金沢・兼六園で四季を楽しむデートプラン

兼六園デートの決定版!金沢の魅力を堪能する3つのプランをご紹介

日本三大名園で有名な「兼六園」は金沢を代表する観光スポットで、四季折々さまざまな表情を見せてくれます。

手入れが行き届いた庭園内はとても広く、絶景スポットもたくさんあります。しかし事前に下調べをせずに歩き回ると、同じ場所を何度も通ったり、疲れてしまったりして、デートの雰囲気を損ねてしまう可能性があります。

ここは知識豊富で頼りがいのある男性をアピールする絶好の機会です。金沢の歴史や文化について学び、魅力的なスポットや美味しい飲食店へと彼女をスムーズに案内しましょう。

これから、1日楽しめる金沢のまちめぐりデートプランをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

このデートプランに向いているカップル
  • SNSをやっている
  • 写真を撮るのが好き
  • 歴史や文化に興味がある
  • 史跡、美術が好き
  • 食べ歩きが好き
  • 散歩が好き
  • アートが好き

概要:バス1日乗車券で巡る兼六園と金沢まちめぐりデート

バスで巡る兼六園と金沢の周遊デートプラン概要

金沢市の中心部にある兼六園の周辺には見どころが豊富です。有名なスポットを効率よく回りたい方には、本数が多く料金も手頃な周遊バスの利用がおすすめです。

今回は「兼六園」とその隣接地にある「金沢城公園」を中心に、周遊バスを活用して人気スポットを巡るデートプランをご紹介します。

金沢には様々な種類のバスがありますが、観光に最適なのは金沢駅を起点とし、市内の観光地を巡る循環バス「城下まち金沢周遊バス」です。

この周遊バスは右回りと左回りのルートがあり、それぞれ約15分間隔で運行しています。1日フリー乗車券は500円で、非常にお得です。

どのコースも徒歩での移動が多いため、動きやすい服装と歩きやすい靴での参加をおすすめします。

金沢は雨が多い地域のため、事前の天気予報確認が大切です。タオルや折りたたみ傘を持参すると、突然の雨にも対応できます。

兼六園への主要都市からのアクセス方法

電車での兼六園へのアクセス

主な都市からの所要時間は下記の通りです。

出発地 所要時間 利用する列車
富山駅 約40分 JR 北陸新幹線
福井駅 約1時間 JR 特急
名古屋駅 約3時間 JR 東海道新幹線・特急
東京駅 約3時間10分 JR 北陸新幹線
大阪駅 約3時間10分 JR 特急サンダーバード

車での兼六園へのアクセスと駐車場情報

車で行く場合は、北陸自動車道 金沢東インターチェンジ(IC)から約15分で到着します。

金沢駅周辺には大型駐車場やコインパーキングが多数ありますが、週末や特定の時間帯は混雑することがあります。そのため、余裕を持って出発し、駐車場の確保にも時間を見込んでおくことをおすすめします。

1.金沢の歴史堪能デートプラン 

兼六園、金沢城公園、石川県立歴史博物館などをめぐり、加賀藩の歴史や文化を学びながらじっくり散策するプランです。金沢の伝統料理である治部煮や加賀野菜を使った郷土料理、金沢おでんなどのご当地グルメもゆっくり堪能する、落ち着いた雰囲気の大人向けデートコースです。

スケジュール 

9:30 金沢駅集合、周遊バスに乗車して出発
10:10 加賀百万石の城下町のシンボル「金沢城公園」到着
11:30 金沢の伝統料理やご当地グルメを楽しむランチタイム
12:30 日本三大名園の一つ「兼六園」を散策
14:45 赤レンガ造りの「石川県立歴史博物館」見学
17:00 情緒ある町屋が並ぶ「ひがし茶屋街」散策とディナー
21:00 金沢駅到着・解散

事前に金沢の歴史を簡単に調べておくと、旅行がより一層楽しめるでしょう。

歴史堪能デートプランの予算目安

内容 予算(2人分) 備考
交通費 1,600円 周遊バス1日フリー乗車券
(800円×2)
施設入場料など 2,000円
ランチ・カフェ 6,000円
ディナー 6,000円
合計 15,600円~

このデートプランの予算は2人で15,600円程度です。交通費が比較的安価なので、食事にもう少し予算をかけて金沢の名物料理を楽しむのもおすすめです。例えば、加賀料理や新鮮な海鮮料理など、地元の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。

歴史堪能デートプランの時系列紹介

では金沢のデートプランを詳しく紹介していきます。ここで紹介する以外にも、金沢の街中には魅力的な観光スポットがたくさんあります。気になる場所があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。楽しい思い出作りのお手伝いができれば幸いです。

9:30 金沢駅集合:デートスタート地点

まずは金沢の玄関口「金沢駅」に集合です。

JR金沢駅東口には迫力ある「鼓門(つづみもん)」と、ガラス張りの天井アーチが印象的な「もてなしドーム」があります。

噴水やベンチが並び、観光客や市民がくつろげるスペースになっています。開放的な空間で気分も上がるので、待ち合わせ場所は金沢駅東口「鼓門」を正面にした丸形のベンチがおすすめです。

無事に合流できたら、さっそく周遊バスのチケットを購入しましょう。

金沢駅東口にある北鉄バスの交通案内所で城下まち金沢周遊バス 1日フリー乗車券を買います。バス乗り場は交通案内所のすぐ横にあるので、迷うことなく見つけられます。

この周遊バスは右回りルートと左回りルートがあり、どちらも15分間隔で運行しています。

このプランではまず兼六園に向かいたいので、到着時間が少し早い右回りルートのバスに乗り込みましょう。

10:10 加賀百万石の象徴:金沢城公園散策

兼六園・金沢城(石川門向かい)の停留所で降りると、すぐ左側が兼六園、右側が金沢城公園です。金沢城は加賀百万石として名高い前田家の歴代藩主が居城としていました。

前田利家が城に入った1583年(天正11年)から本格的な城づくりが始まったとされています。度重なる火災で焼失した部分も多かったのですが、平成の大改修で金沢城公園として復元が進められています。

重要文化財に指定されている「石川門」をはじめ、「五十間長屋」「鶴丸文庫」などの歴史的にすばらしい建造物は圧巻です。これらの建物は江戸時代の城郭建築の特徴をよく表しています。

見学をした後は、広々とした爽やかな芝生の上でほっと一息つくのもおすすめです。四季折々の景色を楽しめる憩いの場となっています。

金沢城公園の総合案内所の横に清潔で広いお手洗いがありますので、兼六園に向かう前に立ち寄っておくと便利です。

11:30 金沢の伝統料理とご当地グルメを楽しむランチ

兼六園の前で早めのランチタイムを楽しみましょう。お昼時は混雑するので、少し時間をずらすのがおすすめです。

今回は兼六園のすぐ横にある、和食と和カフェの「さくら茶屋」を訪れました。

金沢の伝統料理「治部煮(じぶに)」と、全国的に有名な地元の高級魚「のどぐろ」が一緒に楽しめる定食(2,500円)を注文しました。

喉の渇きを癒すため、すっきりした柑橘系の香りが特徴的な金沢の地ビール(シングルホップシトラ)と加賀梅酒のソーダ割りもオーダーしました。

一夜干しの「のどぐろ」は脂がのっていて身がふわふわで絶品です。治部煮の鴨肉も柔らかく、優しい出汁が体に染みわたります。さらに、揚げたての天ぷらや、柚子の香りが効いたうどんも付いており、大変満足できる定食です。

周遊バスを利用することで、ゆっくりと昼飲みを楽しめるのも魅力的ですね。

(※価格は2023年6月現在のものです。最新情報は公式ページでご確認ください)

10:30 日本三大名園「兼六園」を散策

お腹も満たされたところで、このデートプランのメインともいえる「兼六園」へ向かいます。兼六園には7つの入場口があり、こちらは石川門向かい桂坂口です。

実は地元の方でも、兼六園について詳しく知らない人が多いんです。というのも、春の桜のシーズンは見事な景色で、地元ではお花見スポットというイメージが強いからなんです。

そこで今回は地元の方でも改めて楽しめるよう「兼六園」のことを簡単に説明しますね。

兼六園は日本三大名園の一つで、国の特別名勝にも指定されています。兼六園のシンボルといえば二本脚の灯籠「ことじ灯籠」。この風景は金沢の観光写真などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

1676年、加賀藩5代藩主の前田綱紀(つなのり)が金沢城に面する土地に別荘を建て、12代藩主の前田斉広(なりひろ)がその庭を広げました。そして13代藩主の前田斉泰(なりやす)が庭園として整備させたのが兼六園です。

この庭園のことを松平定信が褒めたたえ、素晴らしい庭園の6つの条件である六勝(宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望)を兼ねているという意味で兼六園と名付けました。

兼六園の敷地は11.4万平方メートルもあります。この広大な庭園は六勝を理解しながら見てまわると、兼六園の素晴らしさをより深く味わえるでしょう。

有名なビューポイントである「ことじ灯籠」「眺望台」「唐崎松」「霞が池」「雁行橋」「七福神山」「兼六園菊桜」「明治記念之標」「根上松」「花見橋」「内橋亭」は撮影スポットとして外せないですよ!これらの場所で記念写真を撮ることをおすすめします。

13:45 赤レンガの建物「石川県立歴史博物館」へ

次はこちらから徒歩で10分ほどの「石川県立歴史博物館」に向かいます。兼六園を散策しながら、最後は入場口である真弓坂口を目指して歩いてください。

その前に真弓坂口のすぐ横にある「石浦神社」内で素敵なふるまい酒をいただけました。

石川の地酒がずらりと並んでいて、好みのお酒を選べます。ありがたくいただいて、さあ歩き始めましょう!

このノスタルジックな赤レンガの建物は、かつて旧陸軍兵器庫や金沢美術工芸大学として使用されていました。現在は石川県立歴史博物館として、地域の歴史と文化を伝える重要な施設となっています。

特別展も興味深いものが多く人気です。地域の歴史や文化に関する展示が定期的に開催されています。

広々とした敷地にあるので、観覧したあとはゆっくりと休憩するのもおすすめです。秋が深まる頃には紅葉がとても美しく、季節の移ろいを感じられる場所でもあります。

17:00 風情ある町並み:ひがし茶屋街散策とディナー

それではこのプランの最後の目的地である「ひがし茶屋街」へ向かいましょう。

石川県立博物館から兼六園に戻るようにして歩いて行くと、石浦神社向かいに「金沢21世紀美術館」が見えます。その前が周遊バスの停留所です。左回りルートの周遊バスに乗ります。

次は橋場町の停留所で下車します。

橋場町でバスを降りたら、東山方面に歩いて行くと金沢市民に親しまれている「浅野川」「卯辰山」を眺められる「浅野川大橋」に着きます。橋の上から金沢の自然豊かな風景が堪能できますよ。

もう少し歩くと、風情のある石畳と美しい出格子(でごうし)の町屋が並ぶ「ひがし茶屋街」に到着します。ひがし茶屋街は、約200年前に加賀藩が城下のお茶屋を集めて作った藩公認の茶屋町です。

現在でも夜には華やかなお座敷遊びが繰り広げられています。お茶屋見学や押し寿司体験、金箔体験などもできるお店があるので、時間に余裕があればぜひ立ち寄ってみてくださいね。

こちらは金沢の老舗酒造の「福光屋」です。気軽に試せる利き酒セットなどが人気です。

今回は日本酒が華やかに香る「酒粕ソフト」をチョイスしました!上にかかっているのは高級黒みりんです。すっきりとした甘さでとても美味しいです。

ひがし茶屋街にはカフェや雑貨屋などがたくさん軒を連ねています。可愛いお土産を2人で選ぶのも楽しいですね。

夕暮れ時の景色が特に美しいので、ぜひこの時間帯にお散歩デートを楽しんでいただきたいです。

加賀の伝統料理や、金沢の名物グルメを堪能できる飲食店もたくさんあるので、ディナーもきっと素敵な時間を過ごせることでしょう。

21:00 金沢駅到着・解散 

ゆったりとディナーを楽しんだら、東山三丁目のバス停から左回りルートの周遊バスに乗って金沢駅に向かい、解散となります。金沢の魅力を堪能した一日でした。お疲れさまでした。

2. 金沢グルメを堪能する兼六園周辺食べ歩きデートプラン

兼六園、金沢城公園をめぐりながら食べ歩きや飲み歩きを楽しむ、グルメ好きカップルにおすすめのプランです。近江町市場やひがし茶屋街で金沢の味を堪能できます。新鮮な海の幸や加賀野菜、伝統的な和菓子など、多彩な金沢グルメを楽しむことができます。市場では名物の海鮮丼、茶屋街では金箔ソフトクリームなど、地元ならではの味覚も味わえます。

歴史堪能デートプランの詳細スケジュール

9:30 金沢駅集合、周遊バスに乗車し出発
9:50 金沢の台所「近江町市場」で朝食・買い物を楽しむ
12:00 白鳥路を経由して「金沢城公園」へ移動
13:30 日本三大名園の一つ「兼六園」を散策
15:45 江戸時代の風情が残る「ひがし茶屋街」へ。夕食も楽しむ
21:00 金沢駅に到着し解散

歴史堪能デートプランの予算目安

内容 予算(2人分) 備考
交通費 1,000円 周遊バス1日フリー乗車券(500円×2人)
施設入場料 1,500円 主要観光施設の平均的な入場料
ランチ・カフェ 7,000円 昼食とカフェでの軽食を含む
ディナー 7,000円 地元の名物料理を楽しむ予算
合計 16,500円~ 観光内容により変動あり

歴史堪能デートプランの時系列紹介

では金沢でのデートプランを紹介していきます。ここで紹介する以外にも、金沢には魅力的な観光スポットや美味しい飲食店がたくさんあります。気になる場所があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。街歩きを楽しみながら、金沢の魅力を存分に味わってくださいね!

9:30 金沢駅集合:デートスタート地点

こちらも金沢の玄関口「金沢駅」集合です。待ち合わせ場所は、金沢駅東口にある「鼓門」を正面に見た丸形のベンチがおすすめです。

出会えたら、まずは周遊バスの1日フリー乗車券を購入しましょう。バスの乗り方や乗車券の詳細については、「金沢の歴史堪能デートプラン」を参考にしてください。

左回りルートのバスに乗車し、武蔵が辻・近江町市場で下車します。ここが最初の目的地です。

9:50 金沢の台所:近江町市場でグルメ探索

金沢市民の台所として親しまれている近江町市場には、新鮮な魚介類をはじめ、多くの美味しい食材や料理が揃っています。

お昼時は混雑してどのお店も長蛇の列になるため、朝早くに訪れて一番のお目当ての料理を楽しむことをおすすめします。

近江町市場で外せないのは「生ガキ」です。大ぶりのものは700円~800円程度で、その場で食べることができます。缶ビールも一緒に販売されているので、セットで楽しめます。

朝からビールと生ガキで幸せな気分になれます。

次におすすめなのは海鮮丼です。今回訪れたのは「新鮮組」というお店です。

新鮮な魚介類がたっぷり乗った海鮮丼は感動的な美味しさです。特に甘エビは甘くてぷりぷりとした食感が楽しめます。

金沢の名物として「どじょうのかば焼き」も有名です。1本120円という手頃な価格も魅力的です。

魚介類以外にも、新鮮な加賀野菜、フルーツ、豆腐なども販売されています。

近江町市場の名物として「近江町コロッケ」があります。様々な種類のコロッケやメンチカツ、金沢カレーパンなどが並んでいます。

特に人気なのは甘エビコロッケです。ほんのりとした甘さとエビの香ばしい風味が特徴的で美味しいです。こちらも行列ができるので、早めの訪問をおすすめします。

朝から美味しい料理を堪能し、心もお腹も満足した後は、兼六園・金沢城公園へ散歩しながら向かうのがおすすめです。

近江町市場には10か所の出入り口があります。「大手町」方面へ向かう場合は、「鮮魚通り口」から出ると近いです。

12:00 白鳥路をお散歩しながら「金沢城公園へ」

近江町市場から徒歩約5分で白鳥路の入り口に到着します。入り口には休憩所と清潔なトイレが設置されていますので、必要に応じてご利用ください。

白鳥路の道沿いには、金沢ゆかりの三文豪像(室生犀星、泉鏡花、徳田秋声)を含む、計21体の彫刻が並んでいます。散策しながら、金沢の文化に触れることができます。

白鳥路から兼六園・金沢城公園まではさらに徒歩5分ほどです。緑豊かな木々に囲まれた白鳥路を抜けると、最後に「前田利家公」像がお出迎えしてくれます。

金沢城公園の詳細については、「金沢の歴史堪能デートプラン」をご参照ください。

13:30 兼六園:四季折々の景色を楽しむ散策

金沢城公園を散策したら、そのまま兼六園へ向かいましょう。

兼六園の中には茶店、すぐ横の通り沿いには飲食店がたくさんあるので、こちらでもお団子や蕎麦、ソフトクリームなど美味しいものに出会えます。

兼六園の詳細についても金沢の歴史堪能デートプランを参考にしてみてください。

15:45 ひがし茶屋街:町屋カフェとディナーを楽しむ

兼六園を散策したあとは兼六園下から城下まち金沢周遊バスに乗って「ひがし茶屋街」へ向かいます。左回りルートで、次の停留所「橋場町」で下車します。

徒歩でも約10分で到着するので、観光スポットに立ち寄りたい方は散歩しながら向かうのもおすすめです。

この日は気温が高かったため、ひがし茶屋街にある和カフェ「素心」でかき氷を楽しむことにしました。古民家を改装した落ち着いた雰囲気の店内が印象的でした。

加賀棒茶のかき氷とコーヒーミルクかき氷を注文しました。どちらもふわふわの食感で、甘さ控えめの爽やかな味わいが暑さを忘れさせてくれました。

ひがし茶屋街の他の魅力的なスポットについては、金沢の歴史を堪能できるデートプランをご参照ください。

21:00 金沢駅到着・解散 

ゆったりとディナーを楽しんだら、東山三丁目のバス停から左回りルートの周遊バスに乗って金沢駅に向かいます。金沢駅で解散となり、充実した1日の観光が終了します。お疲れさまでした。

3. アート好きカップルのための兼六園周辺文化施設巡りプラン

兼六園と金沢城公園で四季折々の美しい景色を楽しみながら写真撮影を楽しみましょう。

日本の禅文化を体感できる「鈴木大拙館」や、現代アートで人気の金沢21世紀美術館を訪れます。アートや写真に興味のあるクリエイティブな感性を持つカップルにぴったりのデートプランです。

歴史堪能デートプランの詳細スケジュール

9:30 金沢駅集合!周遊バスに乗り出発
10:00 禅の世界を体感!「鈴木大拙館」へ
12:00 現代アートに触れ合う!金沢21世紀美術館で見学とランチ
13:30 日本三大名園の一つ「兼六園」を散策
15:30 加賀百万石の城下町のシンボル「金沢城公園」を訪れる
17:00 情緒ある町屋が並ぶ「ひがし茶屋街」でディナーと散策
21:00 金沢駅到着・解散

歴史堪能デートプランの予算目安

内容 予算(2人分) 備考
交通費 1,600円 周遊バス1日フリー乗車券(800円×2人)
施設入場料など 4,500円 主要観光施設の入場料を含む
ランチ・カフェ 5,000円 昼食とおやつ代を含む
ディナー 5,000円 夕食代
合計 16,100円~ 観光内容により変動あり

歴史堪能デートプランの時系列紹介

では、金沢でのデートプランを紹介していきます。ここで紹介するスポット以外にも、金沢には魅力的な観光地や美味しい飲食店がたくさんあります。気になる場所があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。楽しい思い出作りのヒントにしてくださいね!

9:30 金沢駅集合:デートスタート地点

こちらも金沢の玄関口「金沢駅」集合です。待ち合わせ場所は、金沢駅東口にある「鼓門」を正面に見た丸形のベンチがおすすめです。

2人が出会えたら、まず周遊バスの1日フリー乗車券を購入しましょう。バスに乗ったら、本多町停留所で下車します。そこから徒歩5分ほどで、最初の目的地「鈴木大拙館」に到着します。

10:00 禅(ZEN)を体感!「鈴木大拙館」へ 

引用:https://www.hot-ishikawa.jp/photo/1443

禅の思想を海外に初めてわかりやすく広めたのが、仏教哲学者の「鈴木大拙(すずき だいせつ)」です。「鈴木大拙館」は彼の思想を体感できるスポットとして、現在、外国人観光客に大変人気があります。

建築物の素晴らしさも注目されており、日本的な美と現代建築が融合した独特の空間を楽しむことができます。この機会に、静寂と調和の世界観を持つ禅(ZEN)の魅力に触れてみませんか?

12:00 現代アートの殿堂:金沢21世紀美術館見学とランチ

次は金沢の大人気スポットの1つ、現代美術を楽しめる「金沢21世紀美術館」へ向かいます。この美術館は、斬新な建築デザインと多彩な展示で知られ、開放的な雰囲気から市民にも親しまれています。

左回りルートの周遊バスで本多町から1区間の「広坂・21世紀美術館」の停留所で下車します。徒歩では約10分で到着できます。

美術館には無料で楽しめるエリアがたくさんあり、気軽に立ち寄れる公園のような雰囲気です。現代アートに触れられる空間でもあり、デートにも最適なスポットです。

館内にはカフェレストラン「Fusion21」が併設されています。地元の新鮮な食材を使った美味しいスイーツやランチメニューが楽しめます。

大きな窓から緑豊かな外の景色を眺めながら、ゆったりとしたランチタイムを過ごすことができます。アートと食事、両方を楽しめる贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

13:30 兼六園:四季折々の景色を楽しむ散策

金沢21世紀美術館から斜め向かいの横断歩道を渡ると、兼六園の入り口(真弓坂口)があります。

こちらから入り、石川門のほうへ向かうように園内を散策すると、金沢城公園へスムーズに行けます。兼六園は日本三名園の一つで、四季折々の美しい景色を楽しめる庭園です。

兼六園の詳しい情報や見どころについては、金沢の歴史を堪能できるデートプランの記事を参考にしてください。

15:30 加賀百万石 城下町のシンボル「金沢城公園」へ

金沢城公園の詳細については、金沢の歴史を堪能できるデートプランを紹介している記事を参考にしてみてください。そこでは、城内の見どころや周辺の観光スポットなども紹介されています。

17:00 風情ある町並み:ひがし茶屋街散策とディナー

金沢城公園を散策した後は、金沢の美味しいものを堪能する時間です。兼六園下から城下まち金沢周遊バスに乗り、「ひがし茶屋街」へ向かいます。

バスは左回りルートで、「橋場町」停留所で下車します。ひがし茶屋街の詳細については、「金沢の歴史堪能デートプラン」や「金沢まるごと食べ飲み歩き!グルメデートプラン」をご覧ください。

たくさん歩いた後のご褒美として、金沢のクラフトビールを楽しみましょう。海外からの観光客にも大人気の「オリエンタル ブルーイング」がおすすめです。

ここでは、多彩な地ビールと窯焼きピザを味わうことができます。

美味しい地ビールを飲み比べながら、お互いに撮った写真を見せ合って、楽しい時間を過ごすのもデートの醍醐味です。

21:00 金沢駅到着・解散 

美味しいディナーを楽しんだ後は、東山三丁目のバス停から左回りルートの周遊バスに乗って金沢駅に向かい解散となります。金沢の魅力を存分に味わった一日となりました。お疲れさまでした。

まとめ:兼六園を中心とした金沢デートプランの魅力

今回は3パターンのデートプランをご紹介しました。

金沢の街中は自然が豊かで、どこを歩いても絵になる景色ばかり。どのスポットも上品で、ゆったりとした時間の流れを感じられます。

実際に周遊バスで巡ってみると、各スポットが比較的近距離にあるため、日帰りデートでも十分楽しめることがわかりました。

宿泊される方は、今回ご紹介したデートプランを組み合わせて、自分たちに合ったスケジュールを組んでみるのもよいでしょう。

かなり歩く時間が多くなると思いますので、カフェや公園などで適度に休憩を取りながら行動することをおすすめします。

このプランが少しでも参考になり、皆様の楽しいデートにつながれば嬉しいです。

紹介デートスポットの詳細情報一覧

兼六園

所在地 〒920-0936 石川県金沢市兼六町1
開園時間 3月1日~10月15日 7:00~18:00
10月16日~2月末日 8:00~17:00
入園料 大人 320円 / 子供 100円
アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅から兼六園下バス停(約20分)下車すぐ
●車で
 北陸自動車道 金沢東インターチェンジから約30分
公式サイト https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/

金沢城公園

所在地 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1
開園時間 3月1日~9月27日、29日 7:00~18:00
9月28日、9月30日~2月末日 8:00~17:00
入園料

無料

【菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門】大人 320円 / 子供 100円

アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅から兼六園下バス停まで約20分、下車してすぐ
●車で
 北陸自動車道 金沢東インターチェンジから約30分
公式サイト https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/

金沢21世紀美術館

所在地 〒920-8509 石川県金沢市広阪1丁目2-1
開館時間 展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00
入館料

交流ゾーン:無料
展覧会ゾーン:展示内容によって異なるため、公式ホームページでご確認ください

アクセス ●バスで
 金沢駅から広阪・21世紀美術館(石浦神社前)行きで約20分、下車すぐ
●車で
 北陸自動車道 金沢東ICから約20分
公式サイト https://www.kanazawa21.jp/

近江町市場

所在地 〒920-0905 石川県金沢市上近江町50
営業時間

生鮮品店:9:00〜17:00

飲食店:7:00〜23:00

(多くの店舗は11:00〜21:00で営業)

アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅→武蔵が辻(約10分)下車すぐ
●自動車で
 北陸自動車道 金沢東インターチェンジから約20分
公式サイト https://ohmicho-ichiba.com/

ひがし茶屋街

所在地 〒920-0831 石川県金沢市東山
営業時間 各店舗により異なる
アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅→橋場町(約15分)下車すぐ

※近隣に駐車場が少ないため、公共交通機関のご利用をおすすめします。

鈴木大拙館(すずきだいせつかん)

所在地 〒920-0964 石川県金沢市本多町3丁目4-20
開館時間 9:30~17:00 ※入館は16:30まで
休館日 毎週月曜日(月曜日が休日の場合はその直後の平日)
年末年始(12月29日から1月3日)、その他展示替え期間中
入館料 一般 310円 / 65歳以上 210円 / 高校生以下無料
アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅→本多町(約20分)下車徒歩4分
公式サイト https://www.kanazawa-museum.jp/daisetz/

※駐車場はありません。近隣に有料駐車場がありますが、常に混雑しているため、公共交通機関の利用をおすすめします。

石川県立歴史博物館

休館日:年末年始、資料の展示替え時など

所在地 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-1
開館時間 9:00~17:00 ※入館は16:30まで
観覧料 一般300円 / 65歳以上・大学生240円 / 高校生以下は無料
アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅→広坂・21世紀美術館(約10分)下車徒歩約8分
 兼六園(随身坂口)から徒歩3分
●車で
 北陸自動車道 金沢西ICから20~30分
公式サイト https://ishikawa-rekihaku.jp/

石川県立美術館

休館日:年末年始および展示替えのため臨時休館あり

所在地 〒920-0963 石川県金沢市出羽町2-1
開館時間 9:30~18:00(入館は17:30まで)
観覧料 一般370円 / 65歳以上・大学生290円 / 高校生以下無料
アクセス ●路線バス・周遊バスで
 金沢駅→広坂・21世紀美術館(約10分) 下車徒歩約8分
 兼六園(随身坂口)から徒歩3分
●車で
 北陸自動車道 金沢西インターチェンジから20~30分
公式サイト https://www.ishibi.pref.ishikawa.jp/

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