
【高知】手漉き和紙の本格体験&里山ゲストハウスに宿泊できる「和紙スタジオかみこや」でデートしよう
今回ご紹介するデートプランは、高知県高岡郡梼原町(ゆすはらちょう)にある「和紙スタジオかみこや」での手漉き(てすき)和紙体験をメインにしたデートプランです。
かみこやはオランダ人の和紙作家・ロギール・アウテンボーガルト氏から本格的な和紙づくりを学べる施設で、敷地内で栽培している原料を使用した本格的な和紙づくり体験ができます。さらに体験のあとは工房の2階にある客室にも宿泊でき、里山でののどかな時間を満喫できますよ。
日本の伝統技術のすばらしさや里山の美しさを満喫できるデートプランなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
おすすめカップル:ものを作るのが好き、自然が好き
どんなデート?:ものづくり、自然、グルメ
目安時間:2日
目安予算:2人で30,000円~
概要:伝統技術や自然に触れるリラックスデート
今回ご提案するデートプランは、「かみこや」で手漉き和紙体験をし、翌日は高知の自然や建築を巡るお泊りデートです。
14:00 | 「かみこや」に到着 手漉き和紙を体験する |
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17:00 | 梼原町中心街へ向かい夕食 (移動:車で20分ほど) |
19:00 | 「かみこや」に戻って入浴→就寝 |
翌8:00 | 「かみこや」にて朝食 |
10:30 | チェックアウト |
11:00 | 四国カルスト「天狗高原」を散策 (移動:車で約30分) |
12:00 | 「星ふるヴィレッジ TENGU」内のレストランにてランチ |
14:00 | 「雲の上の図書館」を見学 (移動:車で約30~40分) |
15:30 | 「雲の上の図書館」内のカフェでおやつ |
かみこやでは、手漉き和紙を体験したあとで工房の2階に宿泊できます。夕食はつきませんが、車で20分ほど走ると飲食店が点在する梼原町中心街に着くので、お好みのレストランで食事を楽しむとよいでしょう。
朝は、客室のテラスにて朝食をいただけます。自然を感じながらいただく自家製の朝食は格別です。
チェックアウト後には、車で30分ほどのところにある「天狗高原」へ。四国カルストの中でも一番標高が高い見晴らしのよい高原なので、自然の雄大さを感じながら癒しの時間を過ごせます。
それでは、まずはメインスポットである「和紙スタジオかみこや」について詳しく見ていきましょう。
オランダ人和紙作家の工房「和紙スタジオかみこや」
「和紙スタジオかみこや」は高知県高岡郡梼原町にある、手漉き和紙を体験できる工房です。四万十川の源流にあたる太田戸川の流域にあり、四方を山に囲まれた自然豊かな立地にあります。
オーナーを務めるのはオランダ人の和紙作家、ロギール・アウテンボーガルト氏。今から40年ほど前、オランダで製本見習いをしているときに和紙と出会い、その美しさに感動したそうです。そして高知に移り住み、原材料の栽培から手掛ける和紙作りを始めました。
そんなロギール氏が2006年にオープンさせたのが、この「かみこや」です。ここでは、本格的な和紙作りを教われる手漉き体験教室をおこなっています。一般的な和紙作り体験というと、紙をすく工程のみの体験が多い中で、ここでは原料の処理の工程から体験することができるのです。
また、原料はすべて敷地内で栽培したものを使用しており、その畑や処理場も見学可能です。原料栽培の段階から、「和紙がどのように作られているか」をしっかり学ぶことができるのが特徴です。
さらに工房の2階は客室になっており、1日1組限定で宿泊の案内をおこなっています。客室内には障子や照明といったいたるところに手漉き和紙が使用されているので、宿泊すれば和紙のすばらしさをより一層体感できますよ。特にものづくりが好きなカップルや、自然の中でゆっくり過ごしたいカップルにおすすめのデートスポットです。
今回は、そんなかみこやの魅力を深掘りするべく、オーナーの息子さんであるアウテンボーガルト陽平さんに詳しいお話を伺ってきました。
自然と深い関わりがある手漉き和紙の魅力を発信
編集部
かみこやは、陽平さんのお父様であるロギールさんがオープンさせた手漉き和紙体験施設なんですよね。手漉き和紙のワークショップ始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
手漉き和紙には、「自然との関わりの深い製造工程で生まれる」という魅力があります。ですが、障子や襖など普通の生活で和紙が使われなくなった現代では、和紙の魅力が忘れられてしまっている印象です。
そういった現代で和紙の魅力を思い出してもらうには、実際にお客様自身で紙作りを体験してもらうことが一番だと思い、ワークショップを始めました。
編集部
私自身も、手漉き和紙を自分の生活の中で使用したのは学生時代の書道の授業が最後だったかもしれません。
かみこやのブログを拝見するまで知らなかったのですが、手漉き和紙は耐久性に優れており、保存環境によっては1000年近くも持つそうですね。手紙や贈り物など、大切なシーンに最適な紙だと感じました。
そんな和紙作りにおいて、特に重要な要素は「水」だと伺いました。かみこやは良質な水や、それを育む自然を求めて、この梼原町太田戸に工房を構えたそうですね。
アウテンボーガルト陽平さん
はい。工房は四万十川の源流域と四国カルストのふもとに囲まれた自然豊かな場所にあります。県境になる集落は高知の里山の原風景を残していて、ホッと心和む雰囲気です。
▲自然の中にひっそりと建つ工房は、街の喧騒を忘れて和紙作りに没頭できそうです。
編集部
四万十川といえば、「日本最後の清流」とも言われるほど水がきれいなことで有名ですよね。そんな四万十川源流の湧水を使うことで、上質な和紙ができあがるそうですね。
また原材料の楮(こうぞ)やトロロアオイなどは全て、無農薬・無肥料で育てていると伺いました。サステナビリティの重要性が注目されている昨今、環境へ配慮したモノづくりの姿勢に魅了されるカップルも多いのではないかと感じます。
原料を叩くところから行う本格体験
編集部
続いて、手漉き和紙体験について教えてください。体験では、具体的にどのようなものを作るのでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
草花を漉きこんで色原料で模様をつけた、A4サイズの和紙を作ります。
▲草花を入れて作る作品はとってもキレイ
▲こちらも体験でつくった作品。どんな草花をどんな配置で置こうか、ワクワクしますね
編集部
和紙ならではの風合いが感じられて、体験での作品とは思えないほど本格的に見えます。A4サイズなので、額に入れて自宅に飾ったり、記念に絵や手紙を書いたりするのにもちょうどよさそうですね。
▲このようにライトにアレンジすると、和紙ならではの繊維や質感が際立って素敵です。
また、この和紙に漉きこむ草花も、工房の畑に自生している植物の中から自分で摘んだものを使用するのだそうですね。その時期やこの地域ならではの植物との一期一会が楽しめて、素敵だなと感じます。
日常では山中で植物を採取するという機会はなかなかないので、カップルで「どれにしようか」と相談しながら選ぶ時間も思い出になりそうです。
体験内容のイメージができるよう、具体的な工程について教えていただいてもよろしいでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
和紙作り体験には「導入」「制作」「お届け」と、大きく分けて3つの工程があります。
「導入」としては、まず初めにどんな紙を作るのかサンプルをお見せしながら解説します。それから畑と原料の処理設備をご覧いただきます。
続いての「制作」は、次のような手順でおこないます。
- 原料を叩く
- 水に溶かす
- 下地を漉く
- 草花を採取する
- 草花を配置する
- 色原料で模様をつける
- 水分を絞る
- 板に張り付ける
▲体験は、原料の楮を叩くところからスタートします。
▲叩いてほぐした楮を水に溶かし、そこにトロロアオイを加えて漉いていきます。
▲里山の自然の中で、草花と向き合う時間も貴重体験の1つです。
▲採取してきた草花を、思いのままに並べて並べていきます。
▲色原料で彩りを加え、絞ったあと板に張り付けて乾燥させて完成です。
そして、自然乾燥させて完成した作品を後日郵送にて「お届け」します。
編集部
手漉き和紙体験をおこなっているところは全国にいくつかありますが、原料を漉く工程からの体験になるところがほとんどだと聞きます。原料を叩くところから体験できるかみこやなら、もともとは枝だった楮が和紙になっていく様子をしっかりと学べますね。
そして乾燥させた作品は1週間から10日ほどで手元に届くとのことで、体験から帰ったあとにも楽しみが残るのがうれしいです。
工程が多く本格的な体験だという印象を受けますが、全くの初心者でも上手に作れるのでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
経験豊富なスタッフが対応しますので、初心者の方もぜひお申込みください。たとえば3歳のお子様でも大人の方と一緒なら作業ができますし、5歳のお子様でしたら一人でもできます。
編集部
そんなに小さなお子様も体験できるなら、「不器用だから心配…」というカップルも気軽に楽しめそうですね。
「センスに自信がなくて不安」という方もいるかと思いますが、かみこやの体験はただ和紙を漉くだけでなく草花を加えることで情緒が生まれるので、雰囲気のある作品を手軽に作れそうだと感じました。
ちなみに体験はどのような場所でおこなうのでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
気候の良いときは、実際に原料の収穫のときに使う「蒸し剥ぎ小屋」の開放テラスでおこないます。自然と一体になった気持ちのいい環境です。
▲すぐ横の里山の自然を身近に感じられるテラスです。
天気が悪いときは、ゲストルームのテラスにて行います。こちらはサンルームのようになっていて、見晴らしもよく快適に過ごせます。
撮影OKなので、ぜひ体験時の様子を記念にお撮りください。
▲室内にいながらも自然を感じられる気持ちのいい空間です。
編集部
自然を身近に感じながら体験をおこなうと、「紙は自然から作られている」ということをより一層実感できますね。このような体験をすると、和紙だけでなく普段の生活で使用している紙も大切に思う気持ちが育まれそうな気がします。
「里山全体を体験してほしい」という想い
編集部
スタッフのみなさんが手漉き和紙体験をおこなう上で、何か工夫されていることなどがあればぜひ教えてください。
アウテンボーガルト陽平さん
せっかくの体験が単なる思い出で終わらないよう、自宅に持ち帰ったあとも飾っていただけるようにご提案しています。20年以上紙漉きの指導をしてきた経験と、アート作品制作のノウハウを生かして、単なる紙漉きの「体験」ではなくお客様の作品制作のサポートのつもりでレクチャーをしています。
また作品作りだけでなく、和紙を育む里山全体を体験してもらえるように努めています。
編集部
手元に形として残るものがあるというのが、手漉き和紙体験の魅力の1つですよね。また、和紙は耐久性があって長持ちしやすいため、2人の思い出の品を長く楽しめる点でもデートにぴったりな体験だと感じます。
かみこやは高知や松山などの市街地から車で90分ほど離れた里山にありますが、そのような場所だからこそ感じられる穏やかな時間の流れや、四季折々の自然美を体感できるのも魅力ですよね。
アウテンボーガルト陽平さん
おっしゃるとおり、かみこやはどこから来てもとても遠いです。そのため、到着されたときにはすでに疲れてしまっているお客様もいらっしゃいます。
それでもみなさま紙漉きが終わるころには、来る前よりもかえって元気になっています。それぐらい、和紙作りには人を癒して元気にする力があります。
編集部
枝から1枚の和紙ができあがっていく様子は想像しただけでもワクワクしますし、畑で草花を採取したり、屋外で和紙作りをしたりするなかで自然からエネルギーをもらえそうな気がします。長時間車を運転して向かう価値のある場所だなと思いました。
1日1組限定のゲストハウスにゆっくり宿泊
編集部
かみこやの手漉き体験と併せて、宿泊ができるプランもあると伺いました。こちらについても詳しく教えてください。
アウテンボーガルト陽平さん
2021年12月現在、2名様では宿泊セットプランのみの対応となっております。1日1組限定のゲストハウスで手漉き和紙を楽しみながら、里山で快適に2人だけの時間をたっぷりと過ごせますよ。
かみこやの2階にある客室は、障子や襖、壁紙などいたるところに、かみこやで作った手漉き和紙を使用しています。手漉き和紙に囲まれた空間で1泊過ごすことで、それらの持つ美しさや温かみ、さらに日本の伝統技術のすばらしさを肌で感じることができます。
▲客室を照らすのは、手漉き和紙の質感が感じられる、温かみのある照明。
▲襖と障子など、さまざまな手漉き和紙に触れることができます。
編集部
1日1組限定なら、ほかの宿泊客を気にすることなくゆっくりとくつろげて贅沢な時間になりますね。手漉き和紙の魅力を堪能できる客室も素敵ですが、チェックイン時にいただけるおやつや、自家栽培フルーツを使用した朝食など、食事も非常に魅力的です。
里山の魅力を、食事からも体感できるプランだなと感じます。
▲かみこやまでのロングドライブのあとは、自家製おやつと番茶でほっと一息。
▲朝食には、自家栽培のフルーツを使った手作りジャムを、自家製パンと一緒に楽しめます。
プランには、『草花漉きこみ和紙』と『伝統手漉き和紙』の2つがありますが、カップルで訪れるならどちらがおすすめでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
草花漉きこみ和紙コースがいいと思いますよ。約2時間で気軽に参加できる内容ですが、それぞれが作業に集中するなかで自分の時間が取れますし、お互いの知らない一面に出会えることもあると思います。
編集部
伝統手漉き和紙の方は、1回の体験で白い和紙を10枚ほど作る内容なのだそうですね。自分で草花や彩りを加えることができる草花漉きこみのほうが、自分たちならではの作品が作れそうだなという印象を受けました。
お互いに、相手がどんな作品を作るのか楽しみですね。完成まで内緒にして、最後に見せ合うのも楽しそうです。
かみこやで手漉き和紙体験をした人の感想・口コミ
編集部
デートでの利用を検討しているカップルの参考になるよう、体験に訪れた方の感想をお伺いできればと思います。実際に体験された方々からは、どのようなお声をいただくことが多いでしょうか?
アウテンボーガルト陽平さん
「すごく楽しかった。」「久しぶりに集中した。」と体験に満足していただけることが多いです。
また、「ほかの紙漉き体験をやったことがあるけど、ここまで最初から最後までやったのは初めて。こんなに本格的だとは思わなかった。」と、驚きの声もよくいただきます。
編集部
「紙が木からできている」ということはほとんどの人が知っていますが、実際にどのように木が紙になるのかについて知っている人はごく一部だと思います。かみこやで原料の楮を叩くところから体験し、さらに畑や処理機などを見学することで、紙ができあがる工程をしっかり学ぶことができますね。
貴重な体験と絶景を見ながらの食事が好評
体験内容や宿のイメージがさらに伝わるよう、編集部ではSNSやGoogleを使ってかみこやの口コミを調査しました。いくつか要約してご紹介します。
- 手漉き和紙体験は、楽しくてやり甲斐のある内容でした。自信がないと不安がっていた母もいつの間にか没頭していました。日本の伝統文化と、こうした匠の技を継承して行く大切さを同時に学べていい時間でした。
- 一泊したのですが、夜はテラスバルコニーで自然の風景を楽しみながらおいしいバーベキューをいただきました。四国での旅行を検討している方には必ずおすすめしているほど素敵な場所です。
- 手間を惜しまず工夫を重ねて和紙作りをされています。すべての原材料をオーガニックにされてることを考えると、安すぎるくらいお値打ちだと思います。
- 絶景の景色を見ながら、手作りパンやジャムのモーニングが食べられます。ガラス張りのテラスでのご飯は本当に癒されます。
編集部
体験については、学びの多さと楽しさを絶賛する口コミが多く見られました。そしてテラスで景色を眺めながらの食事も非常に好評です。周りを自然に囲まれた里山でのBBQも体験できて、キャンプやアウトドア好きのカップルにもぴったりなスポットですね。
かみこやから読者へのメッセージ
編集部
最後に、この記事を読んでいるカップルに向けて一言メッセージをお願いします。
アウテンボーガルト陽平さん
和紙は繊維がとてもきれいなので、気軽に作っても素敵な作品になります。ぜひあなたのストーリーに和紙の里山も加えてください!
編集部
本格的な体験にもかかわらず、全くの初心者でも味のある作品を作れるのが魅力的ですよね。陽平さん、本日は素敵なお話をお聞かせいただきありがとうございました。
和紙スタジオかみこやの基本情報
公式サイト | https://kamikoya-washi.com/ |
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住所 | 〒785-0603 高知県高岡郡梼原町太田戸1678 |
電話番号 | 0889-68-0355 |
営業時間・定休日 | 12月、1月、2月は休業 その他不定休 |
最寄り駅・アクセス | 【車】 ・高知方面から「須崎東IC」を降りて約90分 ・松山方面から「松山IC」を降りて約90分 【バス】 ・JR高知駅より梼原まで約2時間30分 ・JR須崎駅より梼原まで約1時間30分 |
駐車場 | 敷地に駐車場あり 3台以上で来館の場合は要事前連絡 |
体験料金 | 【宿泊プラン】 ・草花漉きこみ和紙・朝食付き 2名様の場合:合計25,000円~ ・伝統手漉き和紙・朝食付き 2名様の場合:合計99,200円~ |
予約 | 必要 |
※最新の情報はホームページ等でご確認をお願いいたします。
※記事中の金額はすべて税込表示です
かみこや宿泊後に訪れたいデートスポット
かみこやで1泊して自家製の朝食をいただいたあとは、梼原町周辺の観光スポットに足を運んでみてはいかがでしょうか。ここでは特に自然の美しさを感じられるデートスポットをピックアップしました。
おすすめのデートスポット
雄大な自然美&地元食材のグルメを堪能「天狗高原」
かみこやから車で30分ほど移動すると、日本三大カルストの1つである「四国カルスト」があります。どこまでも続く広大な草原に、ところどころ白い石灰岩が頭を出している景色が特徴的です。まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界を思わせるような、雄大な自然に浸ることができますよ。
その四国カルストの中でも一番標高が高いのが「天狗高原」です。周りに遮るものがなにもないので、カルストの絶景を大パノラマで堪能できます。
高原内にある山荘「星ふるヴィレッジ TENGU(旧・天狗荘)」にはレストランもあるので、絶景を楽しんだあとはここでランチをとってみてはいかがでしょうか。山菜や川魚など地元の食材を使ったメニューが揃っています。
よさこいネット(天狗高原について):https://www.attaka.or.jp/kanko/dtl.php?ID=7478
星ふるヴィレッジ TENGU(レストラン):https://village-tengu.com/restaurant.html
建築家・隈研吾氏が手掛けた「雲の上の図書館」
かみこやから車で20分ほどのところにある梼原町の役場周辺には、国立競技場のデザインを担当した日本有数の建築家・隈研吾氏の手がけた建物が4軒あります。
どの施設も木材をふんだんに使ったデザインが印象的で、館内ではまるで森の中にいるような気分を味わえます。中でも、梼原町立図書館は館内にカフェがあるので、梼原町デートの締めくくりにこちらでほっと一息ついてみてはいかがでしょうか。
ゆすはら雲の上の図書館:http://kumonoue-lib.jp/
まとめ:手漉き和紙と自然の美しさに癒されよう
今回は、手漉き和紙体験と里山での宿泊ができる「和紙スタジオかみこや」をメインスポットにしたデートプランをご紹介しました。
日常の中で触れる機会が少なくなってきている手漉き和紙ですが、美しい自然とモノづくりとの関わりを感じられるすばらしい伝統技術です。かみこやに1泊して和紙作りや里山の自然に触れることで、心が洗われるような素敵な時間を過ごすことができますよ。
高知県でお泊りデートを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。