方々の体験談をご紹介します。移住を決めた理由や、新しい生活で感じていることなど、リアルな声をお届けします。

地方移住をお考えの方にとって、貴重な情報源となるはずです。ぜひ参考にしてみてください。

移住のきっかけ:自然や交通の良さが決め手

  • 霧島市の人の温かさを感じたから
  • 空港があり、都心部へのアクセスが優れている
  • 就職、進学を機に上京したが、地元の霧島にUターンしたかった

実際に移住を決めた方の多くは、霧島市の人の温かさや、空港があることによる都心部への優れたアクセスを理由に挙げています。

都会から離れて静かな暮らしを実現しつつ、テレワークにより、これまでの仕事も継続できる環境が大きな決め手となっているようです。

また、地方移住をきっかけに新たな挑戦をする方も多くいます。例えば、農業を始めた方がいらっしゃいます。

家族揃って霧島市へ移住し、有機野菜を栽培する農家として新生活を始めた方もいます。

さらに、移住をきっかけに養鶏を始め、家族全員で世話をしながら田舎暮らしを楽しんでいる方もいます。

このように、霧島市では豊かな自然環境と便利な交通アクセスを活かし、多様なライフスタイルで移住する方々が増えています。

移住後の感想:自然と利便性のバランスに満足の声

鹿児島県霧島市の景色

  • 家のすぐ近くにスーパーやコンビニもあって生活に困ることはない
  • 大自然に恵まれ子育て環境がとてもよい
  • 霧島での生活を通じて四季の美しさを感じるようになった

霧島に住んでみると、意外にもスーパーやコンビニなどが近くにあり、日常生活で不便を感じることはないようです。

想像していた以上に霧島市の自然が美しく、家族で移住してきた方は子育て環境の充実さにとても満足しています。山や川、温泉など自然豊かな地域に移住したことで、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季のうつろいをより鮮明に感じるようになったという声も聞かれます。

さらに、地域の方々が親切で、幅広い年齢層との交流が増え、子育て環境は都心にいるよりはるかに良くなったと感じている人が多いのも特徴です。子どもたちが自然の中で伸び伸びと遊べる環境や、地域全体で子育てを支援する雰囲気が評価されています。

霧島市は、豊かな自然環境と、日常生活に必要な商業施設などの都市機能をバランスよく兼ね備えており、これが移住者にとって大きな魅力となっています。

車社会への適応がポイント

一方で、地方特有の車社会ということもあり、公共交通機関が少ないため、移動の面においては若干苦労することがあるようです。

ただ、車がないと生活しづらい面はあるものの、都会と田舎のバランスがちょうどよく、大きな問題点と感じている方は少ないようです。

それ以上に、地元の方の温かさや豊かな自然に囲まれた生活ができていることの方が、移住した方にとっては魅力的だということがわかりました。

霧島市の移住支援:体験ツアーや相談会の紹介

霧島市移住体験ツアー

霧島市では、毎月オンライン相談会を開催しています。さらに、参加者のニーズに合わせて半日から1日程度の行程を組む「オーダーメイド型」の移住体験ツアーや、定期的なお試し移住体験ツアーも実施しています。

地方移住を検討している方は、これらの機会を随時チェックし、積極的に参加することをおすすめします。

移住体験ツアーでは、プチ農業体験や先輩移住者との交流の機会が設けられています。移住前に霧島の豊かな自然を直接体験できるほか、実際の移住者から霧島の魅力を聞くことができます。

また、霧島市では移住希望者に対して様々なサポートを行っています。詳細は以下の公式ウェブサイトでご確認ください。

>>霧島市HP

定期開催の移住イベント:オンライン相談会や体験ツアー

霧島市移住セミナー

移住体験ツアーに参加する時間が取れない方には、移住相談会への参加がおすすめです。

霧島市では、オンライン移住相談会や各種移住イベントを定期的に開催しています。

これらの移住相談会やイベントの開催情報は、霧島市の公式ホームページで随時更新されています。ぜひ定期的にチェックしてみてください。

▼霧島市移住に関するお問い合わせ先

担当課 霧島市役所 地域政策課 地域活性化グループ
住所 〒899-4394
鹿児島県霧島市国分中央三丁目45番1号
電話番号 0995-45-5111
メール t-seisaku@city-kirishima.jp
対応時間 8時15分〜17時
※土・日曜日、祝日及び12月29日〜1月3日は除く
公式サイト https://www.city-kirishima.jp/